大滝オオタキ馬場ババ人事ジンジ労務ロウム研究所ケンキュウショ掲示板ケイジバン
2016/07/16〜2019/03/23までの記事キジデータ
孤独のすすめ2 (No. 254)
投稿者: 大滝 2019/03/23 09:38:23
東京では桜が開花したと。
散る桜、残る桜も、散る桜  良寛
まだ、咲いてもいないのに、散る桜とは無粋極まりないと思うけど、
良寛は人(あるいは自分か?)の命を凝視していたと思う。

僕は公園などの花見で酒飲んで歌ってのバカ騒ぎをかっては苦々し
く思って見ていたものだけど、今は「おう、騒ぐだけ騒げ!楽しむ

だけ楽しめ!」と思うようになったな。酒飲んで騒いでいる人達も
いずれ死ぬぞと思うと飲んで騒ぐことも妙に寂しく孤独の表われ
とも言えなくはないと思うようになったからかな。

今は、寂しい、寂しいと孤独に浸っている人よりバカ騒ぎの寂しさ
の方が僕には好ましく思える。

酒の飲めない僕が、酒飲みの気持ちがわかるわけでもなく、あくまで
も想像の域だけどね。

中原中也の詩を読んでいると、底抜けの寂しさが伝わってくるけど
中原の寂しさは、もう僕の年齢では共感できなくなった。

共感できなくなったほど、歳とったのかと思うと、これまた別な意味で
さびしい〜!
孤独のすすめ (No. 253)
投稿者: 大滝 2019/03/18 12:08:34
五木寛之の「続・孤独のすすめ」を読んだ。五木の「孤独」に関する
考え方は、ほぼ僕にも納得が行くと思えた。煩わしい人間関係が嫌だ

と思いながら孤立することに怯えている人が多いと。元々人間は一人
で生きて一人で死んでいく存在なのだから、原理的に人(おそらく生

きとし生けるものすべて)は孤独な存在でないかと思われる。実も蓋
もないと思われるかもしれないけど、親子兄弟夫婦であろうと、友人
関係であろうと。

会社や学校や狭い社会の中で孤立することは確かに辛いだろうと思わ
れる。僕も多少なりともそういう経験をしてきたからその辛さがわか

らないではない。仕事をしていれば、できるとかできないとか、周り
から承認、評価されないことも孤独を感じる要因かもしれない。若い

時ならばいざ知らず、今は結果がでなくても一生懸命、誠意を尽くし
てやったのであれば、今はそれで良しと思える。ダメだったらお呼び
がかからないだけだろう。

これが、妻子が路頭に迷うことにつながるのであれば、大変だと思う
けど、僕の年齢であれば、そういうしがらみからは解放されている。
歳をとることの良さはこれに尽きるな。

人に愛されることも求めない、人に期待することもしない、それで何か
問題やある?

トラブルは起きないかもしれないけど、それもつまらないというので
あれば、多少のトラブル、孤独は覚悟しなければならないのではないか?
花粉症は辛い? (No. 252) 
投稿者: 大滝 2019/03/11 07:53:55
今年は花粉症がきついみたいだね。なった人でなければその辛さは
解らないと思うけど、結局その人になってみないと、すべては解ら
ないんだね。

禅では自他一如というけれど、これはオレは君であり、君はオレであ
るということで、普通の論理では理解に苦しむ。これは縁起無自性空

を理解してオレも君もすべて実体がない、すべては空であると悟って
わかるということなんだ思う。ナニいってんだかだなぁ。

プライドだとかミエだとか捨てることでさっぱりすることもある。そ
うすることで見えてくることもあるな。

しかし、やっぱりオレと君は違うだろ?
Re:Re:納得がいかん! (No. 251)
投稿者: 大滝 2019/03/09 22:13:42
にしやんさん、こんばんは。
機種変更自体は、2年間くらいで返していけばいいと思うんだけど、僕のようなアナログ人間は、新しいスマホを普通に使えるようになるまで時間がかかる。それが面倒くさいね。ドコモの商売のやり方にもアタマにくるけどね。
Re:納得がいかん! (No. 250)
投稿者: にしやん 2019/03/08 12:49:09
ホントに納得できないですよね。これが向こう(携帯電話会社)の狙い目でしょうか?
最近の携帯(スマホ)の電池は、交換式ではなく埋め込み式になっており事実上買い替えになります。
僕はビジネスとプライベートを使い分けていないので、バッテリーの消耗も早いです。
その上各種機能のバージョンアップも多いので、下手にバージョンアップをすると、自分には使いやすかった機能も使えなくなったりするので極力アップはしない様にしています。
納得がいかん! (No. 249)
投稿者: 大滝 2019/03/04 19:01:07
先日、スマホのバッテリーを取り換えようと思って、ドコモショップ
に行ったところ、バッテリーの取り換えは故障扱いになり、2週間ぐら

いかかると。おまけにインターネットバンキング、パソコンのメール
の閲覧のアプリなどももう1回入れなおさなければならないと。

なんなんだ!これでは、スマホを買い替えろ(機種変更しろ)と云って
いることと同じことだろうと思って釈然としなかったな。

そこで機種変更するのも癪だなと思い今のバッテリーをもう少し使うと
宣言して帰ってきた。いくら携帯スマホの技術は日進月歩だからといっ

て5年間くらいはバッテリー交換で現状のスマホを使えるようにしてほ
しいな思うけど、いかがか?
道元の思想 (No. 248) 
投稿者: 大滝 2019/02/28 13:24:36  
目茶忙しかった2月が終わる。仕事があるのは良いことだとしても
毎日疲れている感じで何だかだなぁ。忙しいと余裕がなくなってじ

っくりと考えられなくなり、いつも何も考えないうちに時間過ぎて
いく感じ。

頼住光子の「道元の思想 大乗仏教の真髄を読み解く」の8回目を
読んでいる。ナント8回目にして、ようやくわかって読んでいる気

がする。正法眼蔵のなかでも、もっとも分かりにくかった「仏性」
論がわかったような気がしたね。「2つに切れたミミズが両方とも

動いていて、どっちに仏性があるか?」という公案があって、道元
は「仏性があるとかないとか」の質問そのものが仏性について実体

的にとらえているからミスリードに導きやすい、ナンセンスといって
いるんだけど、そのことの意味が7回読んでもわからなかった。

今は、「おう、すべてに実体はないんだと」と理解したけどね。しかし、
そうすると、今度は「自分の中に仏がいる」と感じることも誤りなの

かということになって、また、再び霧の中に消えて見えなくなっていく
感じで、元の木阿弥だぁ〜。

しかし、少しでもわかるとそれはそれで進歩していると考えて良しと
する。
老々介護 (No. 247) 
投稿者: 大滝 2019/02/24 23:06:48
NHKのテレビで老々介護を放映していた。いずれ自分たちの身にも
降りかかってくる問題だと思いながら見ていた。ちょっと書くには憚

れるけど、下の始末だって自力でできないこともある。掃除も行き届
かなくなり、もしかしてゴミの山で死ななければならないこともある

かなと思えた。生きることはこういうことだ、死ぬことはこういうこ
とだという常々覚悟が必要だと僕は思っている。
「人間至る処青山有り」だ。

一人で生きたり一人で死ぬよりも介護する立場になったり、介護され
る立場で生きることの方が難しいと思えた。その時の生き方が「本当

の生き方」で人生が問われると僕は思っているんだけど…暗い話で恐縮!
富士山ドライブ (No. 246)
投稿者: 大滝 2019/02/18 17:05:16
先週の土曜日、久しぶりに富士を見てこようと思い、9時頃自宅
を出た。中央高速の大月から河口湖方面に向かって車を進めると、

富士が真正面に見えてきて、いつもながら毎回感動するね。でも
今年の富士は、雪が少ないのには、びっくりしたね。例年だと

河口湖方面から見える富士は5月の連休頃までは全体に雪がかぶ
っているのに、真冬だというのに雪がまだら模様にかぶっている

だけだった。東北、北海道では大雪だというのに、やっぱりじ
わじわと地球の温暖化が進んでいるんだね。

いつも行く日帰り温泉の「ゆらり」で、富士を見ながらぬる湯に
夕方まで浸かっていた。裏富士で太陽の当たり具合によって、富

士全体が青から白に輝いて、太陽が沈むころは頂上付近が赤に染
まってホントにきれいだった。湧いては消えていく雲の変化も面
白かったね。

夕方、「ゆらり」の食事処で「富士山カツカレー」を食した。ご飯
が富士の形でもっているだけで、中身は普通のカツカレー。これが

1500円。うーん、微妙な値段だね。これだったら820円の「ほう
とう」にすればよかったと若干後悔。

近くの道の駅で車中泊をしようと寝たんだけど、早く寝たせいか、
夜の9時ごろ目を覚ましたら、今度は寝れなくなった。

まだ、早かったので車中泊を切り上げ、帰途に着いた。中央自動車
道は空いていたけど、河口湖ICから大月JCまでの道は真っ暗で

道路がよく見えず少々走りにくかったね。途中、談合坂のSAで
休み、それでも自宅には夜11時前には着いた。面白かったね。
教育 (No. 245) 
投稿者: おおたき 2019/02/11 18:05:59 
受験の季節である。電車の中で受験生と思われる若い子が参考書を
必死で読んでいるのを見ると、「おお、がんばれよ」と声をかけたく
なる。

今日テレビで、プロレスラーと医者の子供の中学受験の顛末を放映
していた。わずか12歳で厳しい受験競争に臨んでいるのは、痛まし

い気がした。当の本人は何回落ちても強気で受かっていると超プラ
ス思考であるのは笑えたけど、内心は辛かったろうな。

父親のように医者になりたいという希望があるからこそ頑張れたの
かなと思う。

鷲田清一の「大事なものは見えにくい」のなかで「教育は教えるも
のではなく、見せるものだ」といっている。そうすると父親である
医者は子供に「見せていた」んだ。

僕は、そういう意味では、自分の子供に「見せられなかった親」でな
かったかと思う。今更手遅れだけどね。

「まぁ、いいかぁ〜」と笑ってごまかすことにする。
削除サクジョされました (No.244)
雪山に行こう!2 (No. 243)
投稿者: 大滝 2019/02/09 23:19:19
今日は雪を求めて奥利根、水上高原近くの宝川温泉に行ってきた。
関越の水上ICを降りると雪が降っており、宝川温泉までの山道は

ワクワクした。雪道に慣れていないため、四駆だけど、どこが限界が
わからないので、無理な運転は避けたけど、それでも十分面白かった。

宝川温泉は、大きな露天風呂で混浴が特徴。法師温泉の混浴と違って、
バスタオルが着用が原則。外人が多かったのにはびっくりだね

。露天風呂には石の不動明王の石像があり雪をかぶっていた。不動明王
の真言を唱えながら露天風呂のぬるま湯に1時間入っていた。
気持ちよかったぁ〜

水上温泉の道の駅で車中泊しようと思っていたんだけど、自宅の雪かき
もあるかと思って早々に帰ってきたら、自宅付近ほとんど雪が降ってお
らず、拍子抜けしたな。
雪山に行こう! (No. 242)
投稿者: 大滝 2019/02/03 23:11:45
僕が車好きなのは、皆さんも知っていると思うけど、外車しか買わ
ないので外車好きのブランド志向と思われるのは、不本意だね。

確かに僕が見栄っ張りであることは認めるにしても、僕からすれば、
ホントに良いと思った車がたまたま外車だったに過ぎない。それも

絶対的に良い車を選べるわけのものではなく、僕の基準(性能、ス
タイル、その他諸々)と懐具合と相談してだからキホン妥協の産物
である。

でっ、やはり外車は高い。これから年金生活に入ることを考えて、
いくら好きだからと言って外車ばかりという訳にはいかないだろう

と思って、その時のための軽自動車も含めて日本のメーカーも車種も
すでに決めてある。それはそれで楽しみでもある。

雪のシーズンである。ユーチューブなどで、四駆で雪の中を走って
いる動画や、雪の中で車中泊している動画を見ていると、僕も雪の
中を走りたくなる。

でっ、問題がひとつ、雪の中でスタックしたときに、一人だと心も
となくなるんだ。誰か〜四駆買って僕と一緒に雪山行かないかぁ〜
下手な考え、休むに似たり (No. 241) 
投稿者: 大滝 2019/01/30 23:37:40
哲学者の鷲田清一が「大事なものは見えにくい」のなかで、「何もし
てくれなくてもいい、ただいてくれるだけでいい、と誰かに言いたい
ときがある」と書いている。

僕は、なかなかそういう存在になれないなと思っている。いつも、何
かの、誰かの役に立つ存在でありたい思って余計なことをしゃべった
り、行動しているような気がする。

もし、僕が誰の役にも立たないで、ただ、生きているだけという状態
になったとき、それでも生きていくことができるだろうか。役に立つ

から生きる価値があると思っているとすれば、それは危険な考え方だ
と思うけど、自分では誰かの役に立っていると思うことで幸せを感じ

るとすればそれも誤っているということになるのかしらん。
うーん!わからん。
Re:Re:体調、最悪だぁ! (No. 240)
投稿者: 大滝 2019/01/28 18:39:53
にしやんさん
年末警戒の夜回りから、出初式とか、いろいろ大変なこ
とやっているねぇ。
いろいろあっても家族のために、男はがんばらなきゃ
ね。

本年もよろしく。

Re:体調、最悪だぁ! (No. 239) 
投稿者: にしやん 2019/01/28 13:32:12 
遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。

僕の年末年始は、慌ただしく過ごしましたがおかげさまで病気にならずに済みました。
年末は給与計算と顧問先(特別養護老人ホーム)の嘱託職員用就業規則の作成に追われました。県の監査に引っ掛かり早急に作成を頼まれて、事務所の仕事納めには間に合わず、年末警戒の夜回りから帰宅後朝4時過ぎまで数日間続きました。
年明けも嫁さんの実家へ行ったものの、ご近所さんが亡くなったため、追われるように帰ってきました。正月休み最終日(6日)は出初式に行ってきましたが、岸壁放水担当になりました。僕は放水用の海水を汲み上げる動力ポンプの傍にいたため、排気煙で眼と喉をやられました。

今年は働き方改革元年で事業所には重要な項目を伝えていかなければなりませんが、僕自身もまだ十分に理解していない部分が多くてどうしたらいいのか分かりません。資料等をよく読んで、自分のものにしていかないとだめですね。またご指導、ご鞭撻の程お願いいたします。

自分をみつめる禅問答 (No. 238)
投稿者: 大滝 2019/01/24 19:06:51
南直哉による「自分をみつめる禅問答」を読んでいる。南は曹洞宗の
僧侶でありながら、哲学者っぽくて書いていることは難しいことが多

いんだけど、「自分をみつめる禅問答」は比較的わかりやすい。でっ、
その通りだと思ったのが、以下の文章。「健康でなければならない、生

き続けなければならないと、強迫観念に囚われたように考える人は、
実は「生きていることを否定する人ではないか?

なぜなら、病気にもならず、死にもしないなら、それは生きている人
ではなく、ただ動いている機械だろう。人は生きていることを、まず
何よりも病と死に直面したときに痛切に自覚する」。

これは、完全に幸福な人(お金もあり、健康であり、周りからも愛さ
れている人⇒そんな人いるか!)は、自分が幸福であることがわから

ないという意味だろうか?みんな自分の思う通りにならない人生だか
らこそ(金がねぇ〜、重い病気だぁ〜、誰からも愛されねぇ〜、孤独

だぁ〜)、ささやかな幸せが幸せと感じることができるということでは
ないか?

禅でいう悟りというのは、別な観点から見ると、すべてに期待するな
ということなのかもしれない。僕の年齢になると、それはそんなに
難しいことではないと思える。

しかし、それでいいのかぁ?ギラギラした欲望があってこそ、そのた
めに死ぬ気の努力をしている人こそ生きているといえるのではないか?

やっぱり堂々巡りだなぁ。
仏に逢ったら仏を殺し〜 (No. 237)
投稿者: 大滝 2019/01/18 10:21:30
有馬籟底の「臨済録を読む」の2回目を読んでいる。おおよそ
わかっていたことなんだけど、有名な「仏に逢ったら仏を殺し、

祖に逢ったら祖を殺し〜」は、僕は権威に従うなという意味だ
と思っていたんだけど、もっと徹底していて、「自分の外から入

ってくるものには一切従うな。例えば、他人の意見など、一切
聞くな」という意味だと。聞くことによって迷いが生ずるから

だと。迷うことが一番いけないと。確かに僕が受験の講師をし
ていたときに、受講生の中にはあっちにフラフラこっちにフラ

フラしていて、徹底しないことによって結果が出ない人がいた
なと思いだす。しかし、「仏に逢ったら仏を殺し〜」は、一般的

には危険な考え方ではないかと思う。人の意見を聴くことがで
きない裸の王様を僕は沢山見てきたような気がする。

自分のことは自分ではわからない、人から指摘されないとわか
らないのではないか。たとえば、講習をやったときに自分の投

げかけたことに対する受講者の反応によって、良かったのか悪
かったのか判断するしかないのではないか。人にばかり左右さ
れて自分がないのもどうかと思うけど。

臨済は徹頭徹尾自由を標榜した人だと思う。その意味で僕の目標
ではあるんだけど…
ラグビー日本一 (No. 236)
投稿者: 大滝 2019/01/14 22:23:13
大学ラグビーは、明治が22年ぶりに日本一になった。帝京の10連覇
を阻止すれば、どこが日本一になってもいいと思っていたけど、帝京を

破ったのは関西の天理大学だった。天理と明治の決勝になったんだけど、
僕は天理が勝つと思っていた。がしかし、勝負はわからないね。明治が

勝った。凄い勝負だった。双方の選手とも命を懸けているかと思うほど、
見ていて涙が出てきた。明治の関係者は喜んでいたね。自分の大学が誇り
に思えただろうな。

禅ではこだわるな、執着するなというけれど、こだわらずして、執着せず
してこれだけ頑張れるだろうか、感動するだろうか?プライド、誇りそん
なもの捨ててしまえと禅はいうけれど…

いつもいつも答えは空回りするな。
新年会のお知らせ2 (No. 235) 
投稿者: 大滝 2019/01/09 19:01:04  
新年会の開催場所等、詳細が決まりましたのお知らせします。

場所
にんじんや 千代田区九段南4-2-9 シルキーハイツ1F
TEL 03-3221-1266

時間
17時15分

会費
飲み放題コース4500円(当日の会場費込み)です。

以上
体調、最悪だぁ! (No. 234) 
投稿者: 大滝 2019/01/09 13:56:10
この年末年始はインフルエンザもどきにかかり、体調が最悪だった。
いつもは大晦日に成田の日航ホテルで年越しをし元旦は成田新勝寺

で初詣し、その帰りに息子の家に行く行程が、インフルエンザかも
しれないとの事で、初詣、息子の家はパスした。

せっかくの年始年末の休みもほとんど寝て過ごし、なんか損した感
じだなぁ。体調が悪いなか年末から年始(昨日まで)にかけて、研

修、講習が続きどうなるかと思ったね。僕はキホン目の前にあるも
のしか見えないので、昨日まで全く他のことを考える余裕がなく、
今日になってようやく少し落ち着いた。

若い時だったら風邪をひいても二、三日で治ったのに10日過ぎて
もまだ調子が悪いとこ見ると、歳のせいとは思いたくないけど、免
疫力が相当低下している感じがするな。

年明け早々、景気悪い話で恐縮。明日から気合入れて頑張ります!
新年会のお知らせ (No. 233)
投稿者: 大滝 2019/01/07 12:23:37
今年最初の勉強会は26日にありますが、勉強会終了後新年会を開催します。

予定は、市ヶ谷駅近く(詳細が決まったらこの掲示板で報告します。)
予算は当日の会費を含め5000円を予定しています

。参加ご希望の方は、大滝・馬場事務所(03-6907-3595)にご連絡ください。
謹賀新年 (No. 232)
投稿者: 大滝p 2018/12/31 19:37:28
明けましておめでとうございます。
新年が皆様にとりまして素晴らしい年になることを
心からお祈り申し上げます。私は開業してから「共

生」ということをテーマに掲げてきました。自分の
身もままならないのに「共生とはおこがましい」と

考える向きもあると思いますが、自分の周り、顧問
先、その他の研修、講習でもその実現はともかくと

してその意図は通じたのではないかと思える瞬間が
ありました。

世界の情勢とか日本の情勢とか非力、無力な自分に
は興味はありません。世の中がどう変わろうと、そ

の場、その時で自分がどう対処していくことしか考
えておりません。キホン、ケセラセラです。

自分の年代は自分がどうのこうのするより、若い世
代を育てていくことが大事ではないかと思っていま
す。

今年も精進して行きたいと思います。
本年も宜しくお願いいたします。
良いお年を。 (No. 231)
投稿者: 大滝 2018/12/30 16:03:05
激動に暮れた平成30年も静かに暮れようとしています。
ここ数年、著名人も含めて同時代人の訃報に接すること

が多くなりました。私の年齢から当たり前のことなので
すが、実際に親しかったの人の死は、心に穴があいたよ

うな寂しさを感じました。この10年ほど、禅を勉強をし
てきたせいか生き方死に方ばかり考えてきたように思い

ます。広井良典の「生死観を問い直す」に「人は遅かれ
早かれみんな死ぬ」ということに妙に納得するものがあ

りました。自分だけでなく周りの親しい人たちもみんな
死んでいくんだ(失礼!)と考えると、自分が多少早く死

んだところでどうということはないんじゃないかと思い
ます。だからこそ今が大切、今が輝いていたい。輝いて
ほしいと思います。

この年末に及んで暗い話は心苦しいものがありますが、
死と生は裏表であり、生きるも死ぬも僕にとっては同じ

ことなので、今後も「生死」を追究したいきたいと思っ
ています。

今年も皆様方に大変お世話になりました。来るべき新し
い年も宜しくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
車道楽だぁ〜 (No. 230)  
投稿者: 大滝 2018/12/25 23:37:57
連れ合いがお釈迦にしたシトロエンの代わりの車、アウディQ2が
納車された。本来であれば、ウキウキするところなんだけど、今回

に限ってはそれほどの喜びはないね。連れ合いが主に通勤だけで使
うのであれば、軽でも良かったと思うんだけど、長距離の旅行にも

使う、僕自身が運転することもあることを考え、予算と諸々の思惑
から妥協の産物でアウディにした。もう一つ今回浮かなかったのは、

シトロエンの始末(修理代がいくらかかるかわからなかったこと)、
代車の手配、納車の時期から、こちらの方に弱みがあり過ぎて、ほと
んどディーラーと交渉できなかったことだね。

僕自身は、マツダのCX5とボルボのXC40が気に入っていたんだ
けど、マツダはシトロエンの始末ができないと。ボルボは納車が来年

の4月から5月。代車も有料で(保険も入れると月10万円以上はかか
ると…ふざけるな!)長期間借りるのは無理。

背が高く、かつ、比較的小さく、納車も早いということでアウディに
落ち着いた。

こうなったら車道楽をトコトンつき詰めるかぁ〜なんだかだなぁ〜
削除サクジョされました (No.229)
死生観 (No. 228) 
投稿者: 大滝 2018/12/17 10:44:16
師走で忙しいというのに体調がもう一つ。15年以上前に読んだ広井
良典の「死生観を問い直す」を読んでいるけど、15年前もチンプン

カンプンだったけど、今読んでも難しいね。時間について「現象する
時間と潜在する時間」「老人の時間と子供の時間」「人間の時間と自然

の時間」「俗なる時間と聖なる時間」とに分け、内容は哲学から天文
学までに及んでいるんだけど、今読んでも「そうだ、わかった!」
という実感が持てないでいる。

僕の年齢になると、あんまり簡単なものは、そんなの分かっているわ
いと興味がそそられないんだけど、あんまり難しいとそれはそれで
「わからない」ということ、それ自体に引っ張られるんだな。

道元は、余計な回り道をするなという。ひたすら一つのことに集中し
ろといっていると思われる。わかっているんだけど、僕は、あっちフ

ラフラこっちフラフラでそれを止めることができないでいる。時間は
あっという間に過ぎているのにである。

僕の中では壮大な矛盾の中で何かをつかみたいと思っているんだけど、
カッコつけすぎかぁ〜
N氏の死 (No. 227) 
投稿者: 大滝 2018/12/10 12:08:04
漸く冬らしくなってきた。この掲示板で書いて良いかどうか迷った
んだけど、社労士N氏の喪中はがきが届いたのにはビックリした。

病気ということも聴いていなかったし、喪中はがきには8月4日死
亡とあったけど、7月の末に電話で話していたからなおビックリだね。

死亡の原因を知りたいと思い、N氏が開業当初、付き合いのあった
M事務所に電話したところ、M先生は留守で事務員にきいたところ

「私の口からはいえない」とのこと。これで尋常ではないなという
ことがわかった。勉強会のメンバーで同じ支部(?)のT氏に電話

したところ、自宅で自死したとのことだった。本当にショック。
N氏は、井出塾で合格したときに、井出塾のS先生に開業するんだ

ったら大滝のところに相談に行けといわれて僕のところに来た。相談
するところが間違っているだろうと思ったけど、N氏の誠実な人柄、

気の使い方から、僕は、社労士は人を相手にするものだから、一番
大事な「人間性」という意味では合格点じゃないかとその時は答えた。

以来彼はその言葉に恩義を感じて毎年、盆暮れに虎屋の羊羹を送って
くれ、もう気を使わないでくれと電話すると、「僕が今あるのは大滝先

生のおかげ」といってくれていた。今年も7月の末に電話して、また、
車談義しようと話したばかりだった。彼は支部の役員も務め、単行本

の執筆とか十二分に活躍していると思っていた。それなのに、なぜだ、
なぜ、一番肝心なときに僕に相談してくれなかったのかと思う。

電話したときに「Nです。」と答えたときは、すっごい暗い声で、僕だと
わかる急にはしゃいだような声になった。その話の中で「もう一度頑張

ってみます。」という言葉があり、その時はちょっと?だな思った程度だ
ったんだけど、今となっては重要な言葉だったように思う。

フェイスブックなどにお子さんの動画を積極的に載せ、公私とも順調だ
と思っていた。

なぜだと思う。僕は絶対に生きなきゃいけないと思っているわけじゃな
い。自分を必要とする家族がいるんだったら死ねないのじゃないかと思う。

その家族を悲しませてまでも死ななきゃならないとしたら、そういう
彼をそこまで追い詰めたものは何だったのかと思う。

ホントにいいヤツは早死にするな。Nさん、天国でゆっくり休みな。合掌。
こんなんでいいのかなぁ (No. 226) 
投稿者: 大滝 2018/12/03 23:38:43
この1年間で読んだ本の大半は、禅に関する本ばかりで、それもろく
すっぽ理解できないものばかりだから、ぜんぜん深まっている気がし
ない。

それが如実に出たのは、いろいろな不都合な事態がいっぺんに生じた
時だね。すべてを捨ててかかるのが禅だとすると普段は捨てているつ

もりでも、いざ何かが起こると捨てられないモロモロがわかってガッ
カリだね。見栄だとかプライドだとか人間関係だとか、そんなもの捨
ててしまえと普段は思ってはいても現実には難しいね。

仕事もしている、まだ引退しているわけじゃないから社会の仁義も無
視するわけにはいかないし、そもそも日常の現実と僕の思っているあ

るべき姿が違いすぎて分裂状態に陥っているな。だからといって悩ん
でいるわけじゃないんだけどね。こんなんでいいのかなぁ。
碧巌録 (No. 225)
投稿者: 大滝 2018/11/28 17:27:58
末木文美士の「碧巌録を読む」の3回目を読んでいる。まぁ難し
いんだけど、僧侶ではない学者が書いていることで、わからない

にしても、それなりに納得するところがある。碧巌録は、二元論
とか論理で説明できることは、徹頭徹尾拒否されている。

バカだといってもホントは褒めているんだとか説明されると面食
らうことが多いけど、確かに人と人との関係は言葉を超えたところ
にあるのかもしれない。

碧巌録とか臨済録とか読んでいると、理屈も屁ったくれもなく師匠
に棒で殴られたり、蹴っ飛ばされたり、今だったら苛めとか虐待で

人権侵害になるんじゃないかと思われる逸話が沢山出てくる。僕は
キホン民主主義者でヒューマニストだと自他ともに(認めないか?)

任じているつもりだけど、この類(たぐい)をずっと読んでくると、
理路整然と弁明することがカッコ悪く見えてくる。

優しく説明するよりは、いきなり怒鳴りつけて「バーロ〜!死んじ
まぇ〜!」と、僕が言ったとしても、「ホントは愛情からなんだぜ」

とわかってもらえるかなぁ〜?やっぱりわからないだろうなぁ〜。
Re:Re:事故だぁ〜 (No. 224) 
投稿者: 大滝 2018/11/26 08:11:47
にしやんさん、ありがとう。
僕は、しょっちゅう車を買い替えているけど、最近、車の営業マンのレベルが落ちているような気がする。
ここ1週間、買い替えのためにディーラーを回って痛感したね。

Re:事故だぁ〜 (No. 223) 
投稿者: にしやん 2018/11/22 09:45:50
こういう事って、有り得るんですね。僕も乗用車を買い換えた時、三菱自動車の営業担当者は必ず確認して注意を促してくれます。任意保険は別の代理店にお願いしているので、自分で連絡しなければなりません。
事故が無かったのは不幸中の幸いですが、事故じゃなくても違反切符を切られる時も提示を求められます。

損保代理店も更新前には、必ず更新のお知らせと継続のお願いの電話があります。

購入・点検料その他維持費は結構します。もし値段の割には先生の様にサービスが悪ければ店長に直訴するなり担当者を変えて貰うか、最悪三菱以外の販売店に変えるなりしているかな?の行動を起こしていると思います。

あと関係ないかもしれませんが、僕自身の営業活動もやっております(まだ芽は出ていませんが)。
事故だぁ〜 (No. 222) 
投稿者: 大滝 2018/11/19 10:47:31
人生、ホントに何があるかわからないね。先日連れ合いが車を職場
のガードレールにぶつけて、ほぼおシャカ(お釈迦様に失礼!)に

したらしい。本人は車のブレーキが利かなかったといっているけど、
ナニ言っているんだかだな。

ディーラーの営業のミスか、僕のうっかりミスか任意保険が切れて、
いて、保険が使えないと。口座からは任意保険料が引かれていて今現

在乗っている車の保険だと思っていたんだけど、車を買い替えたと
きの前の車の保険料だった。無意味に1年以上保険料を払っていた

ことになってムカつくんだけど、その間、大きな事故を起こしてい
なかったことを考えると却って運が良かったと思うことにした。
もしこれが人身事故だったらと思うとゾッとするね。

さて、その次の車、連れ合いはしょっちゅう車をぶつけるので、は
じめからぶつけることを想定して軽の一番安いヤツでもいいかぁと


思っているんだけど、それもなんだかだなぁ〜
削除サクジョされました (No.221)
二十億光年の孤独 (No. 220)
投稿者: 大滝 2018/11/12 10:28:19
成長
3歳
私に過去はなかった
5歳
私の過去は昨日まで
7歳
私の過去はちょんまげまで
11歳
私の過去は恐竜まで
14歳
私の過去は教科書どおり
16歳
私の過去の無限をこわごわみつめ
18歳
私は時の何かを知らない
谷川俊太郎「二十億光年の孤独」より

もう平成30年も11月の中旬である。何もしないうちに時間を無為
に過ごしてきたようで、本来じっくりと考えなきゃいけないことを
考えないで過ごしてきたのではないかを恐れる。

まっ、その時はその時、何とかなるかぁ〜
良寛 (No. 219)
投稿者: 大滝 2018/11/05 11:16:26
井本農一の良寛(上下)を読んでいる。数々の詩や歌などの資料から
良寛さんを聖人君子と上げ奉るのでもなく、良寛さんの実像を探った

ものとしてはなかなか興味深かった。ただ、一貫して「自己の社会的
共同生活に対する無能と不適格性が、いつも彼の心の底にあって彼を

苦しめていたであろう。」との指摘は、実はおこがましいけれど、僕自
身にも言えることだと思っていた。今、僕がかろうじて社会的共同生

活を営んでいるとしたら、それは周りの人間関係に恵まれて、運が良か
ったからだと思える。晩年の良寛が老いの寂しさ、わびしさを歌って
いるのは今の僕の年齢ではよくわかる。

されど、われらが日々、人生は楽しいぞと日々の日常のあれこれを情
熱をもって対処していくと、毎日気合いを入れているんだけど。
車の選び方 (No. 218) 
投稿者: 大滝 2018/10/30 19:00:56  
ネットに高齢者向けの車の買い方が載っていた。車を買い替える
こと多い僕にとっては非常に参考なるね。

『若者には若者の都合や事情があるように、中高年には中高年なら
ではのモロモロがある。それゆえ、人間も五十の声を聞く頃からは

車選びの基準をそれまでとは少々変え、「中高年ならではの指針」を
採用するべきだと考えている。でっ、筆者が考える「中高年ならで
はの指針」とは、さしあたり以下の4か条だ。

1. つまらん車は買わない⇒つまらん車に費やす時間などは残っていない。
2. 無駄に大きな車は買わない⇒空間認識能力も正直低下しているし…
3. ある程度「上質」な車を選らぶ⇒安いモノでカッコよく見えるのは若者だけ。
4. 先進安全装備の有無にこだわる⇒年とともにヒヤリ・ハットは必ず増える。』

僕もつまらん車を買って後悔したことは一度や二度ではなかったから
この指針は思い当たることばかりだね。

ある程度、上質な車を選ぶは、だんだん経済的な余裕がなくなると、実現
は難しいね。ポルシェはやっぱり無理だなぁ。残念!
削除サクジョされました (No.217)
削除サクジョされました (No.216)
マイナスの想定外 (No. 215)
投稿者: 大滝 2018/10/23 23:34:22
このところ、膝の調子が悪く、特に階段を上るときなど、痛くてへなへな
になることがあった。いよいよ僕も老人性の膝関節にガタがきたかなと思っ
ていた。

この年齢になると何でもありだと思っているからそのこと自体どうという
ことはないんだけど、歩けなくなるのは厄介だなと思っていたところ、コン

ドロイチンを飲んだり、膝に痛み止めの軟膏を塗っていたらここ二三日なん
でもない。なんなんだと思うな。

この間、スカパーで大学ラグビー中継を見ていたら、解説者が面白いことを
言っていた。マイナスの想定外を絶えず考えてゲームを組み立てることが大

切だと。エースが怪我をして出れなくなったらどうするか、スクラムで押され
たらどうするか、ラインアウトがとれなかったらどうするかとか。いつも、事

が順調に行くわけでもないだろうから、マイナスの想定外を考えておかないと、
勝負には勝てないのかもしれない。

僕はキホンプラス思考なんだけど、これからはマイナスの想定外を考えてお
かなければならないかと思っていた。仕事だとか健康だとか。

そうすると膝が痛くて歩けなくなるのは、この年齢だったら想定内の事態だっ
たということになるな。そうするとまた、気にせず歩けるようになったんだか
ら、これはラッキー!と思っているんだけど…
雑感 (No. 214)  
投稿者: 大滝 2018/10/18 12:36:34
窪田慈雲が現代訳した正法眼蔵を読んでいる。やっぱりわからない
ところが多い。窪田慈雲は僧でもあり仏教学者が現代訳したものと

違い、出家して悟った者しかわからないという記載もあってそれだ
ったら、出版する何の意味があるんだと思う。

仕事は、相変わらず忙しい。一つ済んだら又入ってくるという感じで、
なかなか気が晴れないな。まぁ、命まで取られるわけじゃなし、期限

までにできなくても仕方ないかぁと思うんだけど、根がマジメな
んだね。いつも宿題を背負っているようで憂うつなんだ、これがぁ。
削除サクジョされました (No.213)
宇江佐真理 (No. 212) 
投稿者: 大滝 2018/10/12 17:42:55
小説家、宇江佐真理が亡くなって3年になる。宇江佐真理の最後の
髪結い伊三次シリーズの「竃河岸(へっついがし)」を読んだ。その
シリーズガイドに書かれてあったこと。

「(前略)何度も繰り返しますが、私が読者に訴えたいことに大層ら
しいものはありません。人を殺してはならない、弱い立場の人間に

危害を与えてはならない。親子なかよく、夫婦なかよく、ご近所さ
んともなかよく。そんな当たり前のことを訴えているだけです。

伊三次と女房のお文(ぶん)は、聖人君子ではありません。生きて
いくためにお金を稼ぐ庶民の一人です。(中略)

小説を通して、私は生き方を学んだと言っても過言ではではないの
です。なぜなら、登場人物が抱える悩みや問題を作者も一緒になって
考えるからです。(中略)

小説を書く意味は何ですかと問われたら、私は迷わず、真人間にな
るためだと答えます。これからも真人間になるための努力は続けて
行こうと思います。(後略)「今日を刻む時計のあとがきより」

宇江佐の小説を書く目的が「真人間になるため」だと知って僕は涙が
出た。人生の中で僕は「真人間」になろうと思ったことは一度もない。

それは、僕自身が真人間だからさと言いたいところだけど、僕自身は
宇江佐の小説の中にあるように「あくせくと生きていくためにお金を
稼ぐ庶民」であったからだと思っている。

真人間からほど遠い僕が言うのはナンだけど、みんなぁ、真人間にな
ろうせ!
大菩薩峠 (No. 211) 
投稿者: 大滝 2018/10/08 22:52:45
スカパーの映画で1960年制作の「大菩薩峠」を見た。主役の机龍之介
は市川雷蔵。勧善懲悪ではない時代劇として今でも通用すると思った。

映画は、市川雷蔵にしても本郷功次郎とか菅原謙二にしてももう亡く
なったスターばっかりだけど、山本富士子の美しさや中村玉緒があん

なに凄みのある女優だとはびっくりだね。柴田錬三郎の「眠狂四郎」は、
「机竜之介」のコピーだなと思っていたら、それは常識だったらしい。

中里介山の原作はあまりの長さに読破するのにみんな途中で挫折するら
しく、僕も読んではいなかったけど、映画を見て挑戦したくなった。

また、仕事から逃げるようでナンだけど。
雑感 (No. 210)
投稿者: 大滝 2018/10/01 23:37:51
光陰矢の如し。何もしないうちに時間だけが過ぎていくような感じ。
昨日の日曜日、久しぶりにボルボで新潟の良寛のお墓に参ろうと

思っていたんだけど、台風が直撃するということで諦めた。今年は
特に自然災害が多くないかぁ。

地球の温暖化は、人類がもたらしたものだと僕は思っているから、
人類がその自然から報復されても仕方がないと思うところがある。

どこで何が起こっても不思議はないね。そうすると、今現在無事に
生きていることが奇跡的でいかにも幸運のような感じがする。

毎日感謝しなければならない(何に?)のに、日常を過ごしている
と、つい忘れてしまうんだな。若い時に年寄りが「感謝」という言葉

を発するたびに意味が分からないと思っていたけど、まさにその年
寄りに僕がなってしまったということなんだろうな。

哲学は考えるということが大事、宗教(とりわけ禅)は頭を空っぽに
する(考えない)ことが大事。

僕は両方に興味が惹かれているんだけど、西田幾多郎がいう絶対矛盾
的自己同一って、こういうことじゃないの〜?違うかなぁ?
秋深し (No. 209) 
投稿者: 大滝 2018/09/27 07:31:48
ようやく秋らしくなってきた。
西田幾多郎の「善の研究」を1か月かけて読んだ。絶対矛盾的自己同一
なんていう境地は禅でいう「悟り」と同じではないかと思いながら読ん

だけど、キホン難解でやっぱり僕の凡庸な頭では1回で理解するのは無
理だな。

先週の土日にかけて勉強会の旅行に行ってきたけど、みんな楽しんでく
れただろうか?僕の不手際もあり、女性陣と食事が一緒にできなかった
のは残念だったけど、概ね良かったんじゃないか?

日蓮宗、身延山の久遠寺はこれで3回目。僕は日蓮宗の信者ではないけ
どやっぱりお参りするときは、「南無阿弥陀仏」では、まずいと思い

「南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経、南無妙法蓮華経」と3回唱えて
きた。宗教的に節操がないといわれそうだけど、神様、仏様はそんな
に偏狭ではないだろうと僕は思っているんだけど。

前回は榛名神社、今回は久遠寺、旅行の行程に神社仏閣を入れるのもい
いかなと思っているんだけどね。みんなぁ、また来年も行こうぜ!
樹木希林 (No. 208) 
投稿者: 大滝 2018/09/21 10:48:19
樹木希林が亡くなった。ガンであることを公表し、死の直前まで仕事を
していた。感心するのは、ガンであったとしても同情をあおるわけでも
なく、淡々と仕事をしているように見えた。見事な死だったと思う。

生老病死は仏教では死苦というけれど、その避けられない苦に対して、
樹木希林がどう考えてきたのかどう生きてきたのか聴けるのであれば
聴いてみたかったな。

僕の身内にも同じような病苦に苦しんでいるものがいるけど、なかなか
難しいところがある。

ガンであろうと何であろうとそれがどうしたと今の僕には思える。これが
子供や若い人であれば痛ましい感じがするけど、60歳や70歳を過ぎたら

もういいんじゃないかぁ?生老病死については、自分自身が考えるべきも
ので、人がとやかくいうべきことではないけど…
いざ行かん (No. 207)
投稿者: 大滝 2018/09/17 09:25:28
いつしかに夏はすぎけりただひとり
野中の線路われのよこぎる  牧水

ようやく秋らしい陽気になってきたね。暑い夏を閉口して過ごしながら
いざ、秋の気配が近づくと寂しい感じがするのはどうしてだろう。

いざ行かん行きてまだ見ぬ山を見む
この寂しさに君は耐うるや  牧水

寂しくてもまだまだ僕はまだ見ていない山を見たいと思う。こういうところが
学生の頃と変わっていない。成長しないじっちゃんなんだね。

それでどこが悪いといつものごとく開き直っているけどね。
効率的に生きられねぇ! (No. 206) 
投稿者: 大滝 2018/09/13 14:09:24
9月に入って漸く涼しくなってきたね。
仕事が忙しくて吐き気してくるような感じ。仕事がなければないで
又問題なんだろうけど、なかなか上手くいかないもんだね。

今、西田幾多郎の「善の研究」を読んでいる。まったくチンプンカン
プンだね。藤田正勝の「西田幾多郎=解説本」では、多少分かった

ような気がしたんだけど、原文を読むとまた、五里霧中にハマった感
じがする。なんでオレはこんな訳の分からないことにこだわるのかと
思う。

訳はわからなくても「絶対矛盾的自己同一」なんていう用語に惹かれ
るんだね。哲学にしろ、宗教にしろ、ある時「ああ、わかった!」と

感じるときがある。その快感が忘れられないのかもしれない。残り少
ない人生においてこんな訳のわからないことに時間を費やしていいの

かという想いはある。しかし仕事が忙しい時に限って余計訳に立たな
いことをやりたくなってしまうんだな。つくづく僕は効率的に生きら
れないタイプらしい。

もちろんそれで何が悪いと開き直っているけどね。
Re:Re:台風一過 (No. 205) 
投稿者: 大滝 2018/09/13 13:29:28  
元気なお子さんだね。
今年はどうだったかな?
Re:Re:痩せねぇ〜 (No. 204)  
投稿者: 大滝 2018/09/13 13:21:36
ホントに痩せないなぁ。
やっぱり、年齢がいくと新陳代謝が衰えるからかなぁ。
Re:痩せねぇ〜 (No. 203)
投稿者: にしやん 2018/09/10 20:42:23
体重は僕も悩まされています、財布はいくらでも痩せますが(笑)。父親が糖尿病を患って、その血を受け継いでいるので普段から気をつけないとと感じています。
あの当時親父は、処方してもらった漢方薬を煎じて一生懸命飲んでいました。
家族はあのえげつない臭いに迷惑していましたが、結果としてあまり改善しなかった様に思います。

食事を抜くこともあるそうですが、それはやめた方がいいそうです。実行するなら3食はしっかり摂る、おやつ関係は一切摂らない、珈琲や紅茶のフレッシュも入れない、油類や豆類は極力避ける(高カロリーのため)等を実践してはいかがでしょうか?
買い物等で大型ショッピングセンター等へ行った時は、店内をただうろうろ歩くのも効果はあると思います。

でも食事に関る事は、管理栄養士さんに聞くのが一番かな?
Re:台風一過 (No. 202) 
投稿者: にしやん 2018/09/10 12:58:28
今年は台風も豪雨も何もかもが異常で、まだまだ台風一過とは言い難いかも知れませんね。

僕はこの週末(金曜日の夜に出発)に、あの三菱デリカD5で金谷・千頭方面へ行きます。もちろん家族4人揃って。
前回(2年前)言った時は、千頭駅前の民宿に泊まり、トーマスフェアや大井川鉄道の井川線(接阻峡温泉駅まで)を乗りに行きましたが、駅前の民宿で子供が暴れたり温泉に水を沢山入れて水風呂状態にしたため、散々な目に遭わされました。今回は、別の民宿で泊まりますが、『子供たちよ、頼むから民宿ではおとなしく、かつ温泉に水を入れないでくれ!帰りはトーマス号乗せてあげるから、頼む!』という思いですよ。

帰りは名古屋辺りで雷雨になりましたが、さてさて今年はどうなることやら。
11月22日 勉強会研修旅行 (No. 201)
投稿者: 大滝 2018/09/06 13:31:38
恒例の勉強会研修旅行の詳細についてお知らせします。

〇目的地 
 船山温泉
 山梨県南巨摩郡南部町本郷10617
 TEL 0556 64 2343

〇日時 集合場所
 9月22日(土) 午前10時半
 高尾山口駅(京王高尾線の終点です。高尾駅と間違えないように)

当日、高尾山口駅から車で分乗して現地に向かう予定です。

何か連絡が必要な場合は、大滝もしくは馬場までご連絡ください。

以上
同じことの繰り返しだぁ! (No. 200) 
投稿者: 大滝 2018/09/03 16:57:12
道元の正法眼蔵(現代訳石井恭二)5巻を読んだ。分からないところが
半分、解説で何回も読んでいるところが半分。何度も云っている通り、

読んだからといって理解したわけではないし、まして禅がわかったとい
うわけではない。生意気にもこれはないんじゃないかと思える部分も

ある。一番納得がいかなかったのは、日常の細々した生活まで細かく
規則で定めているところ。いくら出家したからといって、ここまで行き
すぎではないかと思える部分もある。

永平寺で修行している雲水は今も正法眼蔵に書かれているような修行を
しているんだろうか?当たり前だけど、とっても僕には耐えられそうも

ない。厳しい修行があってもいいと思うけど、それが究極の自由につな
がるんだろうか?

正法眼蔵を読んでも、碧巌録を読んでも、臨済録を読んでも、答えがな
いというのが答だなと最近は思っているんだけど…

そうすると最初に戻ってしまうんだ。それの繰り返しだなぁ。
Re:Re:貧乏暇なしだぁ! (No. 199) 
投稿者: 大滝 2018/09/03 10:57:04
にしやん様

大変だったね。頑張れ!
Re:貧乏暇なしだぁ! (No. 198) 
投稿者: にしやん 2018/08/31 21:31:22
僕も貧乏暇なしです。

昨年のこの時期はかみさんと子供の事で日参するが如く、毎週末には和歌山(橋本市)へ往復して罪滅ぼしをしました。仕事も少しずつ助けて貰える様になりましたが、鬼ならぬ親の居ぬ間に持って行ったり引きとったりの繰り返しでした。

事務所は職員が入れ替わったため、僕が踏ん張って処理しなければならず、この時はホントにかみさんの有難さを実感しました。

実際の仕事も支払いのいい事業所ほど離れていく傾向にあり、その補充するために営業活動しないといけないが、何せサラリーマン時代に営業の部署で働いたことがないので苦戦を強いられています。

人を育てるよりも売り上げアップさせる事が、僕の課題です。
Re:Re:試乗 (No. 197) 
投稿者: 大滝 2018/08/28 15:11:50
にしやんさん

本当にご無沙汰ですね。元気でしたか?

奥さんを迎えに6か月、神戸と和歌山を往復したの?
それだけでも尊敬に値するね。

三菱デリカD5は、どこにでも行ける車でなかなか良い選択をしたんじゃないの?家族で車中泊もできるね。

奥さん、子供さんを大切にね。 
削除サクジョされました (No.196)
Re:試乗 (No. 195) 
投稿者: にしやん 2018/08/27 16:56:24
永い間ご無沙汰をしております。お変わりありませんでしたでしょうか?

僕は今年、マイカーを買い換えました。本当は来年夏(車検)までに買い換える予定でしたが、昨年夫婦喧嘩をしてかみさんを怒らせて実家へ帰っちゃったため『三顧の礼』ならぬ日参するが如く神戸から和歌山県まで毎週迎えに往復しました。往復160キロ、約6か月続いたのであっという間に11万キロに達して、早めの買い替えを勧められました。

僕は三菱以外考えず、旧車(コルトプラス)と同クラスで考えましたが、営業担当の方は子供の事を考えてこれにされたらと『デリカD5』他2車種を勧めて頂き、すべての車種を試乗してデリカD5に決めました。
今までビジネスと共用のため、デリカD5はプライベートはいいが、ビジネスには不向きですが…。

あとはガソリン車にするかデイゼル車にするか、2駆か4駆か、オプションをどれだけ付けるか色々相談しながらやっと決まり、値段が出てビックリ。

その後はお決まりの値引き交渉ですが、店長より上役の本社営業本部長決済が下りてめでたく納車しました。実際に乗ってみると車体が重いのとパワーが若干落ちるので燃費は若干悪いですが、満足しています。
永い間ご無沙汰をしております。お変わりありませんでしたでしょうか?

僕は今年、マイカーを買い換えました。本当は来年夏(車検)までに買い換える予定でしたが、昨年夫婦喧嘩をしてかみさんを怒らせて実家へ帰っちゃったため『三顧の礼』ならぬ日参するが如く神戸から和歌山県まで毎週迎えに往復しました。往復160キロ、約6か月続いたのであっという間に11万キロに達して、早めの買い替えを勧められました。

僕は三菱以外考えず、旧車(コルトプラス)と同クラスで考えましたが、営業担当の方は子供の事を考えてこれにされたらと『デリカD5』他2車種を勧めて頂き、すべての車種を試乗してデリカD5に決めました。
今までビジネスと共用のため、デリカD5はプライベートはいいが、ビジネスには不向きですが…。

あとはガソリン車にするかデイゼル車にするか、2駆か4駆か、オプションをどれだけ付けるか色々相談しながらやっと決まり、値段が出てビックリ。

その後はお決まりの値引き交渉ですが、店長より上役の本社営業本部長決済が下りてめでたく納車しました。実際に乗ってみると車体が重いのとパワーが若干落ちるので燃費は若干悪いですが、満足しています。


八ヶ岳高原ライン (No. 194) 
投稿者: 大滝 2018/08/26 14:20:43
昨日、天気が良かったので甲斐駒ヶ岳と八ヶ岳を見ようと自宅を出た。
圏央道の渋滞がひどく中央道に入るまで時間がかかってしまった。高

速道路の小淵沢付近までくると、甲斐駒も八ヶ岳も上の方に雲がかかっ
て見えなかった。しょうがないので、小淵沢の道の駅に併設されている
温泉(延命の湯)に入り、そこで車中泊することにした。

道の駅は、ほとんどキャンピングカーでいっぱいだった。いろいろな種
類のキャンピングカーが駐留していて見ているだけでも楽しかった。

延命の湯は、キャンパーと地元のじっちゃん達でにぎわっていた。僕が
いつも行くよしおか温泉のじっちゃん達と少しちがうのは、清里に近い

ので別荘族のじっちゃん達が多いかと思われた。ナニカ品があるんだ(何
が品だぁ!)。

今日は、朝早く出発し八ヶ岳高原ラインを走り佐久に出て上越道回りで帰
ってきた。八ヶ岳高原ラインは木々の緑に囲まれて素晴らしい道だった

。途中、近くに八ヶ岳がくっきり見え、木々の間から遠くに甲斐駒が見え
たのには感動したね。いつも思うんだけど、こういう道を何のストレスも
なく走るのは最高だと思うね。

上越道を通るときはいつものごとく横川のSAで昼には少し早かったけど、名物
の釜飯を食し帰ってきた。
確信を持って云え! (No. 193)
投稿者: 大滝 2018/08/19 00:17:25  
相変わらず忙しい日が続いている。

派遣協会の相談業務をしていると、時々、思わず怒りが爆発するときがある。
先日は、派遣会社から派遣先で派遣を拒否されたスタッフに休業手当を出さ

ないでいい方法を教えろとの電話には「そんな方法はあるか」とつっけんどん
に答えたら相談者を変えろときた。こんな奴が派遣会社には結構いる。

僕らは何のために生きているんだろうか?苦しむためか?悲しむためか?人を
幸せにするためか?人を不幸にするためか?

無感動、無意味、虚無の嵐のなかで、それでも自分は生きているぞ、人生は
素晴らしいぞと「誰か確信を持って云え!」

といつかこの掲示板で書いたけど、今でも、「人生は素晴らしいぞ」と確信を
持って云えない自分がいるな。
暑いねぇ〜 (No. 192) 
投稿者: 大滝 2018/08/12 15:50:20
クソ暑い日が続く。昨日の土曜日、久しぶりに良寛さんに会いに行こう
と思って自宅を出たんだけど、関越道が恐ろしく渋滞していた。お盆休み

の前だったからだと思うんだけど、鶴ヶ島のICに入ってすぐ、新潟まで
日帰りで行って帰ってくるのは無理と判断して、目的地をいつもの前橋の

よしおか温泉に変更。それでもよしおか温泉に着いたのは午後の2時頃だ
った。よしおか温泉は、あいかわらずじっちゃん達でにぎわっていたね。

よしおか温泉は道の駅にもなっており、キャンピングカーで来ている人も
いて、駐車場でタープをはりその中でテーブル、イスを出して昼寝をして

いる人もいた。そういう人たちも僕と同年配のじっちゃんが多いね。自由
な感じでいい時間を過ごしていると思ったな。

よしおか温泉の近くに美味しい蕎麦屋があって、帰りにそこで蕎麦を食べ
るのを楽しみにしていたんだけど、駐車場が満車でパス。帰りの上里SAで

ざるうどんを食った。やっぱり待ってでも蕎麦を食った方が良かったな。上
里SAで車にベッドをセッティングして車の中で休んでから帰ってきた。

やっぱり暑い時は車中泊は心地良くないな。高原に限るね。
思考には気をつけなさい (No. 191) 
投稿者: 大滝 2018/08/07 08:41:01
くそ暑い日が続く。車で走っていると外気温が40度を超えていること
が度々あり、尋常でない陽気が続いているね。

「お坊さんが教える悟り入門」に書いてあったこと

「思考に気をつけなさい
それはいつか言葉になるから

言葉に気をつけなさい
それはいつか行動になるから

行動に気をつけなさい
それはいつか習慣になるから

習慣に気をつけなさい
それはいつか性格になるから

性格に気をつけなさい
それはいつか運命になるから」 マザーテレサ

僕は、クリスチャンじゃないけど、これはよ〜くわかる。僕の
年齢では運命も決定していると思えないこともないけど、それ
も「思考」だろう。

僕の年齢でも普段の「思考」には十分注意が必要だと思われる。
言葉に縛られるということもある。仏教ではそれを煩悩といっ
ているけどね。
弱くて何が悪い! (No. 190)
投稿者: 大滝 2018/08/02 12:11:37
正法眼蔵の原文を現代語訳したものを解説無しで読んでいる。
何回も同じ項目について解説本では読んでいるけど、やっぱ
り解説無しで読むには手ごわい感じだね。

正法眼蔵のなかで臨済録とか碧巌録の公案についても触れてい
て、徳山とか臨済の評価については、同じ正法眼蔵のなかで矛
盾したことをいっているのは面食らうな。

道元禅師に対してはもちろん尊敬お慕いしていることには変
わりはないけど、だからといって道元絶対だとは思わない。

正法眼蔵についてほとんどわかっていないのに不遜だとは思
うけど、ダメなものやっぱりダメだろうと思う。

正法眼蔵隋聞記を読んでも道元さんは弱さを見せる人間に対し
ては厳しい感じがする。

僕は徳山とか臨終に際して死にとうないとつぶやいて亡くな
った仙高ウんが大好きなんだけどね。

弱さを人間らしいと決定・評価することも問題があるけど、
それにしてもなぁということなんだけど…
台風一過 (No. 189)
投稿者: 大滝 2018/07/30 18:48:33
台風一過。ボルボで草津温泉に行こうと思って出かけたところ、
関越道の藤岡付近で暴風雨になり、恐れをなしてよしおか温泉

に目的地を変更した。よしおか温泉に着いたら、天気がからり
と晴れた。

よしおか温泉の露天風呂は、地元のじっちゃんたちが集まって
おり、(若い人は10人に1人くらいかなぁ)どこの日帰り温泉

がいいか話合っていたな。仕事から引退して日帰り温泉をめぐ
っているのはいい老後だなと思いながら話を聴いていた。

熱い日差しに体を焼いている人もいて真っ黒な人もいた。なかに
りっぱな入れ墨を入れたこわもてのじっちゃんもいて、どういう
人生を歩んできたのか興味深々だったね。

でっ、温泉から上がり、帰ろうとすると、又土砂降りの大雨で、駐
車場行くまでずぶ濡れになってしまった。

関越道に入ると、また、天気があがり、道路も乾いていたな。妙な
陽気の一日だった。

久しぶりにステーキの「どん」でステーキを食い、帰ってきた。
平常心、これ道。 (No. 188)
投稿者: 大滝 2018/07/26 11:49:01
ひろちさやの「超訳 無門関」を読んでいる。原文を和訳しただけ
では、まず理解できないところを、ひろなりに解釈していて、それ

でも理解に苦しむところがある。その中で「平常心、これ道」を一
般の解釈では、どんな場合でも平常心でいられるように修行しろと

解釈されているところ、ひろちさやは、「どんな場合でも楽しめ」と
解釈している。ひろちさやの解釈には首をひねるところも多いけど、
これに関しては僕も同感する。

極限的な状況の下で美しさを発揮してもそれを脱し日常に戻るとダメ
になる人が多いのは、禅機を掴んでいない(要するにわかっていない)

からだと。それはボクにもわかるような気がする。いつも末期の眼で
(限界的状況の下で)現実を見ることを心掛けても、日常の中ではす
っかり忘れはててしまうんだな。

どんな場合でも楽しんでいるかどうか、僕の場合は仕事をしていても
週末には車で高原を走ることを考えているからダメなんだね。

仕事も楽しんでやらなければね。これが相当難しいんだけど…

役立たずだぁ! (No. 187) 
投稿者: 大滝 2018/07/20 19:07:34
冗談でなくくそ暑い日が続く。茨木のり子詩集をパラパラ開いていたら
折り目をつけていた詩が以下の(存在)と云う詩。70歳近くもなって
詩を読むのは、いささか恥ずかしい感じがするけど、今、この詩を読ん
でみると涼しげな風が吹き抜けていくような感じがする。

時々、現実を忘れたくなる。現実がつらいとか苦しいというのではなく、
生活的な、仕事的な、合目的な日常から、それらと全くそれには役には立た
ないことに身を置きたくなる。

僕は元々は役立たずの人間だったのだな。それでどこが悪いと開き直って
いるけどね。


(存在)
あなたは もしかしたら
存在しなかったかもしれない
あなたという形をとって 何か
素敵な気がすうっと流れただけで

わたしも ほんとうは
存在していないかもしれない
何か在りげに
息などはしているけれども

ただ、透明な気と気が
触れあっただけのような
それはそれでよかったような
いきものはすべてそうして消え失せてゆくような
地球温暖化だぁ (No. 186)
投稿者: 大滝 2018/07/16 23:22:45
連休の3日間、日本全国、ヒートアイランドになっていたみたいだね。
経験したことがない大雨とか大型台風とか間違いなく地球は温暖化し

ているように思える。温暖化の原因が人類の営為だとすると、まさに
自業自得ということになるんだろうか。

政治にしても経済にしても国際関係にしても人類の未来が滅びの方向
に向かっているようで何となく憂鬱である。

まぁ、滅びてしまうものであれば滅びてしまえと僕は思っているけど、
それはあまりにも無責任かぁ〜
滑ったぁ! (No. 185) 
投稿者: 大滝 2018/07/09 10:41:17
あっという間に7月である。西日本では大雨の被害で土砂崩れとか家が
流されたりで死者、行方不明者が100人を超えたと。本当にお気の毒で


ある。日本のどこに住んでいても災害に合わないという保証はないから、
常々そういう覚悟はしておいたほうが良いと思っている。

思いがけない事故といえば、先日の土日に表磐梯を旅行したとき、ホテル
の浴場で滑り足をねんざしてしまった。滑るから注意してくださいと書い

てあったにもかかわらず、滑ってしまった。滑ったとき鉄のポールにしが
みついていて頭を打ったりすることはなかったんだけど、目の前で足首が

変な風に曲がったのを見てこれはやってしまったと思ったな。それでも部
屋までは普通に帰ってこれたんだけど、夜10時くらいになって、足がつけ

ないほど痛みが増し、不本意だったけどホテルのフロントに連絡した。ホ
テルマンがさっそく駆け付けてくれ、マットをメゾネット方式の2階から
降ろしてくれ、湿布薬と氷、氷枕を持ってきてくれた。

車の運転はなんとかなると思ったけど、杖を突いても歩くことができない
ほどだったので、これはヤバイことになったと思っていた。

でっ、ナンとホテルマンのもってきてくれた湿布薬が劇的に効いて夜中に
はトイレに立つことができ、朝には歩くことができるほど、回復していた。

感心したのはホテルマンの対応だね。イやな顔も見せずできる限りのこと
はやってくれたなと思う。感謝だね。

まっ、回復力が早いというのは、僕が実年齢より若いとも云えるんじゃない
かぁ〜

滑るから気をつけろと書いてあるにもかかわらず、滑るのは老化のしるしとも
云えると思うけど…
10年前の日記から (No. 184) 
投稿者: 大滝 2018/07/03 22:28:52  
「哲学者の西 研が、哲学する(あるいは、人生を生きる)とは、「自分の物
語を作っていくことであり、それを他者と共有すること」だと、云っている。
う〜む、なるほど。

しかし、僕は自分の物語を作っていくことで精一杯であり、それを他者と
共有する(他人に理解してもらう)なんて、不可能だなぁと思っていた。でっ、

自宅で一人でずっと仕事をしたり、勉強したりするときに限って、妙に不安
になったり精神衛生上調子良くないんだな。むしろ外に出て、仕事したり、
誰かとしゃべっていたりする方が精神衛生上は調子いいな。

これはどうしてかな。しゃべることであるいは仕事をとおして自分の存在
を確認できるということなんだろうか。そういう意味であれば、西の云って
いる事はわかるような気がする。

信じてもらえないけど、僕は、元来人見知りするタイプです。むしろ人付き
合いが苦手なんだけどね。人と交渉することで不愉快なことがあるにして

も、他者を理解し、理解されるような努力はするべきだと西は云うけど、で
も嫌な奴もいるからなぁ。」

10年以上前は、こんなことを考えていたんだ。今でも当時とあまり変わって
いないけど、「生きるとは自分の物語を作って他者と共有していくこと」は、

やっぱり難しいと感じている。一人で生きられるわけではないから、否応なしに
他者とつながりながら生きていくしかないんだけど、僕の物語は僕の物語であり、

他者の物語は他者の物語だろう。自分の物語を他者と共有しなければならない
とか他者の物語を自分と共有しなければならないとか、ずいぶんと不自由な

感じがするな。自己と他者が共通の物語を作っていくということはあると思う
けど…
痩せねぇ〜 (No. 183) 
投稿者: 大滝 2018/06/29 10:26:00
最近、血糖値が高いということで、昼食を抜くなどの食事制限してい
るんだけど、体重もなかなか落ちないのはどうしてだろう?

Bさんから甘いものを控えるとかTさんから歩けと言われているんだ
けど。これがなかなか難しい。ジュースは飲まない、コーヒーに砂糖

は入れない、お菓子の類は自分からは買って食べないということは実
行しているんだけどね。運動がなかなか難しい。自分ではこれでも努

力していると思っているんだけど、新陳代謝が衰えているんだろうね。
こうなったら断食でもするしかないかぁ〜
ミミズは仏である。 (No. 182)  
投稿者: 大滝 2018/06/23 07:35:21  
正法眼蔵随聞記の中に、「師(指導者)が、もし仏というのは、
ヒキガエルやミミズであるといったら、ヒキガエルやミミズを、

これが仏であると信じて、平生の知識を捨てるのである。中略
 ただ、現在目に見えるところを、そのままを、仏と理解する

のである。もしこのように、指導者の言葉に従って、自分の勝
手な物の見方や、昔から持っている執着を改めてゆくと、おの
ずから、道にかなうところがあるはずである。」とある。

10年ほど前、正法眼蔵随聞記を初めて読んだときに、道元さん
とはいえ、馬鹿なことを云うもんだと思った。宗教とは信ずる

ことであるけれど、指導者を盲目的に信ずることがオウム事件
のようなことを引き起こすんじゃないか?宗教とはいえ、理性

を失うような信心はどうよと思ったな。今また改めて読むと、
正法眼蔵随聞記は出家僧を対象にしている。そうすると、道元が

ここで言っているのは、「ヒキガエルやミミズを、これが仏であ
る」であることが正しいと云っているのではなく、自分の通念、

常識を一回こわせ、自分の通念を実体化してそれにとらわれる
ことから離れろと云っているように思われる。

僕はインテリゲンチャの端くれと思っていたから、何をしてもど
ういう方面に進んでも、その理性とか常識とかあるいはプライド

がジャマをして、結果、何も得ることができなかったと思ってい
る(反省!)。しかし出家しないかぎり、師を得ることはできない

し、真理(悟り)はつかめない(道元はそう云っている)とする
と、僕のようなものは、自然、書物に書かれている祖師たちの言

動から学ぶしかないんだろうな。面倒くさくはないけど、それも
良し悪しだなぁ。
わかってねぇ〜 (No. 181)  
投稿者: 大滝 2018/06/17 09:26:33
有馬ョ底の「禅、捨てる生き方」の3回目は読んでいる。易しく禅を
解説していてこの手の本としては出色していると思う。現代日本の仏

教界を代表する臨済宗の禅僧といわれているだけのことはあるな。道
元の正法眼蔵にしても、正法眼蔵随聞録しても、出家した修業僧を対

象にしていて最終的には出家しないとわからないということか思うと
ころがある。
有馬の「禅、捨てる生き方」は、碧巌録とか無門関とかその他の禅の
語録を、現実の生き方に応用していていて、碧巌録の内容についても、

「ああ、こういう具合に理解するのか」と思うことが多々あった。碧
巌録も2回読んだけど、こんなのあったかなと思うほど、僕は理解し

ていなかったね。「シンプルに、こだわらない、捨てる」ということが、
頭の中ではなく、現実の生き方に応用したいと思っている。

その禅の語録の中に、「本来無一物 人は皆、裸で生まれ、裸で死んで
いく」と。その通りだと思う。

その通りだと思いながら「今度、新しく出た車が欲しいな」と考えてしま
う。矛盾だぁ〜、わかってねぇ〜
宗教家 (No. 180) 
投稿者: 大滝 2018/06/11 23:58:51
新幹線の中での無差別殺人とか、最近、理不尽な動機の犯罪が多いような
気がする。犯罪でなくとも、相談者の中には、何かにとらわれてそこから

抜け出せない派遣労働者も散見する。法律相談よりはむしろ精神的な相談
解決のほうが適当であると思う場合も多いね。

そういう相談はお医者さんがふさわしいんだろうか、それとも心理カウン
セラーがふさわしいんだろうか?僕は宗教者(お坊さんとか牧師さんとか)

がその役割を担うべきじゃないかと思っているんだけど、具体的にそうい
う宗教者が少ないことがホントに残念だと思う。オカルトだったり金儲け

だったり、人の弱みに付け込むような輩もいるし、健全な宗教家を探すの
はホントに難しい。

僕個人は、良寛さんとか一休さんとか道元さんとか現実に生きてはいない
けれど、過去であってもこういう人たちがいてくれてホントに良かったと
思っているんだけど。
ミッシングワーカー (No. 179) 
投稿者: 大滝 2018/06/05 16:49:50
先週の土曜日、NHKで「ミッシングワーカー」という特別番組をやって
いた。親の介護のために離職した人達が、親が亡くなって介護が終了した

としても、職に復帰できない人達が100万人を超えたと。介護を終えても
自分が50代、60代になっており職に復帰することも確かに困難であると
思われた。誰もそういう状態に陥るリスクがあるとして番組で警鐘を鳴ら
していた。

ミッシングワーカーになる原因は、非正規労働の増加と介護とういうこと
だけど、非正規労働も介護も少なくなるということは当面考えられないこ
とを思うと、問題は深刻だと思った。

僕自身は介護する立場ではなく介護される立場になっているけど、息子に
は僕の介護のために職は辞めてほしくない。僕個人も今後どうするか真
剣に考えておかなければならないと思ったね。

不景気な話ばかりで申し訳ない、恐縮!
ラグビー観戦 (No. 178) 
投稿者: 大滝 2018/05/31 16:40:42
先日の日曜日、山梨の小瀬スポーツ公園にある山梨中銀スタジアムで
実施されたラグビーの招待試合、早慶戦を見てきた。天気はよく、ス

タンド越しに見える青い山々がきれいで、気持ちが良かった。東京の
秩父宮ラグビー場も秋のシーズンになると、周りのイチョウの木が

まっ黄色になって、その街路樹を歩くだけでも気持ちがいいんだけど、
地方の競技場で行われるラグビー見物もそれはそれで楽しかった。

でっ、当の早慶戦、試合終了時間間際に慶応にトライされて逆転負け。
ムカついたね。

試合前、早稲田のファンと思われるじっちゃん、Wの文字が入った野球
帽を斜めにかぶり、あまりキレイそうでないポロシャツを着てダブダブ

のズボンにサンダル履きのいで立ち(僕もほぼ同じ)。一方ケイオーの
OBと思しき紳士、このくそ暑いのに、ブレーザーにネクタイ。

いで立ちからして負けているなと思っていただけに、試合でも負けて、
情けねぇ〜。バーロー!(泣く)
勉強会研修旅行について (No. 177) 
投稿者: 大滝 2018/05/30 09:30:36
今年も勉強会研修旅行を実施します。
日時 9月22日(土)
場所 船山温泉
費用 2万8千円(余ったら返金します。)

私の想定では、京王線 高尾山口駅 に集合してもらってそれから車で現地に行きたいと思っています。

参加ご希望の方は、大滝・馬場事務所(03-6907-3595)までご連絡ください。
青年の樹 (No. 176) 
投稿者: 大滝 2018/05/24 15:13:40
もう半世紀以上前に出版された石原慎太郎の小説「青年の樹」を読ん
でいる。東大に入学した学生の青春小説なんだけど、僕が中学生の頃、

テレビ化されて、当時ワクワクしながら見ていたものだった。僕が
「学生」というものに憧れるきっかけとなった番組で、今、小説で

読んでも当時のワクワク感が伝わってくる。当時でも、意気に感じて
青春を全うしようとする東大生がいたとは思えないけど東大生である

からこそ、本来のコースを外れても自分の内なる魂に従って生きていく
という主人公がホントにカッコよいと思った。

昨今、目にする同じ東大出身でも出世のために平気で嘘をついていく
官僚の人生は、仮にその行く着く先で出世のトップになったとしても

僕には惨めな人生のように思える。まして今世間を騒がしている日大
アメフト部の監督・コーチはおそらく死んでもその価値がわかること
はないだろうな。

ボロは着てても心は錦〜なんだけどなぁ。やっぱり負け惜しみかぁ〜
日大アメフト部の栄光2 (No. 175)
投稿者: 大滝 2018/05/20 09:01:41  
懸念していた通り、悪質タックルは大騒ぎになった。今日の朝日の
1面で監督謝罪の記事が載っていたけど、遅きに失した感がある。

日大には危機管理学部があると。悪い冗談ではないかと思える。監
督含めてアメフト部、日大の対応が後手後手に回ったのは、事の重

大さに気づいていなかったのではないか?なんでも監督は日大の評
議員でナンバー2の地位にあり絶大な権力を握っていたとか。誰も辞
めろといえなかったわけだ。マスコミは当分叩くだろうな。

危機管理という点で、僕も労働問題で顧問会社から相談を受ける。そ
の時に、会社の弱点となる事実ををとことん洗い出す。そしてその事

実に対して会社に問題となる点があればそこは認める方向で解決しよ
うと思っている。弁護士さんは又違った考えがあると思うけど。

今回の件は、認めるにしても認めたら、その時点でその組織が終わりと
いう危機がある。そういう危機を作り出したという点で、やはり監督の
責任は重いというべきなんだ。日大は事が発覚した時点で監督解任、チ

ームは対外試合自粛を早々に打ち出すべきだったと思う。よその大学か
ら対戦を断られ、マスコミが騒ぎ出してから監督が辞任するなんて、危機
管理という観点からは何をやっているのかと思う。

当の選手については責任がないということはないと思う。いくら監督の
命令だったとしてもそれに従うべきではなかった。しかし、それをきかな

ければ試合に出してもらえないどころか就職だって左右されることがある
とすれば、拒否することについては期待可能性がないといえるのかもしれ

ない。いよいよ監督の責任は重いな。今後の日大アメフト部はどうなるん
だろうか?心配である。
日大アメフト部の栄光 (No. 174) 
投稿者: 大滝 2018/05/16 11:11:03
日大アメフト部が関西学院大学との定期戦で、ゲームに関係ないところで
ラフプレーをし、ケガさせた事件が問題になっている。

僕もその場面をネットで見たけど、本当にひどいプレー(プレーとも言え
いな、障害事件だと思う)だった。僕は勝負事の駆け引きは好きだけど、

スポーツでの悪質な反則はホントに嫌い。プロレスのような興行であれば
反則も見世物の一つになっているのでそれはそれとして面白いと思えるけ

ど、アマチュアのそれは、それも学生の対抗試合であれば、厳しく指弾さ
れてしかるべきと思う。その反則行為があった後、その選手を監督が注意

していなかったところを見ると、相手の有力選手を意図的に壊すというこ
とをチーム全体の基本方針としているとみられても仕方がない。

その選手個人よりも監督が猛省、いや学生スポーツの指導者としての資格
はないから、監督はさっさと辞めるべきだと思う。

日大アメフト部の得意戦法としてショットガン戦法が有名で、ドシロート
の僕もわかりやすくて面白いチームだと思っていた。関学との試合もライ

バル対決として学生のアメフト界では頂点のカードだったんじゃないか。
こんなことがあると、日大アメフトが弱体化していくだろう。今回の事件

は日大アメフト部の栄光の歴史を汚すものとして、関係者はホントにがっ
かりしているだろうな。関係者じゃなくても残念である。
勉強方法 (No. 173)
投稿者: 大滝 2018/05/10 17:18:34
勉強の方法論について長いこと受験勉強に携わってきた身としては
多少こだわるところがある。僕は、社労士の受験の講師をやっていた

ときから、「覚えるな!暗記するな!」ということをスローガンにし
てきたけど、今もそれについては変わっていない。

ただ考えるにしても用語とか定義とかの最小限の知識は覚えなければ
ならず、それを覚えようとしているうちに、理解するとか考えるとか

がいつの間にかどこかに追いやられて覚えることに終始してしまって
いるのではないか。

今、事務所のスタッフと雇用保険法の勉強をしているんだけど、あまり
にも技術的な用語、仕組みが多く、これを理解しながら勉強しようと

するとかなりの時間を必要とする。短期間で社労士の合格しようとす
ると、四の五の言わずに覚えるということになるのは、仕方ないかな

とも思ったな。今更ながら思うんだけど、仕事をしながら短期間で社
労士試験を突破するのは無理だと思える。

今は、はじめから3年から5年くらいはかかると思って基礎がつくまで
じっくり勉強した方が結果的には合格は近いのではないかと思っている
んだけど、どうかな?
何も考えていない… (No. 172) 
投稿者: 大滝 2018/05/07 15:41:07
いいことか悪いことかわからないんだけど(多分悪いことなんだろう…)、
最近の僕は何も考えていないことに愕然となる。

世界の情勢、政治の行く末、経済の行く末について、キホン何も考えてい
ない。かっては、こうでなくてはいけないと薄っぺらな知識を駆使して

よく議論したものだけどね。歳を経るにしたがって無政府主義的な思考に
なっていっているな。もとより本来のコース(何のコースだ?)から外れ

たという意識があるから、考えても行動したとしても何の影響力もない無
力感を感ずるだけだと思っているせいかな。

禅宗、道元は、「議論するな」といっている。議論は当然二元論(仏教が否
定する分別論)で戦わせる(そうでないと議論はできないから。公案の問

答は二元論ではない。)。論理で考えても、論理にごまかされるということは
よくあるなと思っていて、碧巌録とか臨済録の公案に記されている方がリア

リティを感じることが多い、それでも理解不能な記述が多いから、結果、要
するに何でもいいんだぁということになる。

とはいえ、これでいいのか?と反省はしている。反省はしているけど、この
スタイルは変えるつもりはないんだけど…
削除サクジョされました (No.171)
雑感 (No. 170) 
投稿者: 大滝 2018/05/01 17:06:02 
TOKIOの山口何某のセクハラ、強制わいせつ事件。酒の上での話としても
失敗のツケはあまりにも大きいなぁ。

人間誰しも間違いはあるけど、やはり限度を超えているかなと思う。常識的
なコメントは意味がないけど、今回の事件は、誰しも間違いはあるとして許

すわけにはいかないと思う。呼び出しに応じた方が悪いという意見もある。
しかし業界の先輩に声かけられて断ることができるだろうか?しかも高校生

でもあるし。まさにセクハラそのものだと思うけど。何年か前、旧スマップの
草g何某の全裸事件があったけど、草gのは誰にも迷惑はかけていない
から、今回の事件と性質は全然違うと思うな。

こういうことがあると、マスコミ世間は正義をたてにして一斉にたたく。
おそらく今まで親しかった人たちも距離を置いていくだろう。そういう
想像力が山口何某には欠けていたことが残念だね。

テレビっ子の僕はTOKIOの番組をよく見ていただけに、これからTOKIO
はどうなっていくのか、心配ではある。ウン。
クレーマーだぁ! (No. 169)  
投稿者: 大滝 2018/04/26 16:31:56
信じられないかもしれないけど、僕は喧嘩好きである。喧嘩好きである
にもかかわらず、ここ数年は喧嘩らしい喧嘩はしたことがないな。そう

いうところへ、先日、派遣協会の相談業務に出ていたときにクレーマー
に遭遇した。まず電話に出たときは、派遣会社か派遣先か派遣スタッフ

かどうか、こちらから確認することになっているんだけど、僕が「派遣
スタッフさんですか?」と聞いたところ、

「派遣スタッフさんとは、なんだ!テメー差別しているのか!上司を出
せ!」ときたもんだ。「派遣スタッフさんか」と聞くことが差別だぁなん

ていわれたのは初めてだね。「差別じゃないないですよ、アドバイザーを
委託されているので上司もいないですよ」と答えたら「ふざけんな!だ

ったらテメーの名前をいえ!」と。「人に名前を聞くのだったら自分から
名乗るのが礼儀でしょ?」と僕。

「上司がいないんだったら派遣協会の一番の責任者をだせ」と。「相談業務
に関して私が責任者です。名前も名乗らない人に責任者を出すことできま

せん」と僕。そうするとくだんの御仁、「ジジ〜!ふざけんな!」と何やら
怒鳴り始めたので、「この電話は録音されていますよ」と伝えたところ、

いきなりガチャンと切られた。時間にして2,3分のやり取りだったこと
とちなみにくだんの御仁が女性だったので、あっけにとられたな。

男のクレーマーだったら「バーロー、テメー表にでろい」とやったかもし
れないんだけどね。しばらく、ボーっとしていたんだけど、時間がたつと

だんだん腹がたってきた。とくに「ジジー!」と言われたのには傷ついた
ね。「ジジーとはなんだ!ふざけんな!」と怒鳴り返せばよかった。

よく考えるとその女性クレーマーの過去、これからの未来が透けて見える
ような気がした。自ら不幸を招いているなと思ったね。同情はしないけど…
正法眼蔵入門14回目 (No. 168) 
投稿者: 大滝 2018/04/23 10:47:50  
道元の正法眼蔵によると、縁起・無自性・空を体験することが悟りだという。
もちろん、僕はその感覚がわからないでいるんだけど、仮に空を体験した

としても、「華は愛惜に散り草は棄嫌におふるのみなり」といっている。こ
れは一般の禅の解釈によると克服すべき課題としているんだけど、道元は一

概に否定はしていないと頼住光子はいう。僕も頼住光子の解釈がピンとくる。
空を自覚した、悟ったからといって「桜の花が散っていくのを見るのは残念

だろう、雑草が生い茂ってやっかいだ」と思うのは、当然のことのように思え
る。人間が人間らしくならないことが悟りであれば、そんな悟りは間違って

いるだろうと僕は思う。頼住光子の正法眼蔵入門の14回目を読んでいてよう
やくその内容がわかってきた。でも悟れないんだ…
新年度だぁ! (No. 167) 
投稿者: 大滝 2018/04/17 07:42:22
相変わらず、忙しい日々が続いている。まぁ、休日には遊んでいるけど。
今日からまた、短大が始まる。短大で授業を受け持ってから14年になる。

学生の気質も変わってきて、始めた当時の学生は荒れてもいたけれど、その
変わり、光り輝くような資質を持った学生もいたね。今は、総じて大人しく

なったけれど、そのかわりオーっと驚くような学生も少なくなったな。僕は
元気で真正面からぶつかってくる学生が好きなんだけど。今年はどんな学生
に会えるか楽しみだね。
それはそれで幸せさぁ〜 (No. 166) 
投稿者: 大滝 2018/04/08 20:48:01
僕は、この最近読んだ本について記録しているんだけど、これが
見事に宗教とりわけ禅に関係する本に偏っているな。1回読んでも

分からないものばかりだから、自然数回読むことになる。読んだ
からといって悟るわけではないことは、普段の僕を知っている人は
よくわかっていると思うけどね。

南直哉の悩みは人間関係と承認要求から生ずる説は、大概は当たっ
ていると思うけど、それに尽きる訳ではないな。

今日、テレビで50歳代のネットカフェ難民の男性を特集していた。
大学も出て、数々の資格をもっていながら定職もなく貯金もゼロだと。

それだけの資格があったとしてもその日、その日に職があるかどう
かについても50歳代になると厳しいと。独身で自分の兄とも20年連

絡をとっていないといっていた。その日、雨露が凌げて食べることが
最優先だとすれば、人間関係がどうのとか他人の承認がどうのかとか
はどうでも良くなるのではないかと思える。

マスコミや一般論では、それがいとも不幸で気の毒なパターンと伝える
けど、それは経済面に限って言うことであって、精神面で不幸と決めつ
けるのはどうかと思う。

くだんの御仁は、バブル世代で運がなかったこと、経済的な不安を口に
していたけどね。

僕は不思議に思えたのは、良寛もそういう生活をしていたのではなかっ
たか。「世の中に交じらぬとはいわねども、ひとり遊びぞ我はまされる」。

そういう生活を自らの意思でするか、心ならずもそうなるかの違いだけだけ
ど、一方はそれで平安を感じ、他方は嵐を感じでいるとるとすれば、
人の幸せは、まさに受け取り方の違いではないかと思える。

僕はまだ大金持ちになることをあきらめてはいないけれど、なれなくとも
それはそれでOKさぁと思っているんだけど…
削除サクジョされました (No.165)
永平寺 (No. 164)  
投稿者: 大滝 2018/04/02 12:03:59
新年度である。先週の土日にかけてボルボで永平寺に行ってきた。
金曜の夜10時出発。関越道の工事で渋滞しており上越道の横川

SAに着いたときは、日が変わっていた。そこで車中泊したんだけ
ど、窓をきっちり閉めると窓ガラスが曇るので、前の窓を少し開

けて寝たんだけど、今度は寒くて眠れなかった。朝の4時から6時
までは寝たという感じはあったけど、寝不足だあ。

翌日6時出発。天気は良く、上越道、更埴IC付近から見た北アル
プス、妙高IC付近から見た妙高山はきれいだったね。何回も妙高

付には行っているけど、妙高がこんな形の山だったと初めて見た
感じだった。北陸自動道から見た、雪をかぶった黒部、立山連峰も
美しかった。この風景を見るだけでも来てよかったと思うな。

永平寺は昼の1時半頃についた。門前の蕎麦屋で蕎麦を食い、永平
寺訪問。2時半から雲水(修業僧)による座禅体験ができるというの
で申しこんだ(有料だぁ)。

初めて僧堂のようなところに案内されて、若い雲水の指導の下で座禅
した。今回は座り方を教わった。座り方には結跏趺坐というのがあ

るんだけど、僕のような素人にはとてもできないので、僕は半跏趺坐
(片足だけ腿の上におく)でやっていたんだけど、素人は腰を痛める

からダメだと。普通の胡坐でもスネ全体が地面につくような座り方の
ほうが安定していいと。薄暗い僧堂のなかで20分ほど座っていたけど、

何もない壁に向かって座るのは結構大変かもしれない。前夜寝不足だ
ったせいか途中で意識が飛んだな(眠った!)。

無愛想だった雲水が終わってから話すとこれが人懐こくてかわい
かった。その日は道の駅みくにで車中泊し、翌日近くの東尋坊に

行ってきた。東尋坊は以前バス旅行で行ったことがあり、その時は
曇っていたせいかあまり印象がなかったんだけど、今回は天気もよく

海がきれいで良かったな。しばらくボーっとしてきた。東尋坊タワー
に車を置いたんだけど、上ったのは僕一人だった。周囲を見渡せる

のはいいんだけど、東尋坊が見えるわけでなし、あまりきれいでもなく、
それで500円は高いんじゃないのと思ったね。それから帰路についた。

帰りは名神、東名高速を通って帰って来ようと思ったんだけど、北陸
道の方が楽だと思い、行きと同じ北陸道を通ってで帰ってきた。途中

200キロくらい走ったところで、ヤバイ、眠くなるんだ。それで途
中のSAで鶴田浩二と越路吹雪のCDを買い、大きな声で歌いながら
帰ってきた。

鶴田浩二の昭和の男もいいなと思ったね。何回も聴いたので「好きだあ
ったぁ」のメロディーが耳を離れない。しかし歌詞に納得がいかないと

ころがある。好きだったのに分かれてもう会えないと。なんでぇ?と思
うな。そこに男のロマンを感じるのが昭和の男なんだな。今の若者には
とっても理解できないだろうね。

ジムニー、ジープ、マツダ、プジョーで今まで永平寺に行っているけど
今回のボルボが一番時間に余裕が持てた。今回の行程1300キロでジム

ニーは平均80キロで走ったのに対してボルボは平均110キロで走れた。
途中休むから連続して走るわけではないけど道が空いていれば、快適な
旅ができると思ったね。
削除サクジョされました (No.163)
桜満開 (No. 162)
投稿者: 大滝 2018/03/27 11:06:20
桜が満開である。
吉野山雲をはかりに尋ね入りて心にかけし花を見るかな  西行
花の歌人は、西行にとどめをさすといわれる。花の季節の吉野山を

熱狂的に愛した西行は、花の盛りを追いつづけ、人跡未踏とも思え
るような深山にさえ一途にわけ入っていく歌である。

道元は、自己本来の面目を春ならば花と歌ったけど(春は花、夏ほ
ととぎす 秋は月、冬さえて冷(すず)しかりけり)、

西行が山奥深く尋ね求めたのも、実は「本来の面目」であったかも
しれないと竹村牧男は、「禅の心(その詩と哲学)」で書いている。

咲いては散っていく桜が、生まれては消滅していく無常を象徴して
いるのならその通りだと思う。

10年前に亡くなった義姉ががんの末期に福島三春の桜を末期の眼で
凝視していたことが忘れられない。
桜満開 (No. 162)
投稿者: 大滝 2018/03/27 11:06:20
桜が満開である。
吉野山雲をはかりに尋ね入りて心にかけし花を見るかな  西行
花の歌人は、西行にとどめをさすといわれる。花の季節の吉野山を

熱狂的に愛した西行は、花の盛りを追いつづけ、人跡未踏とも思え
るような深山にさえ一途にわけ入っていく歌である。

道元は、自己本来の面目を春ならば花と歌ったけど(春は花、夏ほ
ととぎす 秋は月、冬さえて冷(すず)しかりけり)、

西行が山奥深く尋ね求めたのも、実は「本来の面目」であったかも
しれないと竹村牧男は、「禅の心(その詩と哲学)」で書いている。

咲いては散っていく桜が、生まれては消滅していく無常を象徴して
いるのならその通りだと思う。

10年前に亡くなった義姉ががんの末期に福島三春の桜を末期の眼で
凝視していたことが忘れられない。
夢なんかみるな (No. 161) 
投稿者: 大滝 2018/03/23 14:03:04
南直哉の「心がラクになる生き方」に書いてあったこと。
「ほかの大人たちは君たちに夢や希望を持てと言うかもしれない。
もちろん、夢や希望どおりに生きられた人間は、けっこうな人生
を送れたのだからすばらしい。拍手を送ろう。

しかし、今まで生きてわかったことがある。それは、人生では夢
が叶わなかったり、希望どおりにいかなかったりすることの方が
ずっと多いということだ。

現実では、ほとんどの人間は夢破れる。でも心配するな。夢が破れ
ても人は生きていくことができる。その方がもっと大事なことだ。

その証拠にまわりを見てみるといい。先生や君たちの親が、子供の
ころの夢を叶えて、理想の人生を生きているか?畑仕事したり、公

園のベンチに座ったりしているおじいちゃんに、今更夢や希望がい
ると思うか?そんなものを叶えていなくてもみんな十分元気で生き
ているだろう。

だから夢や希望を持たなくても大丈夫。何の問題もないから、安心し
ていいのだ。」

ほぼ、ここに書かれていることは容認できる。しかし、それでもなお、
かつ、僕は若い人に対して「夢を持て、希望を持て」といいたくなる。

夢は破れるかもしれない、むしろその方が多いかもしれない。どうせ
夢破れるのだからはじめから何の努力もしない、斜に構えて「夢を見
た結果が今のアンタでしょ?」なんて言われたら張り倒したくなる。

そういう若者が好きか嫌いか、僕は好きにはなれないかもな。大人の
勝手な幻想を押し付けるなということかもしれないけど…
雑感 (No. 160) 
投稿者: 大滝 2018/03/18 21:41:15  
僕の姪っ子が再婚(籍を入れた)したと連絡があった。姪っ子といって
も四十代後半で若くはないんだけど、今度こそ幸せになってほしいね。

僕は一人の方が、自由で気ままでいいんじゃないかと思っているんだけど、
姪にどういう心境の変化があったのか興味津々だね。こんど北海道に帰っ
たときじっくり聞いてやろう。

禅宗の僧侶である南直哉が書いた本に書いてあったこと、人の悩みは人間
関係と他人から承認されないことに尽きると。そうだとすれば、極力人間

関係を断てばいいいんじゃないか、人間関係を絶てないのであれば、他人
の承認を得るなんていう期待は始めから期待しなければいいと思う。

実際に社会生活を営んでいく上で人間関係を絶つのは難しいと思うけど、
他人から承認されることを期待しないで生きていくのは、心の持ち方次第

ではそんなに難しいことではないと思っているんだけど。僕はたとい他人
から承認されなくても「俺が一番、俺を認めない他人は他人の方が間違っ

ている」と思うことにしているから、最近他人から認められないことで悩む
ことはないな。

いい歳をこいて独りよがりな奴だと思う奴はかってに思え!だ……な。
宣伝 (No. 159)
投稿者: 大滝 2018/03/13 19:02:32
日本法令から「発達障害のある方と働くための教科書」が出版されました。
第5章「採用・労務管理における悩ましいケースへの対応」について私と

馬場さんが執筆しております。発達障害について勉強しながら執筆したも
ので、内容の上ではもう一つと云うところですがもし興味があれば本屋さ

んで買ってください。本が売れれば私と馬場さんに印税が12パーセント
入ってくることになっています。本の性質上、そう売れるとは思いません
が、コーヒー代ぐらいにはなるかもなぁ…

時間対効果ということを考えると決して割のいい仕事ではなかったけれど、
二人ともいい勉強にはなりました。
臨済録 (No. 158) 
投稿者: 大滝 2018/03/07 15:39:12
臨済録の3回目を読んでいる。臨済録にしても碧巌録にしても禅のタッチ
みたいな感じが面白いと思っている。

「諸君、まともな見地を得ようと思うならば、人に惑わされてはならぬ。
内においても外においても、逢った者はすぐ殺せ。仏に逢えば仏を殺し、

祖師に逢えば祖師を殺し、羅漢に逢ったら羅漢を殺し、父母に逢ったら
父母を殺し、親類に逢ったら親類を殺し、そうして始めて解脱することが
でき、なにものにも束縛されず、自在に突き抜けた生き方ができるのだ。」

臨済は、外の権威に頼るな、外の権威に従って生きるのは奴隷と同じだぞ
と言っているように思われる。何かにすがりたいという人間の弱さを厳し

く指弾していて、禅の坊さんでもない限り、とてもその通り生きていくの
は難しいと思われる。また、これが宗教かとも思える。

僕も自由を標榜しているけど、病気になったり、精神が弱くなっていると
きは、何かに縋り付きたくなる。

ある禅宗の坊さんが、臨終が近くなったら真宗に宗旨替えしようかなと
いっていたけど、これも「仏に逢ったら仏を殺し、〜」と実は矛盾はし
ていないんだなと今は思える。

「仏に逢ったら仏を殺し、〜」も、そのこと自体が権威になったら、これも
また自由ではなくなる。

そこを、碧巌録も臨済録も認めているように思われる。

僕も少しわかってきた。
パワハラ (No. 157) 
投稿者: 大滝 2018/03/02 18:18:09
オリンピックレスリング4連覇の伊調馨がパワハラを受けたと。えっ、
国民栄誉賞を受けた人にもパワハラするの?と、驚いたね。

虐めは大人でも子供でも陰湿だけど、功成り名遂げたじっちゃんの苛め
は情けなくて哀れをもよおしてくるな。何年生きてきたんだと思う。

歳を経たからといって、結果を出したからといって人格まで高潔になるわ
けではなさそうだね。僕の歳になると、ドロドロした人間関係は少なくな

る。まぁ、イヤな奴とは付き合わないし、仕事でもこれでなきゃいけない
と思っているわけではないから、あまり人と争うことが少なくなっている

んだけど。それでも時々喧嘩したくなる。始めに云っておく。
舐めんなよ〜ばーろう!と運悪く僕に喧嘩を売られた人は災難だと思って
諦めるように…
貝掛温泉 (No. 156)
投稿者: 大滝 2018/02/26 11:24:43
先日、スタッフのS君を誘って貝掛温泉に行ってきた。少し煮詰まって
いるS君をドライブに誘って気晴らしをさせたかったことと、貝掛温泉

のぬる湯につかってのんびりと時間を過ごすことの至福を味合わせたか
ったといえば聴こえはいいけど、本音は山道を四駆でスタックした場合

に一人だと心細いということがあるからなんだけど。実際、三国街道か
ら貝掛温泉に入る細くて急な坂道、車の幅すれすれの雪の壁、そして川

をわたる橋の幅も狭くて、初めて来る人はたいがいビビるな。僕も十数
年前初めてきたとき、細くて急な坂道を普通の二輪駆動では登れないと
思ってあきらめたところなんだけど。S君もビビりながら運転していたな。

でっ、運転はほとんどS君がしてくれたんだけど、あの野郎、結構飛ば
すんだ。関越道を120キロから130キロで飛ばしていたね。自分が運転

するんだったらどうということはないんだけど、助手席ではお尻がこそ
ばくなる感じがしたね。

貝掛温泉の雪の降っている露天風呂、クラッシックな佇まいの内風呂は若
いS君でも堪能しているように見えた。また、行こうぜ!
雑感 (No. 155) 
投稿者: 大滝 2018/02/20 23:49:34
めちゃ忙しい日が続く。いつもお金のことを言っているようで気が引ける
けど、忙しいのにお金は入ってこない。まぁ、研修とか講習をやれば小金

は入ってくるけどね。僕も貯金をしようと思えば多少はたまるんだけど、
車の買い替えるたびにローンを整理するからいつも元の木阿弥で、貯まら
ねぇ〜。まぁいいかぁ〜

先日、姪っ子が北海道から上京して新橋であった。看護師を辞め、しばらく
遊ぶとということで、東京まで観劇にきたと。性格的に遊ぶことができない

タイプだったから僕は、遊べ遊べといってきた。昨年会ったときは仕事で行
き詰まっていて鬱っぽかったのが、ずいぶん明るくなっていた。北海道に

帰ってから初夏から厳冬に戻ってきたと連絡があった。まぁよかったと思って
いるんだけど…
受験シーズンである。 (No. 154)
投稿者: 大滝 2018/02/14 10:30:27
大学の受験シーズンである。電車などで受験生と思しき若者と一緒にな
ると「おう、頑張れよ!」と心の中で密かに声をかけている。

でっ、地下鉄の満員電車のなか、受験生と思われる女子高生とその父親が
乗り込んできて、その女子、「○○大なんか二度と受けない」と叫んだも

んだ。満員電車が気に入らなかったのか、はたまた○○大の結果が思わし
くなくて、来年は受けないという意味だったのか?

そうだとすると落ちることを前提にした発言じゃないの、それってどうよ
と他人事ながら興味深々だったね。

半世紀以上前、フォークソングで受験生ブルースというのが流行っていた。
「サインコサイン何になる〜」と受験勉強を批判した内容だったけど、僕

はバカだったから当時は「その通り!」と真に受けてその結果浪人するハメ
になってしまった。歌っていた歌手はもう大学生の身分を有しており、「何だ、

本人は受験戦争を勝ち抜いているんじゃないの」と後で釈然としない思いを
抱いて虚しい浪人時代を過ごしたね。世の中そんなもんよと気が付くのは、
ずっとずっと後になってからだけどね。

前にも書いたけど、今の僕だったら「大学に受かったら女(男)にもてるぞ〜」
といって受験生を励ましてやるな。うそっぱちだけど…
削除サクジョされました (No.153)
削除サクジョされました (No.152)
削除サクジョされました (No.151)
碧巌録 (No. 150)
投稿者: 大滝 2018/02/09 18:51:18
碧巌録の2回目を読んでいる。1回目を読んだときは4年前の3月。
まったく理解不能だった。大森曹玄の解説は比較的わかりやすいと

思うんだけど、今回はわからないにしても雰囲気は何となくわかっ
たような(そういうのはわかったと云わないと思うけど)。

禅と他の仏教の違いは、歯切れの良さがあるかどうかだね。宗教の
本質は信じることにあると思うけど、禅は宗教だろうか、今更なが
らわからなくなってきた。

ただ、自由という意味では僕の志向にあっているような気がする。
単純に事実に沿ってそって生きていくことができればいいと思って
いるんだけど…

「二十年来、かって苦辛す、君がため幾たびか蒼龍の窟に下る
(碧巌録第3則)」の

その君とは、真実の自己だとか。釈迦も達磨も、この君ゆえに身を
やつし、二十年、三十年、恋焦がれて腸(はらわた)をしぼったんだ

と。その結果、その君にお目にかかり、その君をわがものとした暁に
は、この君と一生不離の永遠の生命が得られると大森曹玄は解説して
いる。
その君(真実の自己)は、この歳になってもまだ僕には見つからない…
法師温泉 (No. 149)
投稿者: 大滝 2018/02/04 23:13:14
昨日、ボルボの四駆が納車されたので、今日は雪を求めて苗場まで
走ってきた。期待していたにもかかわらず、道路は除雪され、乾い

ていてこれだったら二駆の夏タイヤでも十分走れたな。ところどこ
ろ、雪が残っていたりアイスバーンになっているところを選んで走っ

たりしたんだけど、全然ものたりねぇ〜。アウディのクワトロと思え
ばいいかぁと自ら納得させたんだけど。やっぱ雪降っているその日に
出かけないとダメだなぁ。

苗場に行く途中、法師温泉の混浴に入ってきた。みんな野郎ばっかり
だったんだけど、若い女性が1人入ってきたのにはびっくりだったね。

しかも僕の隣だから残念ながら僕は見れなかったけれど、男どもが見
ないふりしてチラチラ盗み見しているのは、見苦しかったね。

法師温泉は、日本秘湯の会のメンバーになっている温泉でなかなか良い
ところなんだけど、やっぱり女性が入ってくると落ち着いて入ってられ

ないな。やっぱりちゃんと男女別に分けるべきだと思うけど、浴場が天
然記念物みたいなものだから難しいかも。

2日間で高速道路、500キロ走ったけど、全然疲れなかったね。ボルボは
は案外いいかもなぁ。
同期会 (No. 148)
投稿者: 大滝 2018/01/29 22:44:33
先々週の日曜日、大学の同期会を開いた。Kの死がきっかけで又集まろう
ということになったんだけど、みんなの共通の感想は、「ジジーになった

な」ということ。卒業以来会う奴もいて、学生時代から一挙にジジーだか
ら浦島太郎の玉手箱みたいな感じだった。

それでも若い時の面影はある(当たり前か)。この歳だから病気のひとつや
二つはみんなもっているだろうから、おそらくこれから一人抜け、二人抜

けしていくことになるんだろうな。みんなそれは暗黙の裡に了解している
ように見えた。それで、できるかぎり集まる機会を持とうということにな

った。しかし、学生時代は呼び捨てだったのが、「〜さん」とさん付けで
呼ぶのはどうよ。比較的親しく付き合っている友人には呼び捨てでも違和

感はないけど、あまり会っていないと他人行儀になるのかな。僕は敢えて
全員に対して呼び捨てさせていただいた。ジジーになると妙なところに気
を使うな。

不動産屋をやっているAは、自宅のビルの屋上で唐辛子を栽培していると
いうことで、唐辛子を全員に持ってきた。これがなかなかの美味ではあっ

たんだけど、学生時代から口が悪く、「アレアレ、あの生意気な奴どうした
っけ」と相変わらず毒舌を吐いていた。それが唐辛子だから、よくできて

いると思ったけどね。友達は大切にしようと改めて思った一日だった。
君たちはどう生きるか2 (No. 147)
投稿者: 大滝 2018/01/23 23:32:58
15歳の時、30歳の時、40歳の時、50歳の時、60歳の時、70歳の時、
その置かれている条件の下で、生き方、考え方は違ってくるのじゃな

いかしらん。僕は、40歳から50歳くらいまでの頃が一番悩んでいたよ
うな気がする。そのころから哲学とか宗教とかを読みだしたんだけど、

いまだに確たる信念が持てているようには思えない。三木清は40歳くら
いで「人生論ノート」を書いたけど、あの若さで何でそんなに断定できる
のか僕には不思議に思える。

哲学をいくら追及してもスッキリすることがないのは、僕の頭の悪いせい
でもあるけど、最近は見極めが早くなったように思う。

これは老化現象か、それとも少しはモノがわかってきたからか。見極めが
早いと悩まないね。今後、これでいくかぁ〜。
君たちはどう生きるか (No. 146) 
投稿者: 大滝 2018/01/17 15:40:54
漫画 君たちはどう生きるか(吉野源三郎)を読んだ。昔僕が高校生
か大学生の時に読んだ記憶があるんだけど、ほとんど覚えておらず、

また、今ベストセラーになっているらしいということで又読んで見た。
漫画だけど、説明も詳しく、内容は素晴らしいものだった。

世界や人生の捉え方をこうあるべき、こう生きていくべき(若干唯物
論的ではあるが、仏教の縁起論でも説明できると思ったけど)という
ことを感動的に書いてあった。

今だったらよくわかる。当時の僕はやっぱり理解はできていなかった
ように思う。しかし理解できていたとしても、大人になって実際に実

社会に入って理不尽なことに従わなければ家族の生活を守れないとい
う事態が生じた場合については、やはり悩むことになるのじゃないか
と思われた。

人生はやはりそんなに単純なものじゃないんだね。家族に対する責任
がなくなった今であるからこそ、吉野の言っていることは概ねよく理

解できるけど、今の僕の立場は生活に責任がない青少年の立場と同じ
なんだなぁ。

今思うのは功利的な今の若者に「君たちはどう生きるかについて」の
考えが通用するのだろうか?ということ。通用するとすれば、今の若
者もそれほど捨てたもんじゃないと思っている。
試乗2 (No. 145)
投稿者: 大滝 2018/01/14 17:32:08
昨日、四駆に買い替えるため各ディラーを回って物色していた車を試乗して
きた。みな帯に短しタスキに流しでなかなか決まらなかった。価格と内装以

外の条件を満たしていたのがBM。運転していて面白かったのはプジョー。
値引きで結果的に一番安かったのはボルボ。最後まで迷ったのはプジョーか
ボルボか。

昨日はめちゃ寒かった。プジョーはこの寒いのにシートヒーターがついてい
ないということと、四駆ではない(オールシーズンタイヤで雪道でも相当行

けるということだったけど)ということから結局ボルボと契約した。ボルボ
のセールスが熱心だったということもあるな。

ボルボの店長が依然アウディのセールスだったこともあり、契約と決まった
とたん、飛んできて挨拶していたな。初めから交渉に出ていればもっと早く

決まっていたかも。売りたいという強い気持ちがボルボのセールスマンにあり
それに負けたということもあるな。

プジョーの店長は10年来の付き合いでできれば彼から買ってやりたかった
けれど、それと寒さを比べて寒さの方が…

来月はボルボで雪山を走りたい!
勝負だぁ! (No. 144) 
投稿者: 大滝 2018/01/05 17:24:57
正月は、ラグビーと箱根駅伝を見て過ごした。今年もラグビーも箱根
駅伝も有力校が勝って面白くも何ともなかったナ。

ラグビーはやはり帝京大学が強い。もし帝京大学を倒すとすれば、東
海大学と思っていたけれど、全くスキがなく帝京は東海大学を圧倒し
た。奴ら本気出していたね。

帝京は早稲田や慶応とやるときは、遊びながらやっていた感じだなぁ。
箱根は青山学院が4連覇だと。勝負ごとには必ず勝者と敗者がいる。

しかし、いつも勝っている、いつも負けているということが続くうち
に、勝者には奢りが生まれ、敗者には負け犬根性が自然と身について
いくんじゃないか?

ラグビーではガタイが大きい外国人選手を入れている大学が勝ってい
るのは納得がいかないところがあるな。

暮れの早稲田対東海戦で早稲田の選手が東海の外国人選手を怖がって
待ってタックルしていたから、オマーラ!それでも男かぁ!とテレビ
の前で泣いたね。

勝負事は番狂わせがあるから面白いんだぞ〜。バーロ〜!
謹賀新年 (No. 143)
投稿者: 大滝 2017/12/31 18:13:26
明けましておめでとうございます。
新年が皆様にとりまして素晴らしい年であります
ように心からお祈り申し上げます。

私は事務所を開業してから共生ということをテーマに
してきました。

自分の生活すらままならないのに何寝言を云っている
思われる向きもあると思いますが、これで何とか生き
てきたという実感があります。

昇るのであれば共に昇り、沈むのであればともに沈む
という気持ちで今年も仕事をしていきたいと思ってい
ます。

みんなで金持ちになろうよ。

今年も頑張ります。本年も宜しくお願い申し上げます。
削除サクジョされました (No.142)
削除サクジョされました (No.141)
良いお年を! (No. 140) 
投稿者: 大滝 2017/12/28 16:36:19
激動にくれた平成29年も静かに過ぎ去ろうとしています。毎年同じ感慨が
胸に去来します。この1年間、オレは何をしてきたんだろうと。

諸行無常、すべては変化していきます。常々過ぎ去ったことには拘泥したく
ない、今日は今日、明日は明日という割り切った気持ちで生きていこうと思っ
てきました。

それでも、変化していくこと消滅していくことに寂しさを感じるのはどうい
うことでしょう。人生とはそういうものだということなのかもしれません。

今年も大学の友人の訃報を聴きました。私の年齢ではもう仕事から引退して
いる者も多く、珍しいことではないのかもしれませんが、それでも早すぎる
死ではないかと思えます。

友に死なれて思うことは、もっともっと話したかった。まだ、現役のときな
らば見栄のようなものが邪魔をして率直に話しができなかったことが多いの

ですが、今ならば素直に話ができたような気がします。今となっては手遅れ
ですが…

今年は道元関係の著作、とりわけ、頼住光子の「正法眼蔵入門」は12回、
「道元―自己・時間・世界はどのように成立するか」は6回、「道元の思想

―大乗仏教の真髄を読み解く」を6回読みました。訳のわからないものに
取りつかれて泥沼にはまった感じですが、広く浅く読んでも全く意味がない

と思えて、わかるまで半ば意地のように読んだのですが、何回読んでもわ
からないと感じられる部分が多いのにはガッカリしました。その中で道元

の修証一等(修行と悟りは一つ)といっていることについては、少しわか
ってきたように思います。悟りのみでも成立せず、修行のみでも成立しな

い、ということは、悟ろうと悟るまいと死ぬまで修行しろと道元は云って
いるように思われます。

70に近くなってもフラフラと精神がさまよっているようで、一体いつに
なったら大人になるのかと思います。

未熟なことが若い証拠だと甘えるつもりはありませんが、自分が悟った姿
を想像することもできません。

「今年もフラフラと生きてきた、これがオレさ、文句あっか?」と最後は
ケツをまくって開き直ることにします。


相変わらずまとまりのない話になりました。
今年も皆さま方には大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。
葉室麟 (No. 139)
投稿者: 大滝 2017/12/25 11:34:56
昨日の朝日新聞に時代小説家葉室麟の死亡記事が出ていた。ショック
だね。葉室は「蜩の記」などで有名だけど、藤沢周平にしろ、宇江佐

真理にしろ、葉室麟にしろ僕の好きな小説家は皆早死にするな。朝日に
載っていた葉室麟の顔写真にもびっくりだね。僕より若いのに写真は
70歳代の後半にも見えた。

たまたま今、宇江佐真理の「高砂」という時代小説を読んでいて、宇
江佐の小説は心にしみると思っていただけに、葉室の訃報はホントに
残念。

まっ、本人は死んでも作品は永遠に残る。そういう意味で小説家の仕
事は羨ましいことだね。葉室も書くべきことは書いたと思って亡くな

ったのか、まだまだ書きたいと思って亡くなったのか本人に確認する
術はないけど、読者として彼の小説を読めなくなったことが少し寂しい。
試乗 (No. 138) 
投稿者: 大滝 2017/12/18 23:37:43
先週の日曜日、四駆を見に、ジープ、BMW、プジョーのディラーを回った。
ジープは四駆だけど、燃費が異常に悪い。リッター9.6キロだと。今時こん
な燃費あるか?

でも格好は一番気に入っていて、燃費には目をつぶって試乗したんだけど、
これが遅え〜!雪の中はいいかもしれないけど、高速で雪のある所に行く
まで退屈で死にそうになるなと思って早々に候補から外した。

BMWはセールスマンがもう一つだったので説明を聞いただけで試乗は
遠慮した。プジョーが運転していて一番面白かった。プジョーはSUV

だけど四駆じゃないのが難点。グリップコントロールで、4シーズンタイ
ヤを履いているので、雪道はそこそこ行けるということだけど、スタット

レスじゃないからアイスバーンは不安だね。結局、帯に短しタスキに長しだ
なぁ。

後は別なBMのディラーで試乗しようと思っているんだけど、BMは高い
のが難点。5年のローンを組むには、もうこの歳では無理かな。

札びらでセールスマンの頬っぺたをひっ叩いてこの車売ってくれろと言える
身分になるには、まだ当分無理だなぁ〜、残念!
削除サクジョされました (No.137)
Kの死2 (No. 136) 
投稿者: 大滝 2017/12/11 00:12:45
あれから大学の同級性のIから電話があった。みんな喪中ハガキで
Kの死を知ったと。

彼の大学時代のエピソードについては、クラスの中では僕が比較的
知っている方かも知れない。地方の高校出身者であったけど、Kが

出た高校は太宰治が出た高校で県下では屈指の有名校であることを
自慢していたな。そこは道内のイモ校(記章がジャガイモの葉だった。)

と揶揄されていた高校出身の僕を悔しがらせた。県下一の進学校で
あるにもかかわらず甲子園に出たこともあるぞといってスポーツで

も勉学でも冴えない高校出身の僕を更に悔しがらせた。Kとはこんな
つまらないことで喧嘩ばかりしていた。

思想でも合い入れなかったのに結局大学卒業まで付き合って、彼の結
婚式まで出る羽目になった。

彼は見合いで結婚した。当初は見合いは断られたと。断られて憮然と
していたところ、仲人からそこの地方では女性の側は1回目は断るの

が習慣であり、そこを何とか考え直してほしいと男性側から申し入れ
るのが礼儀じゃないか、この礼儀知らずと仲人から怒られたと。

なるほど、男性側から断るとその後の女性の婚活に影響が出るというこ
とかと思ってその習慣にはイタク感心したものだった。今だったらもし

本当に気に入らなくて考え直してほしいと申し入れて相手からOKさ
れたらどうするんだろうと余計なことを考えてしまうけど…

K、こんなことぐらいしか思い出せない。俺はお前に冷たい友達だった
かもな。お前の死をきっかけに、同級生がまた集まろうといっている。

その時にまたお前の話を皆でしようと思っている。イカン、また涙が出
てきた。
削除サクジョされました (No.135)
Kの死 (No. 134) 
投稿者: 大滝 2017/12/06 00:28:48  
大学時代の同級性K死亡の喪中ハガキが来ていた。10月に亡くなっていた。
慌てて奥さんに電話した。膵臓ガンだったと。どうして知らせてくれなかっ

たのかと詰問したかった。奥さんはやせ細った姿をとても見せられなかったと。
遠く離れていることから大学の友人に知らせるのは遠慮したと言っていた。

5年ほど前に初期のすい臓がんが発覚し免疫療法などで一時は全快したと。
2年前に再発し、今度は免疫療法が効かず、最近は全身にガンが転移していたと。

春にあったとき帰り際にガンといっていたけど、Kはもう長くないと思って
わざわざ東京に会いにきたのだな。あの時も顔色が悪く、病み上がりみたい
な感じだったけど、相当悪かったんだな。

奥さんと話しているうちに涙が止まらくなった。大学の同級性の中ではKは
偏屈な男だった。思想的にも合わず、彼とはよくケンカしたけど、なぜか一

緒にいることが多かった。都会育ちの同級性が多い中で彼も僕も田舎出身
で泥くさかったけれど、田舎特有の率直さが共通点だった。

彼の結婚式のとき、こんな偏屈な男によくこんな可愛い嫁さんが来たもん
だとスピーチで嫌味をいって彼を怒らせたけど、内心嬉しがっていたな。

頻繁に会うわけでもなく、ほとんどが年賀状のやりとりでしか付き合いが
なかったけど、思い出すの学生時代のことばかり。

3年前に亡くなったYさん、2年前に亡くなった弁護士のY、そして今度の
K、青春時代を共に生きた友達がいなくなっていくのが寂しい。会わなく
ても生きているだけでいいという存在だったな。

K、よく頑張ったな。あの時会いに来てくれてありがとうな。
ダメだ。また涙が出てきた。
四駆が欲しい! (No. 133)
投稿者: 大滝 2017/12/04 15:01:35
雪の季節になった。又、四駆で雪の中を走りたくなった。苗場とか貝掛
温泉とか雪の中を走ったらさぞ気持ち良かろうと思っているんだけど、
又買い替えるのも何だかだなぁ…

先週、妙高の方に行ってきたけど、妙高も美しかったけど、高速道路の
長野付近から見た北アルプスがホントに美しかった。絵ではないか(おか
しな表現だけど)と思うほど。

僕に経済的な余裕があるのであれば、即刻引退してランクルなんかを繰っ
て冬の山道を走破したいと思っているんだけど…夢かなぁ〜
草津温泉日帰りドライブ (No. 132)
投稿者: 大滝 2017/11/28 15:38:55
先日、スタッフのS君を誘って草津温泉に行ってきた。関越から上越道に
入り横川SAで釜飯を食し、軽井沢を通って草津に行った。いつもとは違う

コースをとったけど、道は空いておりドライブは快適だった。雪をかぶった
浅間山が噴煙を上げており近くで見ると信仰の山という感じはしたな。途中、

白糸の滝を見学してきたけど、富士山の近くの白糸の滝と大分スケールが
違ってこんなもんかぁと早々に引き上げた。

草津ではいつもの大滝の湯、46度の熱湯に入ってきた。S君が熱くて湯船を
飛び出すかと思って密かに楽しみにしていたのに、あの野郎!涼しい顔して

入っていたな。熱いのを我慢してあがったときの爽やかさをS君もわかった
んじゃないかな。

帰りは鶴ヶ島のドンでステーキを食し解散した。半分以上、S君が運転してく
れたので、いつもより楽ちんのドライブだった。
雑感 (No. 131) 
投稿者: 大滝 2017/11/25 09:01:15
事務所経営について、この間TさんやBさんと話したこと、創業の理念
はどうなっているんだと。ただ、滅茶苦茶に忙しく、理念どころかその

日の業務を何とかこなしているだけのように思える。これでお金がそれに
見合ってどんどん入ってくるのならまだしも、それほどでもないのが残念
なところ。

僕は、これでスタッフが育っていくのならそれだけで事務所を経営してい
る意義はあると思っているんだけど。スタッフの健康とか生活とかが立ち

行かなくなるのであれば、事務所を閉めることに躊躇すべきではないと思っ
ている。昨日、スタッフのS君に、前の仕事を辞めてウチにきたことを後

悔していないかと聞いたらそれはありませんといっていたね。まぁ僕には
ホントのことが言えないかもね。とにかくこの11月、12月を乗りこえるこ
とができれば少しは落ち着いてくると思うんだけどね。

雪の季節、また四駆が欲しくなった。
自己嫌悪 (No. 130) 
投稿者: 大滝 2017/11/20 10:34:41
風邪気味の状態がずっと続いていて寝込むほどのことではない。昨日の
ように天気がいいと車で遠出したくなるんだけど、昨日は体調がもう一
つで近くの日帰り温泉でよしとした。


事務所は、僕以外は殺人的に忙しい。Bさんはじめスタッフの健康状態は
限界まで来ているように思うんだけど、僕がどうこう出来る状態ではない
のが悩ましいね。

僕が決めることができるのは、続けるか止めるかだと思うんだけど、続け
るにしても続けないにしても責任を全うできないのが苦しいところ。頑張
れとしかいえないリーダーってどうよと思う。

普段、偉そうなことをいっていてもこのザマは何だと自己嫌悪していると
ころなんだけど…
されど我らが日々2 (No. 129) 
投稿者: 大滝 2017/11/13 11:07:19
「詩と反逆と死」の中で、僕が今で影響を受けたと思われる部分が
以下の文章。大宅は東京裁判(戦勝国である連合国が、敗戦国の軍

人を戦犯として裁いた裁判)について批判しているんだけど、これは
文学者でなければわからない感覚だと思う(東京裁判は、国際法の観点
から見てもおかしいと思うけど。)。

「我々、人類の国家は、まだ、他の国家を裁くほど成長してはいない
のである。我々の国家は、まだゴロツキの集まりなのである。

ゴロツキの喧嘩において、誰が「お前とこれから喧嘩するぞ、用心し
ておけ」といって殴りつける奴があろう。もっとも、ゴロツキ仲間の
仁義なのかもしれないが。
〜中略〜
一番不快なことは、ゴロツキのくせに、上品ぶって自己を正当化しよう
とすることである。ゴロツキの喧嘩は勝ちさえすればいいのである。

負けた者を殺すか、生かすかは、すぐその時に定めてしまって後はケ
ロリとしている。そこにゴロツキの良さがあり、暴力の戦だけの良
さがある。

それを、お前が先になぐったから悪いだとか、ボクシングの試合のよ
うに、ズボンの下を蹴ったら、ルール違反だとか、もっともらしい理
屈をつけたがるのはどういう訳であろうか。

文明が、人間に教えたものは、“偽善“だけである。「近代文明は、勝
者が敗者を殺すときに、ものもいわず、敗者をバッサリ殺さないで、
理屈をつけてから殺すようにした。」ただそれだけである。

そう考えると文明、文化というものがくだらないものであり、人間の
たどりつける限界がわかったような気がして淋しい。」

これは、法律家の考え方からすれば、とても容認できることではない。
ように思われるけど、僕も心の中にはそういうものが根付いている。

普段はコンプライアンスが大切だと言っておきながら、いざとなったら
「コンプライアンス?くそくらえ!」と尻をまくる自分がいる。

僕に法律が向いていないと思われるのは、腹の中にそういうものがある
からだね。

まっ、これからも法律は勉強していこうとは思っているけど…
されど我らが日々 (No. 128) 
投稿者: 大滝 2017/11/08 16:34:40
詩と反逆と死
日本人材派遣協会がある新橋の駅前で時々古本市をやっている。今日は
時間が少しあったのでブラっと覗いたら、大宅歩の「詩と反逆と死」が
あった。僕が高校時代に夢中になって読んでいたもの。

ある小さな永遠の序奏のために
永遠というさだかな 想いを
いつも 心の波間に 浮かべることのできる
そんな 小っぽけな 詩が
たった一つでもいい 書けたならば
私の人生は ただ それだけのために
どんな孤独を 味おうと かまやしないんだ
人の世なんて だけど
そんな 幼い祈りに似た 決意だけが
意味のない永遠を 心に感じさせるんだ
だからこそ 書けもせず 歌へもせずに
こうして 今宵も 暗い想いの海上に 漂流(ただよ)って
生きながらえて あるじゃないか
「ほら そこに
白雲が
とんでいるよ
この星の夜空に
白い花びら
みたいにね」

こんな 何の変哲もない 自分のことばを
はるかに くりかえし 凝視(みつ)めながら
小さく微笑んで 生きていくのが
はてしない 永遠の道なんだ

「ねえ、君
黙って生きていこうよ」

高校時代、僕が文学をやりたいと思わせたと同時に、諦めさせた本で
もあった。大宅歩の早熟性(彼は33歳で夭折した)、才能にはどう
ひっくり返っても敵わない気がした。

しかし、今読んで見ると、彼の15歳から19歳くらいまでの文章は早
熟であるにしてもさすがに幼い感じがする。当たり前か。

それでも何かを思い出させる。最近の僕に欠けているもの、若かりし頃
の理想、情熱、瑞々しい感受性。粋がっていたあの頃。文学者にもなれ

ず、法律家にもなれず、ビジネスマンにもなれなかった自分の人生をふ
りかえって、何か切ないような寂しいような感じがする。

が…されど我らが日々、それはそれで、おう楽しかったぜ、これからも
ヤンチャやるぜと思っているんだけど。
「年寄りの冷や水!」だってか?ウッセイ!
雑感 (No. 127)  
投稿者: 大滝 2017/11/04 23:47:34
11月になった。いつのまにか時間が過ぎていって、気がついたら
11月っていう感じかな。

事務所の仕事が忙しく、みんなの心身の健康が心配だね。病気にな
るまでの仕事かなと僕は思っているので、いつでも止めていいぞ
と言っているんだけど。

Bさんからはそれは無責任ですと言われるんだけど、健康を壊した
ら取り返しがつかないんじゃないか?

せめて精神の健康には注意してもらいたいと思っている。わかって
はいたことなんだけど、こんなに自分に力がないとホント情けねえ。

今の状況でいいこともある。若いスタッフが経験と力をつけていっ
てくれてることかな。

今は耐える時期かな。
大学ラグビー (No. 126) 
投稿者: 大滝 2017/10/29 08:03:00
昨日、雨の中、大学ラグビーを見に秩父宮ラグビー場に行ってきた。
慶応対明治、早稲田対帝京と今シーズン全勝のチーム同士の対戦。

明治は今シーズン強くて慶応を圧倒するかと思っていたら、これが
何とビックリ、28対26で慶応が勝ってしまった。慶応の選手は個々

の力は下回っていても勇気をもってタックルしていた。慶応はキホン
嫌いだけどラグビーだけは感動するようなチームを作ってくるな。

さて、早稲田。夏の練習試合では帝京に0対84で完膚なきまで叩かれ
て、今年もダメかとガッカリさせられていて、今日も0対50で良しと

するかと思っていたんだけど、21対40。勝てはしなくても試合にはな
っていた。所々攻めていたしね。少し希望が持てたね。

でも、帝京はやはり強い。フォワードの平均体重も110キロ近くあり重
いんだけど速い。個々の選手も強い。チームもクレバーだとすると大学

のチームで帝京を倒すのは今年も難しいのではないかと思えた。もし穴
があるとすると慢心かな。

雨であったけど、いい試合を見れて楽しい一日だっ
選挙 (No. 125) 
投稿者: 大滝 2017/10/23 10:58:06
体調がもう一つ。昨日の総選挙、自民党が圧勝した。色々な見方も
あろうかと思うけど、誰かがこれは関ケ原の戦と似ていると言って
いるのには僕も同感する。

政策云々より生き残るためにといはいえ、沈んでいく船を見捨てて逃げ
ていく者、残る者、裏切り、謀略、浅はかな判断、外から見えている分
には面白かったね。

時には逆風に立ち向かう、負け戦でも戦う覚悟をもって生きることも必
要ではないか。うまく立ち回ったつもりでも結果が裏目なった人には悪
いけどザマーミロだね。

この結果が日本にとって良い方向に向かうかどうかはわからない。今後
どういう結果になったとしても、選んだ者として責任は負わなければなら
ないんだろうね。
ギラリと光るダイヤのような日 (No. 124) 
投稿者: 大滝 2017/10/18 18:23:02  
茨木のり子詩集を初めて全編を読んだ。茨木のり子の詩の特徴は曖昧の
ところのない、女性でありながら(失礼か?)、どこか凜としたところが
あり素敵だと思っている。

女々しい(これも失礼か?)詩を書く男性の詩人も多い中で(そういう
女々しさも叙情的で実は好きなんだけど…)、彼女の凛々しさは際立って
いるな。

もう亡くなって久しいけど(僕の母親と同世代)、生きていたら絶対に会い
たかった人だね。

ぎらりと光るダイヤのような日
短い生涯
とてもとても短い生涯
六十年か七十年の
中略
世界に別れを告げる日に
ひとは一生をふりかえって
じぶんが本当に生きた日が
あまりに少なかったことに驚くだろう

指折り数えるほどしかない
その日々の中の一つには
恋人との最初の一瞥の
するどい閃光などもまじっているだろう

<本当に生きた日>は人によって
たしかに違う
ぎらりと光るダイヤのような日は
銃殺の朝であったり
アトリエの夜であったり
果樹園のまひるであったり
未明のスクラムであったりするのだ


僕にもぎらりと光るダイヤのような日があったと思いたい。
これからもぎらりと光るダイヤのような日を送っていかなければと
思っている。
学道の人、人情を捨つべきなり (No. 123) 
稿者: 大滝 2017/10/16 10:59:47
漸く発達障害の労務問題の原稿を終了した。障害関係の勉強をしながらの
原稿で我ながら出来の悪い原稿になったと思うけど、現状の実力がこんな

もんだと自分では納得しているけど、依頼者に迷惑をかけるのが心苦しいね。
できないものについてははっきりと断る勇気を持たないとダメだね。
ここ2か月そのことが心に引っかかっていて精神衛生上も最悪に近かったな。

道元の正法眼蔵随聞記に「学道の人、人情を捨つべきなり。」とある。道を
学ぶべき者は人の世の分別・愛着を捨てなければならぬと。ひたすら自己

の悟りと救いを求める気がまえは小乗根性でよろしくないと。仏教のすべ
てを捨てるということができれば、確かに自由にはなれると思われるけど、

実際はなかなか難しい。煩悩のかたまりから少しずつ捨てていくことが
僕は修行だと思っているんだけど、時々やってられねぇ〜と思ってしま
うのは心がけが悪いということかぁ〜?
頑張ろうよ! (No. 122) 
投稿者: 大滝 2017/10/09 22:34:37
発達障害の労務管理に関して原稿が上手く書けない。障害のことも
良くわかっていないのに安易に原稿を引き受けた浅はかさな自分に
イラついている。

あっちでもこっちでも上手くいっていないのは、自分の判断ミスからき
ているかもしれないなぁ。

自分の領域外のことに関して全く無能力なのはやっぱり問題だね。自分
のできないことに関して頑張れとは言えないのが辛いところである。

みんなぁ!頑張ろうよ!
研修旅行 (No. 121)  
投稿者: 大滝 2017/10/04 00:09:15  
先週の週末、毎年恒例の勉強会の旅行に行ってきた。土曜日に久喜駅
に集合し、そこから車で最初は日光まなかの森キャンプ場へ向かった。

昼食はキャンプ場のバーベキュー。I氏の火のおこし方、バーベキューの
作り方は鮮やかであったね。焚火の煙にむせながらの食事もそれはそれ

でおいしかったんじゃないの。キャンプ場は林に囲まれて川が流れて
おりなかなかロケーションだったんじゃないかぁ。

たまには自然の中での食事もいいんじゃないかと思って企画したんだ
けど。川がきれいで時間があれば、釣り堀でマス釣りしたかったね。

キャンプ場での食事後鬼怒川温泉のあさやに向かった。あさやはさすが
に5つ星の旅館だった。まず、エントランスから見える吹き抜けの風

景が素晴らしかった(これが見たいがために決めたんだけど)。部屋も小
綺麗だったし、温泉も気持ち良かったね。食事はバイキングだったけど

おいしかったんじゃないかぁ。恒例のカラオケ、その後の討論会(?)
も楽しかったね。

翌日は、9時過ぎにチェックアウト後、午前中は東武ワールドスクウェア
を見学した。いつもは鬼怒川温泉の近くを来るたびに通り過ぎる所なんだ

けど、スカイツリーだの万里の長城など世界の有名な建築物のミニチュア
はよくできており結構楽しめたね。

その後華厳の滝を見るために中禅寺湖に向かった。華厳の滝のたたずまい
は、神が宿っている感じがしたな。華厳の滝の後、中禅寺湖湖畔にある立

木観音を見学した。仏像はなかなか見ごたえがあったね。その後、お坊さ
んの紹介する仏教グッズをつい買ってしまったけど、誰かが催眠商法だと
いっていたね。

立木観音を見学した後、ゆば蕎麦を食して解散となりました。今年も
盛りだくさんで楽しい旅行になりました。

Tさん、車を出してくれてありがとう。来年も又行きたいね。
山は動く! (No. 120)
投稿者: 大滝 2017/09/27 18:56:21
頼住光子の「正法眼蔵」の12回目を読んでいる。12回読んで漸く9割
ぐらい理解できるようになった。何回読んでも新しい発見がある。自分

の頭の悪さにはいい加減辟易しているけど、何回も読んで時間をかけて
理解していくのが僕のスタイルだからこれでいいのかもしれない。

毎回理解に苦しんだのは、「山は動く」ということ。人間の歩みと同じよ
うに「青山常運歩」しているということが全く理解できなかった。山は

動かないということ、これはそれこそ動かせない事実だろうと思っていた。
動かないと思い込んでいるそのこと自体が問題なんだな。

現実を見てそれを言葉で実体化し、それに固執することが煩悩だと道元は
云っている。すべてが諸行無常で実態がない空だとすれば、山が動くとい
うこともあるかもしれない。

生きているこの世界があると絶対確実か?北朝鮮からミサイルが飛んでき
て今生きている基盤なんかあっという間に吹っ飛んでしまうかもしれない、

東日本大震災や火山の爆発のように想定外のことが起こるのが我々が生き
ているこの世界だとすると山が動くということなど当たり前にあるだろう

と最近は思えるようになった。だから、仕事でも何でも想定内のことなら
どうということはないんじゃないか〜?オレはおかしいか〜?
豪栄道 (No. 119)
投稿者: 大滝 2017/09/24 21:43:58
大相撲の9月場所、日馬富士が豪栄道を本割で破り、決定戦でも再度破っ
て逆転優勝したね。日馬富士のいざとなったときの集中力、心の強さには
感心した。

一方、豪栄道、気が強そうな面構えだけど、芯は弱そうに見えた。どうし
てあそこで引くんだろう?勝ち負けにこだわり過ぎるからだろうか?

僕は勝負事が好きだけど、美しさにこだわりたい。負けたから美しくない
というのではない。豪栄道の負け方は美しくないのだ。勝ち方も美しくな
いけど。

宇良のように体が小さく、すかしたり、引いたり徹頭徹尾テクニックで生
きるのであるならば、それはそれで僕は好きだけど、豪栄道は弱い相撲取
りではない。

今回の負けは徹頭徹尾骨身に染みないと、豪栄道が横綱になることはない
んじゃなないかと思ってホント、ガッカリした。

まぁどうでもいいことではあるんだけど…
理想の死 (No. 118)
投稿者: 大滝 2017/09/19 18:52:01
昨夜、NHKの番組で僧であり看取り医師でもあった田中雅博先生のガン
で亡くなるまでのドキュメンタリー番組「死までの450日」を見た。

当初は1000人以上を看取った田中先生の「究極の理想の死」を記録しよ
うと始めた撮影だあったようだけど、実際は人格者であった田中先生が死

ぬ間際の人格が崩壊していく過程まで映していた。普通は衰えて崩壊して
いく自分を見せたくないという心理が働くけど、田中先生そこまで映した
らいいと生前云っていた。

僕が宗教とか哲学をやるのは、一つは「美しく死にたい」という見栄のた
めでもある。しかし、「死には美しいも汚いもない」んだね。身じろぎも
せず、田中先生が葬儀場の骨になるまでの画面を見つめていた。

どんなに頑張っても意識が混濁してきたり、痛みが激しくなったりした
ときには、人間は壊れていくときは壊れていくな。

そうであったとしても、その人への尊敬は消えはしないけどね。さて、僕の
末期のときはどんな醜態をさらすんだろうな。

仙高ウんのように「死にとうない、ホンに死にとうない」叫びそうな気がす
るんだけど… 暗い(僕は暗いとは思っていないけど)話題で申し訳なし!
研修旅行の日程 (No. 117) 
投稿者: 大滝 2017/09/11 19:46:15  
9月30日 勉強会研修旅行の日程が決まりましたので
お知らせします。

○集合時間 9月30日 午前10時
○集合場所 久喜駅西口(JR  東武伊勢崎線)
○費用  3万円(30日昼食 久喜出発到着の往復交通費含む)
です。


9月30日の行程
・久喜駅西口10時出発⇒日光まなかの森キャンプ場 11時半到着 
・昼食  まなかの森キャンプ場でバーベキュー(昼食)11時半〜14時半
・まなかの森キャンプ場 14時半出発⇒鬼怒川温泉 あさや15時到着 チェックイン

10月1日の行程
・あさや 10時出発⇒日光華厳の滝 10時半到着
・華厳の滝見学 10時半〜11時半
・昼食  11時半〜13時
・華厳の滝13時出発⇒久喜駅15時到着 
・解散 15時 久喜駅解散

以上です。
まっ、いいかぁ〜 (No. 116) 
投稿者: 大滝 2017/09/06 12:59:32
発達障害関係の労務問題について執筆を依頼されている。簡単に引き
受けて後悔しているんだけど、発達障害の勉強しているうちに僕も幼
い時に発達障害ではなかったかと思える。

そういう知識を積んでいくうちに、今僕が教えている短大の学生の中
にも発達障害と思われるような学生はごろごろいるな。なかには、何

を言っているのわからず、文書を書かしても支離滅裂でこれは統合失
調症ではないかと思われるような学生も稀に散見する。それを彼ら自
身も学校も自覚し把握しているだろうか?

コミュニケーションが円滑に図れないのが今の学生の特徴だけど、生
身の人間との交流よりゲームにばかりやっていることもその障害を助
長させているんじゃないかと結論づけるのは短絡的か。

短大の授業でグループを作って事例を討議させるのが僕の授業の方法
なんだけど、今回の第2クールでほとんどのグループでディスカッシ
ョンが不調に終わって若干ショックを受けた。

授業が不調に終わるのは講師の実力もあるけど、学生の中に発達障害
がいると考えると、議論がなりたたないだけに、授業のやり方を改め
てもう一度考えなおす必要があるかもしれない。

厄介だね。ギャラも安いしね。来年も依頼されて、ついOKしてしま
ったけど、もう少しよく考えて返事すればよかった。

まっ、いいかぁ〜
9月だぁ! (No. 115)
投稿者: 大滝 2017/09/01 13:55:13
今年ももう9月である。1年の3分の2は終わってしまった。日々
忙しいので何やってきたのかと思うね。ただ、何をやっても(トラ

ブルさへも)楽しもうと思っているので、やってきたことへの後悔
も反省もないな。その都度全力を尽くすことにはしているけどね。

雑誌PRESIDENTの「元気が出る哲学大全 世界の5哲人の考え方
丸わかり」でソクラテス、デカルト、カント、ヘーゲル、ニーチェを

特集していた。漫画の図解もあってわかりやすそうに書いてあるんだ
けど、それらの哲学の知識を「顧客に喜ばれる商品を開発するには?」

とか「なぜ会議で部下から意見がでないとか?」に応用できるとして
いる点で首をひねってしまう。

ソクラテスやニーチェの考え方を一言でいえばこうだと説明するのは
わかる。

しかしそれが即ビジネスに応用できる?できるわけないじゃん!と思
ってしまう。僕は、哲学はあくまでも考えることの楽しさを教えてく

れるものと思っていて、その意味でなら「哲学大全」は面白かったと
思うけどね。

ヘーゲルについては弁証法を解説していたけど、ヘーゲルの弁証法は、
仏教の諸行無常に通じる考え方で僕にとっては新しい発見だった。
社労士試験 (No. 114) 
投稿者: 大滝 2017/08/27 23:48:05
今日は社労士試験だった。今年も難しかったようだね。勉強始めてから
今年で2年目の僕の高校時代の友達Uちゃんからあまり上手く行かなか

った旨の電話がかかってきたけど、本人には失礼ではないかと思うけど、
2年目だったらそんなものじゃないかと思えた。

合格した者は皆同じ道を歩んでいる。普通の受講生だったら上出来上出来
というところなんだけど、僕と同じ歳だからそう悠長にも構えていられな
いことを思うと、彼が焦ったり不安になるのはよくわかる。

しかし年齢が行こうと行くまいとこれは勝負。20人に1人は受からない試
験なのだから常識なんかに囚われていると初めから負けてしまう。僕は喧

嘩が好きだから、試験勉強でも「この野郎!親の仇だぁ〜」と思ってのめり
込むタイプ。
そのぐらいの気合いがないと、昨今この難関を突破することができないん
じゃないかなぁ。どうだろう?
信じられますか? (No. 113) 
投稿者: 大滝 2017/08/23 15:20:35
親鸞は法然に騙されて地獄に行ったとしても悔いはないと云って
いる。そこには騙されて地獄に行くことなんかは大したことでは

なく、信じているというその状態が幸せなことなんだと云っている
ように思われる。僕は、その一番大切な「信じること」ができない

タイプのような気がする。宗教を勉強しているにもかかわらずであ
る。まぁ勉強と信心は違うんだけどね。
幸せですか? (No. 112)
投稿者: 大滝 2017/08/18 15:15:27
勢古浩爾の「結論で読む幸福論」が面白い。勢古は、幸福とはなんだ、
お金があっても健康であっても家族があっても「幸せ」といえるかと

いうことを具体例に出して検証し、結論として「幸せというものない、
それで何の不都合がある?」とのたまう。

古今の哲学者(アラン、ショーペンハウアー、ヒルティ、ラッセル、
ヘッセ)の幸福論についても手厳しく批判し、そのなかでショーペン
ハウアーが比較的マシだと。

ショーペンハウアーは、「幸福な生活とは何かといえば、冷静にとっく
りと考えてみたうえで生きていないというよりは断然ましだと言える
ような生活だと定義するのが精いっぱいであろう」と。

改めて幸福と何かと考えると確かに難しい。人によっても違う。人に
よって違うという意味でお笑い芸人有吉弘行の幸福論が面白い。

「世の中って「金がなくても、夢があれば貧乏でも楽しい」という奴に
「偉い!」とか言ったりするんですよ。「夢に向かって生きている人は

貧乏でも生き生きとして美しい。」みたいなことを。夢があっても貧乏
は辛いですから。金ないと幸せに生きられないですから。幸せに生き
るには、絶対に金しかないです!」

売れない辛酸をなめた有吉クンがいっていることで妙に説得力がある。
しかし、金がない貧乏人は幸せになれないのか、そんなことはないよう

な気がする。まぁ、僕自身は金がなくたって幸せだぜ!と負け惜しみ
でも言っていたいタイプ。幸せは客観化できない。本人が「幸せだ」と

思えば「幸せ」なんじゃないか?勢古のように「幸せというものない、
それで何の不都合がある?」というのもわからんではないけど…
胡蝶の夢 (No. 111) 
投稿者: 大滝 2017/08/13 22:34:28
角川文庫の荘子をよんでいる。その中で「胡蝶の夢」というのがある。
「自分(荘周)が胡蝶となってひらひら飛んでいる夢を見て覚醒した

ときに自分がホントは胡蝶で荘周になっていることの方が夢じゃないか、
いずれが本当かわからない」ということに対して、

荘周が真実の姿か胡蝶が真実の姿かは問題ではないと。是と非、生と死、
夢と現実の対立など、そのいずれが真の世界であるかを論ずるより、いず
れをも肯定して受け入れ、それぞれの場で満足して生きればいいと。

老荘思想など、かっては絶対に受け入れられないと思っていたけれど、今
案外、その感覚はわかるなと思っているんだけど…
水虫の痒さは実体である! (No. 110) 
投稿者: 大滝 2017/08/08 17:35:54
仏教で諸行無常、すべては実体がないといっているけど、例えば肉体的
な痛さに現に苦しんでいる者がこの痛みは実体がないといったところで、

痛みそのものがなくなるわけではない。この瞬間この痛みは確かにある
しそれが長く続けば、僕などは即座に神も仏もあるものかと今まで勉強

した成果を放り投げたくなる。精神的な悩みに関して宗教である程度解
決できると思うけど肉体的な苦しみに対しては宗教は無力ではないかと
思える。

この2,3週間、水虫の痒さに耐えて出したのが以上の結論。
気づくのが遅い! (No. 109)
投稿者: 大滝 2017/08/04 10:44:37  
ここ、二、三日涼しい日が続いている。先日、雇用環境整備士の講習で
仙台に行ってきた。夜、東京へ出て翌日講習、夕方には帰ってくるとい

う行程だから殆ど旅行を楽しむということはできなかった。駅構内の
「伊達の牛タン」で牛タンを食してきたことぐらいかな。
旅行中、体調がもう一つで体調が悪いと集中力が鈍るね。特に研修して
いるときにそれを感じたね。

講習の結果がもう一つだったのは、体調もあるけどレジュメの内容がア
ップツーデートでなくなっていることもあって反省するところではある。

忙しいとそれに気がつかないんだね。実際に講習をやっていて、あっ、
これはズレているなと思った。まっ、終わったことだから今更反省して

も仕方がないんだけどね。いつも思うことだけど僕は気づくのが遅い…。
削除サクジョされました (No.108)
眼の前にないものはない! (No. 107)
投稿者: 大滝 2017/07/30 09:20:16
いつもグチになって気が引けるけど忙しい日が続く。僕は1週間
単位で動いているけど、毎週あっという間に過ぎていく。これが
いんだか悪いんだかだね。

横山紘一(唯識の思想)によると、「あるのは心だけで、自分とは
言葉の響きがあるだけであり、対立し、執着し、気になり、こだわ

っている対象はすべて心の中の映像にすぎなく、それらに対応する
ものは決して存在しない」と言っている。

哲学の独我論とどこが違うんだか僕にはよくわからないけど、今、目
の前にあるものを実体として認識し執着することが煩悩だといってい
るんだと思う。

言葉で表現するまでは存在していなかったことを言葉で表現することに
よって実体化することが問題だといっているけど、言葉で表現する以前

は存在しなかったといえるのか僕にはまだ理解しがたいところがある。
存在するけどその事実に執着し拘泥しないとする方が僕には実感とし
てわかりやすい。

それを僕は眼の前にないものはないといっているんだけど…

こだわり (No. 106)  
投稿者: 大滝 2017/07/24 14:24:40
週末3日間、姪がきていた。就業環境を変更するタイミングで長期休暇を
とり、伊勢神宮に行ってくるということだった。土曜日には東京スカイ

ツリー、日曜日には僕の車で群馬沼田の望郷の湯まで行ってきた。その間
で彼女と話したことは、終始、そのこだわりは正しいかということだった

と思う。彼女の悩みは生き方と密接にかかわり、その解決は自分自身が変
わらない限り解決はできないものと思えた。

自分を変えていくという意味での今回の旅行だったように思う。こだわり
が強いと生きにくい。しかしそのこだわりでしか生きられないとすると、

ある種の強さが必要である。喧嘩も辞さない、職場でも嵐を呼び起こすこ
とぐらいの覚悟は必要であると思えた。

僕は相手が弱いと舐めてかかっていじめるようなタイプは大嫌い。表に出ろ、
バーローと喧嘩ができないのであれば、そこから撤退しても全然問題はない

と思っている。自分のことでないからそう言えるってことかもしれないけど
しかし、その決断ができない限り解決はないと思える。

白黒をつけたがるのは僕の悪い癖だね。白黒ではない灰色の解決もありとは
思うけど…
学道の人、貧なるべし (No. 105) 
投稿者: 大滝 2017/07/19 06:35:12  
道元の正法眼蔵随聞記を読み終えた。道元の第一弟子である「えじょう」
の聞き書きであるから正法眼蔵より大分読みやすかった。その中で道元は

しばしば「学道の人、すべからく貧なるべし」、生活のことは考えるなと
いっている。普段、華美で贅沢している人が、弟子に対して「学道の人、

貧なるべし」とは云わないだろうから、道元は実際も清貧を貫いた人であ
ったんだね。

実際の日常の生活で貧乏になりたい人はいないだろうから、あくまでも出
家しているお坊さん(雲水)に言い聞かせたんだとは思う。

僕は金持ちになりたいと思っている(もう手遅れだけど)一方で「貧なる
べし」という気持ちもスッと入ってくる。理屈では矛盾しているんだけど
僕の中では矛盾はない。

正法眼蔵と正法眼蔵随聞記は違うなと思っている。「随聞記」は弟子に対し
て財物や名誉に執着することは煩悩の種になるからそんなものは学道の妨げ

になるから捨てろといっているけど、正法眼蔵はそんな単純なことは云って
いないように思われる。

縁起・無自性・空、僕にとっては「自由」ということを追求しろといってい
るように思われる。

毎日、色々なことが起こる、良いことばかりではない。それを面白い・冒険と
感じられればいいと思っているんだけどね。
バーロー! (No. 104) 
投稿者: 大滝 2017/07/12 17:41:10
最近、僕ほどツイていない人間はいないんじゃないだろうか。まずこんなに
忙しい思いをしているのに収入は増えない。

これはしょうがないとしても、この間、駐車場の中で車がぶつけられていた。
あぁ、こすられているなぁと思ってディーラーにもっていったら、なんと修

理の費用が40万円だと。2,3万円で済むかなと思っていたのにアタマにき
たね。こういう場合には僕の車両保険は使えないそうな。1か月1万5000円
も払っているにもかかわらず!!

でっ、そんなとき歯が痛くなって歯医者に行ったんだけど、その治療で歯を
1本抜いた。その1本のために3本でブリッジしなきゃいけないと。

保険だと1600円、その代わり前の歯3本が銀歯になって僕が口を開くたびに
銀歯がキラキラしてしまう。

人の前の話をすることが多い僕にとって、とりわけ外見を気にする僕にとっ
ては銀歯の選択はできない相談。

でっ、白い歯は保険がきかないと。白い歯(セラミック)はいくらかかるのと
聴くと、ナント32万4000円だと!!力が抜けたね。

冗談じゃないよ!何かにタタられているんじゃないかぁ。この話をするとどう云
う訳か、みんな笑うな。くそーっ!ヒトの不幸はそんなに面白いか!!

バーロー!!!
孫は2人 (No. 103) 
投稿者: 大滝 2017/07/07 13:24:41
僕には孫が2人いる。3歳と6歳の女の子2人。上の孫はハッキリ云って美人
ちゃんである。下の孫もハッキリ云って可愛い系統である。僕自身の子育てと

いう意味では僕は良い親であったかどうか自信がないけど、孫たちを見ている
と息子夫婦はいい親をやっているなぁと思う。

どこのじっちゃん、ばっちゃんも同じだと思うけど、彼女らのためだったらす
べてを犠牲にしても惜しくはないと思っている。その気持ちで彼女らの成長を
見ている。

ボクにとって孫については、「絶対」なので議論はできない。従って孫の話を
するようになったら現役のビジネスパーソンとしては終わりだと思うので今後
この掲示板では書かないことにする。

従って、間違っても僕に孫の話をさせないように!
削除サクジョされました (No.102)
東京都議会議員選挙 (No. 101)
投稿者: 大滝 2017/07/03 23:34:0
都議選で自民党が大敗したね。僕は埼玉県民だから投票できなかったけど、
仮に東京都民だったとしても自民党に投票することはなかったな。

あれで自民党が勝っていたら何をやっても許されるということになって、
自民党にとってはいい薬になったのじゃないかな。

豊田真由子議員のように、自分のことを「豊田真由子サマ」と呼ぶような
傲りタカぶっている奴は、自民党の議員の中に多いようだけど、政策以前に
それだけで僕の趣味に合わないな。

都民ファーストの会も小池さんもこれからが正念場じゃないか?権力を握る
と性格が変わる奴もいるからこれから東京都民は目をしっかり見開いて

よーく見ておく必要があると思うな。僕も自分が権力を握ったら性格が変わ
るタイプだと思っているから敢えて権力者にならないことにしているんだ

けど…なりたくてもなれないんだろう!ってか?まっ、その通りだけど…
永平寺 (No. 100) 
投稿者: 大滝 2017/06/26 17:39:37
先週の週末に福井の永平寺に行ってきた。例のごとく車中泊で土日に
かけて1200キロ走ってきた。途中、金沢で北陸自動車道を降り鈴木大

拙館によった。前から行きたかったところ。施設はそんなに大きくは
ないから退屈するかも思っていたけど、西洋建築でありながら立派に

禅を体現していた。建築家の谷口吉生は設計するにあたっては鈴木大拙
の著作を徹底的に読んだとか。建物はコンクリートの打ちっぱなし、思

索空間棟から見る浅く水が張ってある水鏡の庭は、京都龍安寺の石庭を
思い出させた。永平寺にも行かなければならないし何回も来ることは

できないと思って写真をバチバチとってきたけど、写真を撮るよりは思
索空間棟に座ってじっくり時間を過ごして来ればよかったと思っている。

それでもその日は永平寺の拝観時間は過ぎていた。いつもの道の駅で車
中泊して、翌朝永平寺に向かった。雨に濡れた永平寺は美しかった。

朝、座禅体験を指導していたので参加した。たった1分半だった。それ
でも普段自分がやっている座禅のやり方は間違っていなかったことを確

認できただけでも良しとするか。永平寺は中国人観光客やじっちゃん、
ばっちゃんの騒々しさに多少イラついたね。永平寺を宗教施設ではなく
観光施設として見学にきているのであれば、しょうがないかぁ。

それでも施設の中を巡っているだけで心は落ち着いてくる。いつもは道元
禅師の御廟がある前で暫く佇んでくるんだけど、じっちゃん、ばっちゃん
の話声が気になって早々に退散した。

午前中は永平寺に滞在し、いつもの行程、永平寺御用達の胡麻豆腐の「団
助」で胡麻豆腐のゼンザイを食し、帰途に着いた。

帰りは北陸自動車の大雨と濃い霧にまいったね。50キロ制限と北陸自動車
から上越自動車道に入ってしばらくは1車線なんだ。

抜けねぇ〜。途中抜くための2車線になるところがあるんだけど、その時
は猛烈にスピードを出して追い抜いて行くんだけど、すぐまた1車線に戻

るから、思ったほど時間は稼げなかったね。車を運転中、「俺たちのフォーク」
というCDをズット聴いていた。
その中で「竹田の子守歌」にはまったね。

「もーり(守)もイヤーがる盆から先にゃー
 ゆーき(雪)もチーラーつく(散らつく)し子も泣くしー
 
盆がきたーとて、何嬉しかろー
 かたびら(帷子)はなーし、帯はなしー

この子よーなーく(泣く)守をばいーじる
もーりも一日 やーせるやら

はーよ(早)も行ーきーたや この在所こえーてー
向こうに見ーえるは 親の家
向こうに見―えるは 親の家」

この歌は、昔放送禁止になった歌らしい。被差別部落を対象とするもの
で政治的メッセージが強すぎたというのが理由だろうけど、僕には浄土

宗の宗教ソングだなと思って聴いていた。「生きているのは辛い、早く浄
土(親の家)に行きたい」と僕には聴こえた。

僕のとらえ方は、もしかしてケシカランと思われるムキがあるかもしれ
ないけど、芸術はすべての拘束・解釈から自由ではないかと思っているので
ご批判は受けません、悪しからず。
豊田真由子 (No. 99)
投稿者: 大滝 2017/06/23 13:03:50
自民党衆議院議員の豊田真由子が秘書に暴行・暴言したとかでテレビで
録音された暴言を本人の国会答弁の美辞麗句にかぶせて流されていた。

僕もテレビのディレクターだったら同じ放映の仕方をしたと思うけど、
面白いと思って見ていた。僕はキホンこういう話題は好きで、サンザン
いじり倒したいタイプではある。

しかし、よく考えてみると人間は色々な地獄を抱えて生きていることを
思うと、あの程度のことがあっても不思議ではないのかもしれない。
まわりは大変だと思うけどね。

しかし、東大法学部を出ていて頭が良いはずなのに、想像力の貧困さ
には笑ってしまうね。エリートといったってあんなもんだと揶揄する

のはボクがエリートになれなかったヒガミかもなぁ〜。この話題は当
分楽しめるなぁ。ヒトが悪すぎるってか?
励む心 (No. 98)
投稿者: 大滝 2017/06/20 23:47:42  
横山紘一の「唯識に生きる」を読んでいて、オッと思ったお釈迦様の言葉。

「励みは不死の境地であり、怠けは死の境地である。励む人々は死ぬこと
がなく、怠ける人々は死者のごとくである。」

「励む心」で生きる人は死ぬことのない不死の境地に達しているのに対して
「怠ける心」で生きる人は、生きていてもすでに死んでいるのと同様だと。

まことに厳しいね。さらに
「不死の境地を見ないで百年生きるよりも、不死の境地を見て一日生きる
ほうが優れている。」と。

僕も「励む心」で生きていきたいと思う。しかし、それが不死の境地である
とはにわかには思えないのがカナシイ。

生命は (No. 97) 
投稿者: 大滝 2017/06/16 09:24:25
生命は
生命は自分自身では完結できないように
つくられているらしい
花も
おしべとめしべが揃っているだけでは
不十分で
虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命は
その中に欠如(けつじょ)を抱き
それを他者から満たしてもらうのだ
世界は多分
他者の総和
しかし
互いに
欠如を満たすなどとは
知りもせず
知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思うことさえも許されている間柄
そのように世界がゆるやかに構成されているのは
なぜ?

花が咲いている
すぐ近くまで
虻の姿をした他者が
光をまとって飛んできている

私も あるとき
誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない

吉野弘

仏教の縁起・無自性・空を美しいことばで表現すると吉野の詩になる。
僕も誰かの風、誰かの虻になりたいと思う。

そして僕自身も誰かの風によって生かされているんだと思うと涙が出
てくる。

歳をとってくるとこういうことがわかるんだな。歳をとることもそう
悪いことではないね。
脳みそを使え! (No. 96) 
投稿者: 大滝 2017/06/12 11:27:50
先日、ライセンス時代の受講生で現在社労士のSさんが事務所を訪れて
くれた。僕がまだ講師としてはペーペーのころの受講生であったことか

ら忘れがたい人だったんだけど、20年ぶりにあったSさんは、そのころ
とちっとも変っていなくて若々しかった。

でっ、昔話を話しているときに、講師時代、僕が受講生であったSさん
に対して「もっと脳みそを使え、脳に汗をかかせろ!」と叱咤したらしい。

え〜っそんなヒドイことをいったの?当の本人はすっかり忘れていて今だ
ったら人権問題になりかねないなと思い、それこそ冷や汗ものだったね。

Sさんが受かってくれたからよかったけど、もし結果が出なかったらと思
うとそれこそゾッとする話だね。

温厚なSさんだから「僕が熱血講師だったから」と笑って許してくれて
いる(ように見えた)けど…。Bさんからも時々「先生は平気でかなりきつ

いこという」と言われているしなぁ。僕から言わせれば「信頼できる人で
なければそんなきついことは云わないぜ」と言い訳したいところだけど、

その気持ちがいつも通じるとは限らないということなんだろうね。
陽はまた昇る (No. 95) 
投稿者: 大滝 2017/06/08 15:55:44
頼住光子の「正法眼蔵」の10回目を読んでいる。10回読んでもわか
るようには説明ができない。説明できないということはわかっていな

いということなんだけど、それでも日々の生活のモノの見方、考え方
は変わってきているように思う。この間、Tさんと話した時、これか

らの人生何をプライオリティにおいて生きていくのかと問われたとき、
パッと口には出てこなかった。「世のため人のため」と歯が浮きそうな

セリフが出てきたけど、最近それではダメなのじゃないか、自分一人
で生きているわけじゃなし、スタッフの生活も考えるとそれ以上にやは

り仕事で儲ける必要もあるのじゃないか。儲けなくてもいいという自
分のスタイルを他人に押し付けることはできないだろうと思う。

毎月旅行にいったり車を買い替えたりで、僕が貧乏だというのはウソ
でしょうとBさんはいうけど、僕からすれば、貧乏人は浪費家なのだ。

本当の金持ちは無駄遣いもせず金をせっせと貯めている奴だと思って
いてその程度の小金はあるにしても(クルマだって5年ローンだゾ!)

基本ビンボウであることには変わりはないと僕は思っているんだけどね。
貧乏自慢してどうする!

ただ、日々の生活は充実させたい。毎日同じようなことの繰り返しの
ように見えても、自分の心も身体も自分に関係する人との関係も確実に

変化していく。もちろん仕事も。いい人間関係もいい仕事関係も永遠
に続くわけではないだろうと、最近そのことばかり考えていたけど、

陽が沈むではなく陽はまた昇るというと強い意志をもって頑張ること
も必要だなと思っている。それにしても僕にとって陽が昇ったことが

かってあったのかな?うーむ…それが問題だ。
パアッと行こう! (No. 94) 
投稿者: 大滝 2017/06/02 13:14:00
北海道で看護師をしている姪っ子が、結局今の職場を退職すると。
辞めたところで誰に迷惑をかけるでなし、辞めろ、辞めろとけし
かけたんだけど、よかったのかしらん?

この国では一旦辞めてしまうと、正社員の道が閉ざされ、非正規
雇用で生活に窮するリスクも考えられるけど、看護師という資格

があれば一人で生きていくぶんには困ることはないだろうと思っ
ているんだけど。

これが若い子であれば、我慢も時には必要だぜというところなん
だけど、40歳の後半で独身であれば、もうそろそろ自分の生き方

と合う合わないで職を選んでいってもいいのじゃないかと思う。
歳をとってくると変化を嫌ったり保守的になったりしがちだけど、

グジュグジュ悩んでいるのであれば、思い切って生活空間をパァッ
と変えてみることも必要じゃないか?


冒険と博打は紙一重だけど、人生において1回や2回はリスクを
負って冒険(博打)しなければならないこともあるんじゃないか?

パァッと行こう!パァッと。無責任だってかっ?
削除サクジョされました (No.93)
わかるということ。 (No. 92) 
投稿者: 大滝 2017/05/29 11:26:05
あっという間に5月はもう終わりで時は夢のように過ぎていく。頼住
光子の「正法眼蔵入門」の8回目を読んでいる。8回読んでも新しい
発見がある。

わかるってどういうことなんだろう?僕の本の読み方はその場でわか
らなくてもいつかわかればいいと思って読んでいるんだけど、それが

ダメなのかしらん。鎌田の「般若心経講話」や秋月の「禅と人生」を読
んでまた頼住の「正法眼蔵入門」読んでみると、また違った見方ができ
ると思って8回目だけど、面白いと思いながら読んでいる。

勉強でも何回も何回も繰り返すしかないというのが頭の悪い僕の作法だ
から。それにしても長い人生で僕はたくさん本は読んできたと思うけど

そのわりには自分の身についていないのには愕然とするね。ここ数年興
味がある禅にしても本格的に研究するとかいうようなものじゃないから

単に教養、興味、娯楽の一種だと思っているからいつまでたってもわかる
ということがないのかもな。まっ、いいいかぁ〜
我等は死せざるべからず (No. 91)
投稿者: 大滝 2017/05/24 18:06:59
鎌田茂雄の「般若心経講話」の4回目を読んでいる。僕はこれと
思った本については身につくまで何回も読むことにしているんだ

けど、身につかないうちに飽きるということもあるな。その中で
時々眠気が覚める感動的な文章に出会うことがある。以下がそれ。

「我らは死せざるべからず。我らは死するも我等は滅せず。生の
みが我等にあらず、死も亦我等なり、我等は生死を併有するもの

なり。我らは生死に左右せらるべきものにあらざるなり、我等は
生死以外に霊存するものなり。

然れども生死は我らの自由に指定しうるものにあらざるなり。生
死は全く不可思議なる他力の妙用によるものなり。

然れば我等は生死に於いて悲喜すべからず。生死なお然り、いは
んやその他の転変においてや。〜。」

明治時代の偉大な宗教家であった清沢満之の文章であるけど、清沢
は浄土真宗の立場ではあるけど、言っていることは道元の正法眼蔵
に書いてあることと変わらないね。

宗教にとって自力か他力かは本質的な違いではないということなん
だろうね。常々思っていることではあるけど…
貧乏暇なしだぁ! (No. 90) 
投稿者: 大滝 2017/05/19 17:44:18
このところ、滅茶忙しい。貧乏暇なしというのは本当だね。忙し
いからといってほとんどお金が入ってこないのが悲しい。顧問先

からの相談が多いから仕方がないんだけど、肉体的には相当堪え
るようになったな。

従業員に全部仕事を任せてトップが遊んで暮らせるというのが理
想だけど、今のところ僕の仕事は僕だけしかできないから僕が遊

んで暮らせるというのは永久に来ないかもしれない。若手を育て
ているけど、まだこれから10年はかかるな。

お〜い!俺はそんなに生きていないぞ!急げよ!
生涯に身を立てるのをもの憂く (No. 89) 
投稿者: 大滝 2017/05/14 23:28:11
律儀に生きるのが億劫で
呑気にここまで過ぎてきた
米の残りがもう三升
炉端に一束まきもある
迷いと悟りは紙一重
名声利欲はちり芥
草ぶき小屋に夜の雨
大の字に寝て「極楽じゃ」 

松下緑が良寛の漢詩「生涯に身を立てるのをもの憂く」を現代語に
訳するとこうなる。僕も「名声利欲はちり芥」といってみたい。

僕の年齢になると同じセリフを吐いてもいじけた負け惜しみに聞こ
えてくる。

今日の神奈川テレビでポルシェの特集していた。宝くじでもあたら
ないと無理だなぁ。やっぱり煩悩は捨てきれないねぇ〜。
9月の研修旅行 (No. 88) 
投稿者: 大滝 2017/05/14 20:58:34
恒例の研修旅行について今年はは9月30日(土)に決定
しました。
場所、ホテルは鬼怒川温泉「あさや」です。取りあえず
旅館だけは押さえました。

費用は2万5000円から3万円の範囲です。参加を希望する
方は、大滝・馬場事務所(03-6907-3595)までご連絡く
ださい。
遊ぼうぜ!2 (No. 87) 
投稿者: 大滝 2017/05/07 22:43:42
ゴールデンウィークを利用して、上高地・草津に行ってきた。2日の夜
9時半自宅を出発して中央道双葉SA当たりで車中泊し3日午前中上高

地を散策する予定だったんだけど、ゴールデンウィークの中央道は恐る
べし。普通ゴールデンウィークであっても夜は流れているんだけど、圏

央道に入った段階で渋滞が始まっていた。八王子の中央道に入るまで2
時間かかり談合坂SAについた時は午前の1時近くになっていた。談合

坂でやむなく車中泊。翌朝も中央道は恐ろしい渋滞でおまけに事故が3
連発。談合坂SAから双葉SAまで普段は30分くらいのところを2時間

もかかったのでその日の上高地はあきらめ車が流れる午後過ぎまで双葉
のSAで休憩した。結局奥飛騨平湯温泉の旅館には午後3時くらいに到
着した。ホント疲れた。

翌4日、快晴になったので平湯温泉から上高地までバスが出ているので
(マイカー禁止)上高地に行ってきた。残念なことに大正池から河童橋

までの散策路は雪で歩けず終点のバスターミナルまでバスに乗り、結局
河童橋周辺を散策しただけだったけど、河童橋から見る西穂高、穂高、
前穂高、明神岳は、いつも思うけど神がいるのではないかと思えるほ

どの素晴らしさだった。本物を前にして写真みたいというのは変だけ
ど、現実にあるとは思えない非日常の世界だね。

今回は奥飛騨の平湯温泉の旅館は、料理はクォリティーが高かったけど
飛騨牛以外は冷めていた、朝食ももう一つだったかな。しかし露天風呂
から見えた笠ヶ岳は絶品だった。

翌日、平湯温泉の旅館をチェックアウトして直接草津温泉に向かった。中
央道の松本ICから入って上越道の上田菅平ICを降り、真田の里を通って

草津温泉までの行程は道路も空いており快適だった。松本ICに入ってから
梓川SA付近から見えた北アルプスも絶景だったね。雪をかぶった常念岳も
素晴らしかったな。

草津のホテルは施設はビジネスホテルみたいな感じ、大浴場も熱くて入っ
ていられなかったね。

いつも行く大滝の湯は湯治用と一般用と別れているから楽しめるんだけど、
これは泊まるだけだなと思っていたら食事は結構イケたね。施設と温泉が

もう一つだったので期待していなかったんだけど料理は温かくて美味しか
った。これは料理長の意識の差だね。

渋滞を回避すべく草津のホテルをチェックアウトした後すぐ帰ってきたけど
関越道は午前中は空いていて割合楽に帰ってこれた。

旅行中、体調はもうひとつだったんだけど、まぁ楽しかったかな。連休
ボケになっているから明日から気合い入れないとね。
削除サクジョされました (No.86)
遊ぼうぜ! (No. 85) 
投稿者: 大滝 2017/04/29 09:15:39
ニーチェの「善悪の彼岸」をパラパラと開いていたら次のような
文章があった。

「九四 男の成熟―それは子供の頃に遊戯の際に示したあの真剣さ
を再びみいだしたことをいう。」

なるほどね。日常の生活、仕事に追いかけられていると遊ぶ余裕が
なくなるんだね。

矛盾しているようだけど、今、現にある問題から逃避的になって遊び
に走るということもあるから遊ぶということも実は難しいんだ。

僕はきつい仕事から解放するための遊びなんだから逃避的になっても
何ら問題はないと思っているけどね。本当は、仕事も楽しい、遊びも
楽しい、何やっても楽しいというのが理想だと思っているんだけどね。

トラブルさへも楽しめればいいなと思っている。実際、姪のように仕
事上のトラブルやいじめでうつになっている人は沢山いる。その只中

にいるとその状態からなかなか抜け出すのは難しいと思うけど、そう
いう状態であれば、なおさら真剣に遊べと言いたいんだけど。

そういう人は遊びも「遊ばなければならない」と仕事にしてしまうか
ら厄介なんだ。

誰だって子供のころは時間を忘れて遊んだ経験はあると思う。子供の
時は誰だって「永遠の今」を生きていたんだね。

ゴールデンウィークである。みんな!遊ぼうぜ! 
削除サクジョされました (No.84)
全部放り投げてしまえ! (No. 83)
投稿者: 大滝 2017/04/26 16:15:22
福祉施設で看護師をしている姪っ子と久しぶりに電話で話した。
職場の上司からパワハラを受けていて以前相談受けたときは、

無理して今の職場に固執する必要ない、辞めちまえとアドバイ
スしたんだけど。4月から配置転換でその上司から離れることが

できたといって喜んでいた。姪は上司でも誰でもハッキリものを
いうタイプで、僕はそこがかわいいと思っているんだけど上司は

姪のその性格を嫌ったらしい。人によって受け取り方が違うんだ
ね。僕だったら表面的におべんちゃらを云う奴より、真っ直ぐに

ぶつかってくる奴の方がよっぽど信用できてかわいいと思うんだ
けど。まっ、言い方ということもあるから、気に食わない奴だと
思われたんだろうね。

表面的には強いと思われている姪もうつになるんだから、職場に
おいては誰でもいじめにはあう可能性はある、うつになる可能性
があるということなんだろうね。

こうでなければならないとかこれだけは守っていたいと思ってい
ると苦しくなる。いいじゃないの〜、辞めたって。何もかも全部

ぶん投げてやると思えば気は楽になると思うんだけどね。それが
簡単に出来れば苦労はないってか?
人生論ノート2 (No. 82)  
投稿者: 大滝 2017/04/20 09:20:13
「100分で名著 人生論ノート」の中で三木は、「孤独は感情ではなく
知性に属するものでなければならぬ」といっている。孤独と孤独感も

違うと。「人が「自分は孤独だ」と語るとき、それが周囲に認められた
い、注目されたいという社会化された気持ちからくるのであれば、そ

れは「寂しい」という孤独感です。しかし、私は一人であるという自
覚に基づいた意識であれば、それはむしろ知性に属する。そこに顕
(あらわ)れるのは寂しさより勇気、あるいは覚悟です。」

僕は自分が孤独だと語るとき、周囲から認められたいとか注目された
いとかは思ってはいない。周囲から認められない、愛されなくて「寂

しさ」は感じるにしても(その点で三木とは違うけれど)、「一人である
という自覚、勇気、覚悟」は持ちたいと思っている。

僕が、一人、車で車中泊の旅に出るのもその意識の確認だなと思って、
三木のいっていることは、全くその通りだと思ったね。だから、僕が孤

独だ、寂しいといったとしても周囲から愛されなくてスネているんじゃ
ないと捉えてほしい。まっ、どうでもいいことなんだけど…
人生論ノート (No. 81) 
投稿者: 大滝 2017/04/17 10:32:15
三木清の「100分で名著 人生論ノート」を読んでいる。その中で三木は
「成功することが幸福なのか。成功と幸福とを、同一視するようになって

以来、人間は真の幸福が何であるのかを理解し得なくなった。」と言って
いる。僕はこの歳になってそのことがよく理解できる。何が成功なのかと

いうことも問題ではあるけれど、ひとまず経済とか仕事の面で成功すると
しよう。そのことがイコール幸福ではないと。たとえば、今の僕であれば

仕事がうまく行かなくなってもそれはそれで動揺はするだろうけど、元々
裸で生まれたんだからどうということはないと処理することができると思

っている。そのことが直に不幸だとは思わないだろうなと思う。しかし
今現在成功していない状態にある者が成功を目指して頑張ることが、そ

んなの目指したって幸福になるとは限らないぜというのも何だかだなぁ。
成功と幸福は同じじゃないぜと云えるのは、成功した者が言えるのであ

って成功したことがない者が言うのは負け惜しみのようにも思える。ボク
の年齢になれば自分の将来はたかが知れている、経済的成功のために時
間や自分の趣味や人間関係を犠牲にするのはどうよと思っているだけだね。

若い人が成功を目指して頑張ることを僕は応援したいと思っている。そ
れと自分が幸福になるかどうかは僕の考えることではなく、当人が考える
べきものだろうと思う。

僕が高校生の時「人生論ノート」を読んだときは、理解できなかったのは
当然だった。始めから恵まれている者と始めに恵まれていない者とではそも
そも出発点が違うのだ。

そうであったとしても、やっぱり「成功イコール幸福」ではないとわから
なければならないんだけど…
悟るのは難しい! (No. 80)  
投稿者: 大滝 2017/04/10 12:28:57
先週の土曜日から日曜日にかけて、新潟県長岡市和島の良寛の里美術館
に行ってきた。和島は良寛の最晩年に住んでいたところで貞心尼と会っ

たところでもある。隆泉寺にある良寛のお墓にしばらく佇んで今現在
自分が何を考えているかを報告してきた。

今回訪問して気になったのは、隆泉寺が思いのほか荒れていたことだね。
隆泉寺が小さく民家の中にひっそりと建っており、駐車場もないから観

光地にするには無理があるのかな。隆泉寺が檀家だけで経営していると
するとこの荒れようもわかるけど、もう少し何とかならないかと思いな
がら帰ってきた。

帰りに石打ちスキー場近くの日帰り温泉施設により、そこで夕食をとっ
たんだけど、そこで出されたソースカツ丼の不味さには、怒りを覚えたね。

べちゃべちゃのご飯にソースがかけてありその上に刻んだキャベツさら
にその上にトンカツがのっかっていたんだけど、トンカツはともかくキ

ャベツとご飯はいくら味音痴の僕でも喉に通らなかった。もち豚とか麦
豚とか使用と地元の食材を使っているということだったけど、店の経営

者はまず自分で食べてから客に出すべきじゃないかと思ったね。実際に
文句はつけなかったけど。嫌味っぽくご飯とキャベツをほとんど残して
きた。

でっ、帰ってから良寛の里美術館で買ってきた中野孝次の「良寛に生き
て死す」を読んでいて、良寛が物をもたない、その日食べるものにもこ

と欠いた生活であっても心豊かに生きていたことを鑑みみると、ソース
カツ丼の不味さに文句をいっている自分は何なんだ、良寛さんとはエラ

イ違いじゃないかと少し反省したところではある。
でも不味いものは不味い…やっぱり僕は悟れないなぁ〜
桜満開! (No. 79) 
投稿者: 大滝 2017/04/04 18:15:26  
事務所の近くの芸術劇場横の桜がようやく満開になった。僕はキホン花
より団子だけど、桜だけはいつも感傷的になる。がんの末期だった義姉
が福島三春の桜を食い入るように見ていたことを思い出す。

清水へ 祇園をよぎる桜月夜 今宵逢う人 みなうつくしき
  与謝野晶子
削除サクジョされました (No.78)
三界に家無し (No. 77) 
投稿者: 大滝 2017/03/31 15:27:44
久しぶりにKにあって四十数年前に彼と議論したことを思い出した。
学生運動が絶頂のときでKは右のゴリゴリ、僕は左のゴリゴリだった。

Kと議論したのは天皇制について、天皇制は生まれながらの差別を認
めるもので、憲法は第14条で法の下の平等と唱っているのに矛盾だろう

と僕が主張したのに対して、Kは天皇制は日本開闢(かいびゃく→日本
の歴史が始まって)以来、子々孫々と伝わってきたもので、占領憲法ご

ときによって左右されない(彼は天皇を天子様と呼んでおり、僕は天ちゃ
んと呼んでいた)と全く議論はかみ合わなかったけどね。
お互いに若かったね。

40年も50年もたつと考え方も変わって来るな。当時と異なり僕は、人間
はみな平等ではないと思っている。みんな違って生まれてきている。だか

らすべてを同じ条件で扱うのは、悪平等ということになり、却って不公平
なことになるではないかと思っている(学生の時とは真逆だね)。

差別的に扱うことが公平の見地に立って合理的か否かという見地で判断す
べきだと今は思っている。この間会ったときは勿論そんな学生っぽい議論

はしなかったけどね。Kも僕も老いたということか。イヤ、丸くなったんだ
と思いたいな。

法律の議論はともかくとして、政治とか思想とかで議論はしたくないな。
どっちでもいいんだ。確固たる思想を持っているわけではないし、そもそ

も思想そのものを信じているわけでもないしね。思想が人間性を評価する
ものでもないというということは当時からわかっていた。

無思想なままでいいと確信をもっているわけじゃない。茨木のり子の詩、
「倚りかからず」の「いかなる権威にもいかなる宗教にもいかなる思想に

も倚りかかりたくない」というのが今の自分にぴったりくる。道元の正法
眼蔵を勉強しているけど、道元・禅宗を絶対視しているわけではない。

三界に家無し状態でいつまでたっても「わかる・悟る」ということは
こないかもしれない。それでもいいと思っているけど…
憂鬱だぁ! (No. 76) 
投稿者: 大滝 2017/03/27 09:54:18
長野に住んでいる大学時代のKと久しぶりに会った。以前あったとき
は子息の大学の卒業式の時以来だから15年ぶりくらいになる。年賀状

だけのやりとりだけで15年会っていなかったけど、随分変わるね。新
橋駅であったけど、どこのじっちゃんかと思ったな。むこうも思っただ
ろうけど…

銀行を55歳で関連会社に出向し昨年まで社長をやっていたと。仕事の
話にはあまりならず、学生時代の話とか、ほかの友人はどうしている

とか、大学ラグビーとか孫の話とかで盛り上がったね。今、興味のある
道元の話をしたら、結構話が合ったな。学生の時は「宗教はアヘンだぞ、

宗教なんかやる奴は、心神喪失者と同じだ」ぞとか云っていなかったか
と嫌味をいっていたけど。僕はそんなヒドイことは云った覚えはないん

だけど…学生の時より現役で働いていたときより何か率直に話しができ
るような気がした。

別れ際、あまり元気そうでなかったのが気になり、Kに何かあったのか
と聞いたところ最後にボソッとガンだと。そのまま電車に乗ったので、

何のガンだと聞き返すことができなかった。駅のホームでそのまましばら
くボーっとしていた。

何だったんだ?結局Kが僕と会って一番話したかったことはこのことだっ
たんゃないかと思えた。

もう会うのはこれが最後だと思っていたかもしれない。そうだとしても友達
とはシンミリした話はしたくない、同情はされたくないというKの気持ちは
わかるような気がする。

そうだとすれば、K、僕にも言いたいことがあったぞと思ったけど…
何だか泣きたくなったね。
粋ということ (No. 75) 
投稿者: 大滝 2017/03/24 17:46:44
ビートたけしの「下世話の作法」を読んだ。お笑い芸人であり、映画監
督でもあるビートたけしの物の考え方、身の処し方は芸人でもない、映画

監督でもない、普通のじっちゃんである僕にもよくわかった。「粋(いき
、関西では、すい、というらしい。)」ということが彼の生き方の根本軸に
なっているな。

粋とはどういうことかを説明するのは難しい。粋と見栄っ張りは紙一重
だね。うっかりすると単に見栄っ張りなだけじゃないかと思うこともあ

るな。金がないのに無理して高い外車に乗っている奴(ボクのことだ!)
は無粋の極みだと。貧相なカッコウでは客の前に出れないとして3度の

飯を削ってでも着るものに金をかける芸人、金はなくても後輩に食事をお
ごる芸人のやせ我慢や見栄は粋ともいえるんだど。


「粋に生きてぇ、粋に死にてぇ」というセリフを吐いた石森章太郎の漫
画の主人公に僕は憧れるんだけど、江戸っ子のように「宵越しの金はも

たねぇ!」とパアッと散財したとしても(したことないけど…)、後でウ
ジウジと後悔するのがボクだから、僕にはとうてい粋な生き方はできそ
うもないな。残念ではあるけど。
削除サクジョされました (No.74)
宗教と哲学 (No. 73) 
投稿者: 大滝 2017/03/21 14:06:57 
秋月龍民は、「禅と人生」の中で「人間が直接肯定されているような世界に
は宗教も哲学も必要ではない。だからプラグマティズムは哲学ではない。」
という。

さらに「哲学や宗教は、自己が今まで立っていた足場が、ガラガラと音を
たてて崩れるという「基底の危機」が意識されるときに始まる。現実の自

己をそのままに肯定しておいて、それがいかによりよく環境に適応しうる
かというような、弥縫策で事がすむうちは、宗教の世界はない。

宗教や哲学は、「現実の自己」を否定して「真実の自己」を求めるところか
ら、初めて起こるのだ。」と云っている。

僕もその通りだと思う。オレがオレがの自意識過剰で生きてくると確かに
苦しくなる。うつ病が嵩じて自殺する人は「自分が好きになれない、自分を

愛せなかった」という人が多いけど、逆だね、自分を後生大事に抱えてい
るから傷付きやすくなるのではないか。

心理学では自己をいかに肯定していくかということ主に置くけど、宗教、
とりわけ仏教では、いかに自分を捨てることができるか(自己否定(無

我)ということを問題にしているように思われる。これが結構難しいん
だけどね。
食えなんだら食うな! (No. 72) 
投稿者: 大滝 2017/03/15 12:37:38
もう亡くなった法相宗の薬師寺の元管長だった橋本凝胤(ぎょいん)
が、仏教を大衆化した空海とか法然とかが日本の仏教を悪くしたと

いっている。「一切衆生執有仏性」の本覚思想に対しては、どんな人
間にも仏性があるというのはおかしいだろう、親鸞の「悪人正機説」

対しては、特に辛辣で、どんなに悪いことしても極楽浄土に行ける
のなら、生きているうちに悪いことで何でもやってやろう考える奴

は必ず出てくる。人間は決して仏になることはできない、真っ当に
努力することが馬鹿らしくなるような教えは決して仏の教えでない
と法然とか親鸞をボロカスにいっていた。

法相宗は南都六宗の奈良旧仏教に属するから新仏教の空海や最澄、
法然、親鸞に対する評価が厳しいのはわかるけど、ここまで歯切れ
がいいとむしろ小気味いいね。

しかし凝胤さんの「食えなんだら食うな」という言葉に対しては、
僕自身はその通りだと納得がいくと思っているけど、本当に食べる

ことができない底辺の人たちに対しても「食えなんだら食うな」と
は、あまりにも無慈悲な言葉のような気がする。

法然の浄土宗にしろ親鸞の浄土真宗にしろ、唯識論のような難しい
ことがわからなくても南無阿弥陀仏と唱えれば救われる(と思って

いる)人たちを対象としていたことを考えると、凝胤さんのいって
いることは歯切れはいいけど、恵まれた人しか救われないことにな
ってそのまま鵜呑みにもできないなぁ。

僕自身は、「食えなんだら食うな」ということを覚悟しているけど。
確定申告 (No. 71) 
投稿者: 大滝 2017/03/10 13:04:00
確定申告が終わった。いつものごとく、これは接待交際費にいれていいのか、
福利厚生にいれるのか領収書の1枚1枚についてやっているとホント時間が

かかるんだ。でっ、いざ申告に臨むときは、担当官からこれは接待交際費と
しては無理でしょうと言われたら気合を入れてその理由を明確に反論できる

まで準備していくんだけど、いつもあっさり通ってしまうな。ホッとすると同
時に「アンタの収入ごときに時間をかける暇はないのさ」と言われているよう

でチョット複雑な感じがするなぁ。たまにはチャチャ入れてよ思うんだけどね。
担当官は去年と同じ人だったけど、支払調書の多さにウンザリしているようだ

ったね。収入はほとんど去年と同じなのに、還付金は去年より5万円ほど少な
かった。その理由を聞こうと思ったんだけど、殺人的な込みようだったので自
重した。ボクって優しいねえ〜!?
懇親会 (No. 70) 
投稿者: 大滝 2017/03/08 18:15:32
3月18日、勉強会終了後、懇親会を開きます。

場所は飯田橋近辺、時間は17時、費用は5000円程度
を予定しています。

参加希望者は、15日まで、大滝・馬場事務所まで
メールまたは電話(03-6907-3595)でご連絡ください。

大滝
雑感2 (No. 69)  
投稿者: 大滝 2017/03/06 11:11:38
春らしく暖かくなったね。僕の住んでいる駅前の梅が一斉に花開いていた。
禅宗のお坊さんで花園大学の学長をしていた山田無文(昭和63年遷化=亡く

なったということ)が、「花を見て笑え」とどこかで書いてあるのを読んだこと
がある。

若かった僕は「花を見て笑え」といってもなぁ、花を見て自然に笑いがこぼれる
のが普通で、笑わなければならないものでもなかろう、何云うてんねん!と当時

は反発したものだけど。釈迦と迦葉との間、何も言わなくても花を見てにっこり
微笑んでいる迦葉を釈迦の跡継ぎにした(師資相承)という話があるけど、それ

だって迦葉が笑う努力をしたのではなく、自然に笑いがこぼれたからではないの
かと思っていた。

それで、花より団子の僕が、駅前の梅の花が一斉に咲いているのを見て自然に嬉し
くなって笑っていたんだ。それで無文さんの話を思い出した。

無文さんは、諸行は無常だぞ、一切の生命の瞬間、瞬間、生きている今を味わえ
と言っていたのではないかと今は思える。年齢が行って、多少わかってくること
もあるな。
雑感 (No. 68) 
投稿者: 大滝 2017/03/01 12:20:55
公私ともに忙しい日が続いている。忙しいと状況に流されていく感じで
精神的はもう一つだったね。それで気が付いたらいつの間にか3月だ。

2月が灰色だとすれば3月は橙(だいだい)色の感じで何か明るい感じがし
ていいなと思っているんだけど。

昨日、京都の社労士H氏が来所した。2月で定年退職だと。開業するか、
どういう方向に進むか迷っていたけど、どっちに進むにしろ軌道にのる
のは3年間くらいはかかるんじゃないか。

僕も決して経済的には成功しているとはいえないので(それでもいいと
思っているけど)、適切なアドバイスができなかったけど、彼らしい社
労士像を自分で作り上げていけばいいんじゃないかな。

僕としては勉強会のメンバーの誰でもいいから、大成功してくれる社労士
が出てくることを望んでいるんだけど…
削除サクジョされました (No.67)
人生には余裕がほしい。 (No. 66) 
投稿者: 大滝 2017/02/23 16:37:25
最近、道元関係の書物から離れられないでいる。道元(正法眼蔵)
について多少理解することができるようになったのは、論理で考

える(二元論)癖から多少脱却できるようになったからだと思う
けど、今度は、いつの間にか考えることに億劫になっているよう
な感じがする。

「漫画は哲学する(永井均 岩波現代文庫)を読んでも「哲学個
人授業(鷲田清一・永江朗 ちくま文庫)」を読んでも、「ああそ
うか、だからどうよ」という感じ。

元々、僕にとって「哲学は他人の役に立つために存在しているの
ではなく、またそれを目指しても期待してもいない。哲学は自己

自身の存在を疑うところから始まり、その生命は自己自身と戦い、
自己の生命をすり減らす度合いにかかっているのであれば、どう

して哲学が自分のことを真剣にとりあげてくれるよう要求する
ことがあろうか。オルテガ・イ・ガセット」だったはず。

要するに哲学は人生にとって役に立たないのだ。僕の人生は役
に立たないことばかりやってきたはずなのに、役に立たないこ

とが面白いと思ってきたはずなのに、最近は「論理の遊び」をし
てどうするという感じが強くなってきた気がする。残された時間

が少なくなっていることで、無駄な時間は使いたくなくなったと
いうことだろうか。余裕がなくなってきているんだね。
白隠 (No. 65) 
投稿者: 大滝 2017/02/19 09:14:09 
僕の山形の本家にいる伯母が危篤状態だと。99歳のお祝いをしたばかり
で元気だったんだけど、脳出血でもう意識は戻らないということだった。

昨年の摩耶山開基100年祭のビデオにはもう一人の92歳の叔母と山形弁
で元気に話している姿が映っていて、さながら映画を見ているようだった。

話している姿の存在そのものに味があって山形弁丸出しで、何言っている
か全然わからなかったんだけど、いつまでも聴いていたい、見ていたいと
思わせたね。

僕も歳をとったとき(今でも十分とっていると思うけど)、あんなじっちゃ
ん、ばっちゃんになりたいなと思っているんだけど…。

しかしどう考えても物分かりのいいジジイにはなれそうないな。

白隠は、「仏の中では仏に嫌われる、魔のなかでは魔に憎まれる。今日の黙
照禅や断無の見に落ちた邪僧を皆殺しにする、醜の上に醜を加えるのが、
この自分だ」といっている。

白隠は、「まるくはならないぞ(悟りなんか追っかけないぞ)」と宣言してい
る。活き活きと生きるという意味では、白隠は僕の理想です。
Re:確定申告 (No. 64) 
投稿者: 大滝 2017/02/17 13:07:09
僕も確定申告の準備しています。

税金に関しては、僕もシロートモデルさんと同じでほとんだ無知だけど、顧問先の中には、税金を引いているのに支払調書を送ってこない顧問先もあるな。

そういう場合は、収入なしということで確定申告したくなるんだけど、脱税ということになるんだろうね。

確定申告に時季になると、去年の収入がどうだったのかということが気になっていたんだけど、最近はあまり気にならなくなったね。その日暮らせればまぁいいかぁと
思うようになったからだと思うけど、あまり淡泊になるのもいかがなものかだね。
確定申告 (No. 63) 
投稿者: まいん 2017/02/15 18:21:43
確定申告がはじまりましたね。
まいんのいる業界には、読者モデルやウェブモデルという、プロと素人の間のグレーゾーン的なモデルがおります。その方に自社の商品を着用し、通販サイトに登場して頂くのです。

ところが、素人モデルだとアルバイト感覚で撮影となり、それを依頼する会社側も「撮影1回あたりいくら」といったかたちで、日雇い労働のように経費精算をしてきます。
しかし、いうまでもなくモデルは所得税法第204条第1項第4号にあたるため、源泉が必要であり、さらにいうなら消費税の区分の別も厳密に言えば取り決めが必要なところなのですが、契約当事者双方にその感覚がないため、源泉計算もしないまま。。。

確かに所得税については昔から逆算方式で、東日本大震災の復興税が始まる前は、30,000円の報酬に対し33,333で計上することはよくやっていました。同様に10.21%を逆算すれば済む話なんですが。。。支払いをする営業部側の人間が税金のことなどよく分からずに、相場価格だからということで、丸い数字をポンと払う無神経さが、事務方にとっては気に入らない。(まあ、ルールそのものが分かりづらいというのもありますが。。。)

ただ、モデルをちょこまかとやって小遣い稼ぎをしている女性が、きちんと確定申告しないでいると、住民税の未払い通知があとでいきなりやってくる・・・なんてことが今いる業界だと珍しくないので、確定申告はきちんとしましょうと改めて思いました。
無明だぁ! (No. 62) 
投稿者: 大滝 2017/02/12 21:44:35
月龍a(りょうみん)の「禅と人生」を読んでいる。その中で、一般
に禅宗は自力、浄土宗は他力と理解されているようだけど、禅宗のエラ

イお坊さんでもいざ病気になると「神頼み」の他力になってしまうと。
僕も頭の中では、「自力」がホントと理解はしているけど、いざ、病気に

なってみると、自分も「神頼み」になっていることがわかっていたから、
何んとなくホットしたね。

その中で、紀野一義の次の文章
「見性の体験あり(悟った)」という人に接して、いつも思うことは、本
人が気づいているか否かは知らず無明(迷い、真理に暗い)はちゃんと

その人の後ろにある。因果なことに、仏性はよく見えずとも、無明の方
はすぐにそれと見分けられるようになった。私は、人は生涯、無明の縁
が切れぬと思うのである。」

には、僕もその通りだと思った。しかし、それに対して「僧堂の土を踏
まずして禅者の境涯がわかるはずがない。頭があれば頭におぼれ、口がた

てば口におぼれ、筆が立てば筆におぼれ、自己のなんであるかも知らず
して、他の批判は笑止千万。自己の体験なくして体験を語るは、ただの
分別知にすぎない」とある老師から強烈な反論も書いてあった。

僕は禅宗ではないにしても、葬儀などで接するお坊さんで、感心した人
は一人もいなかった。

人の生死を扱うのがお坊さんの重大な仕事であるならば、今のお坊さんは
あまりにも情けなくないか。そうでないお坊さんも多いと信じたいけど。
働判例百選 (No. 61)  
投稿者: 大滝 2017/02/08 09:51:57
ここ2年間、民法の勉強会をしてきましたが、労働判例
百選第9版がでましたので、4月から労働法の勉強会に切
り替えます。

第7版、第8版に続いて3回目となりますのでもうわかっ
ているとは思いますが、社労士はやはり労働の専門家で
すので、より深く勉強できればいいかなと思います。

2月、3月は従来通り民法の勉強会ですのでお間違えのな
いように。
一斗ニ升五合 (No. 60) 
投稿者: 大滝 2017/02/05 21:20:42
草津温泉に行くたびに草津温泉から20キロほど手前にある麦飯屋に
よることにしている。愛想のない70歳くらいのじっちゃんとばっちゃ

んでやっている店で、初め行ったときに日曜日の昼飯時なのに客が
僕一人しかいなかった。にもかかわらず、麦飯と蕎麦のセットは、

絶品で麦飯も蕎麦もホントにおいしかった。ここの店はつぶしてはい
かんと草津に行くときは、必ずここで食事をしようと決めたんだけど、

帰るときに外に出て、店の看板を見ると「一斗二升五合」となってい
た。覚えやすいネーミングだけど、その意味がわからず疑問に思って

いた。昨日、伊豆稲取温泉の「銀水壮」に行ってきたんだけど、そこ
の廊下に大きな将棋の駒が飾ってあり、その中に「一斗二升五合」と

書いてあった。銀水壮の若い従業員に聞いても分からず、わかる従業
員を読んできてくれて説明してくれたこと、「一斗」は、五升の倍(ご

商売)、「二升」は、升升(益々)、「五合」は、半升(繁盛)の意味だ
と。「一斗二升五合」は、「ご商売、益々、繁盛」の意味だったんだ。

わからないことがわかるってうれしいね。単に僕に教養がなかっただ
けかもしれないけど…
中原中也 (No. 59) 
投稿者: 大滝 2017/02/01 11:11:22
帰郷
柱も庭も乾いている
今日は好い天気だ
縁の下では蜘蛛の巣が
心細そうに揺れている

山では枯れ木も息を吐く
ああ 今日は好い天気だ

路傍(みちばた)の草影が
あどけない愁(かなし)みをする

これが私の故郷(ふるさと)だ
さやかに風も吹いている

心置きなく泣かれよと
年増婦(としま)の低い声もする

ああ おまえは何をしてきたのだと…
吹き来る風が私に云う


100分de名著「中原中也詩集」を読んだ。中原中也は高校生の時、
夢中になって読んでいたけど、今この歳になってもいいなぁと思え
る。

「帰郷」は高校生のときから50歳台になるときまで僕の心の中を
占めていたように思う。立身出世の気風が強い山口に生まれた中也

も成功して故郷に錦を飾りたいと思っていたんだろうね。尾羽打ち
枯らして故郷に帰る寂しさ、それでも故郷がやさしく受け入れてく
れている。

詩の全編から中也の辛さ、寂しさ、悲しさが伝わってくる。詩人で
はない僕は一生懸命生きてきたのであれば、必ずしも成功しなくて

も素晴らしい人生ではないかと思えるけど、生活のすべてを詩人と
して生きて30歳で死んだ中也にはわからなかったかも。

詩人でなくてよかった? ウーン…
寒い! (No. 58) 
投稿者: 大滝 2017/01/26 10:58:31
寒い日が続く。あまりの寒さで気持ちが悪くなるほどだね。ぎっくり
腰はもうひとつだし歳とると厄介だね。ぎっくり腰は安静にしている

のが一番いいんだけど、仕事が入っていると動かないわけにはいかな
いし、自由業は自由が取り柄のはずなんだけど、仕事に追われると

ちっとも自由っていう感じがしないね。いろいろな事件や事故は起こ
る。それが当たり前だと納得はしていて、その日その日やれることを

やっていくしないんだけど、それでも身体的には限界だなと思うことは
あるな。Bさんの給与計算とか手続き業務と比べると、僕の仕事は半分

遊んでいるようなものじゃないかと思う向きもあるかと思うけど、これ
でも神経すり減らして?仕事しているんだぜっていっても誰も信じない
かぁ〜!?
新年会延期のお知らせ (No. 57)  
投稿者: 大滝 2017/01/22 15:10:52
勉強会のリーダーのTさんが心臓の調子悪いということで入院して
います。それで先日見舞いに行ってきましたが、思ったより元気

でした。今月、勉強会終了後新年会予定していましたが、リーダーが
退院した後の来月に延期しようと思っていますので連絡いたします。

勉強会そのものは予定通り実施いたします。
以上連絡まで。

ぎっくり腰だぁ! (No. 56)  
投稿者: 大滝 2017/01/20 14:19:06
ぎっくり腰になった。昨日、事務所の本棚の本を中腰で並べ替えて
いてその時は何でもなかったんだけど、椅子に座ろうとしたとき、

痛さで腰がフニャフニャとなった。いつも通り派遣協会に出向くとき、
早く歩けず、遅刻しそうになって座っていた電車の座席を急いで立っ

たとき痛さで又腰がフニャとなって余計ひどくなってしまった。夜中も
寝返りを打つたびに痛さで目を覚ましてよく眠れなかったな。

今日、事務所に杖をつき、腰に腹巻を巻いてがに股で出勤したら、従
業員が「どうしたんですか?」と尋ねてくれるのはいいんだけど、み

んな一様に笑っているのはどうよ!!。まぁ人の不幸は面白いと思うん
だけど、情けねぇ〜!

2年に1度くらい今ぐらいの時期にぎっくり腰になることが多いね。
安静にしているのが一番いいと思うんだけど、そういうわけにはいか

ないのが辛いところだね。ヤッパリ病気になると人生で一番大切なの
は心身の健康だぁと改めて思うね。健康になったらすぐ忘れるけど。
試練 (No. 55) 
投稿者: 大滝 2017/01/15 20:32:09
天気がどんよりしていて、寒い灰色の空だった。昨日からセンター試験
が始まった。僕はこの時期が一番イヤだね。こんな歳になっても半世紀

前の自分の受験時代を思い出す。今の受験生もさぞ不安な気持ちで受験
に向かっているんだろうね。

僕は、受験生に対して「受かったらバラ色の未来が待っているぞ、だから
がんばれ!」と励ますことにしいているんだ。

息子の受験の時には大学に受かったら女にモテるぞと半ば詐欺みたいな
励ましをした覚えがあるな。

今の子供は、もっと冷めていて「受かったからどうよ、受かったって将
来が保障されるわけじゃないだろう」とそんな嘘っぽい励ましなど、

とうに見透かしているかもしれないな。受験勉強だけでなく人は一生勉
強しなければならないんだと、今この年になってわかることだけど、人生

の一時(いっとき)死ぬほど勉強してみるのもいいことじゃないか、それ
が大学受験であるならば、「今がその時だぞ!」と僕は思うんだけど…

今夜は大雪だと…
削除サクジョされました (No.54)
草津温泉 (No. 53)  
投稿者: 大滝 2017/01/09 23:46:02
昨日の日曜日、草津温泉に行ってきた。草津温泉の効能は、恋の病の他は
治らない病はないと。確かに大滝の湯の46度の湯に浸かっているとそん

な気がしてくる。だんだん入り方の要領がわかってきて最初の2分は下半
身をつかり、それから全身で入ると比較的熱さに耐えられるね。

自宅を出たときは曇っていて帰りは雪の予報が出ていたんだ。その予報は
当たり、大滝の湯を出たときは雪で吹雪いていた。帰りの道はスタッドレ

スを履いていない車が動けなくなっていたり、追突事故あったりして大渋滞
だった。ノロノロ運転だから大きな事故にはなっていなかったけど、草津は

雪国だからスタッドレス履かないで出かけるのは無謀だと思う。人の不幸は
別として僕は雪道が走れてワクワクしたね。葉が落ちた林は雪が降って夕暮

れ時でもあり、灰色の風景となって幻想的であった。帰りの時間が大幅に
遅れて疲れたけど、この時空を味わえただけでも良かったかな。
削除サクジョされました (No.52)
新年会のお知らせ (No. 51) 
投稿者: 大滝 2017/01/08 09:13:22
新年会のお知らせ
今月は28日が勉強会となっていますが、勉強会終了後新年会を
開催しようと思います。
日時 1月28日 午後5時30分
場所 飯田橋近辺(まだ決まっていません。)
費用 5000円程度

参加される方は、1月26日まで大滝・馬場事務所(03-
6907-3595)かメールでお知らせ下さい。
謹賀新年 (No. 50) 
投稿者: 大滝 2017/01/01 00:12:45 
明けましておめでとうございます。新年が皆様にとりまして
素晴らしい年になりますように心からお祈り申し上げます。

共生ということをここ数年の目標としていますが、なかなか
その理想を実現することは難しいなと思っています。

私にとって共生の具体的意味は、良い人間関係を結んで自分
も相手も幸せになる、良い仕事をして依頼者に喜んでもらう、

後進を育てることだと思っていますが、現実は厳しいところ
があります。

難しいとは感じていますが、今年もやはり「共生」をテーマ
にしたいと思います。中でも後進を育てることに時間を使い
たいと思っています。

本年も世のため人のため(大げさか?)奮闘、努力していこう
と思っておりますので、皆様よろしくお願い申し上げます!
削除サクジョされました (No.49)
良いお年を! (No. 48) 
投稿者: 大滝 2016/12/30 10:21:47
激動にくれた平成28年も終わりを告げようとしています。
今年もあっという間に過ぎていきました。年齢を経るごと
に時間の速さは増していくように思います。

若い人には恐縮ですが、僕の年齢になると否でも応でも死と
いうこと、人生ということを考えさせられます。12月に知ら

された義兄の孤独死は、予想していたこととはいえ、人生を
考えさせられました。人生は長いか短いかではなく、やはり

どう生きたか(何をなしたかではありません)ということに
尽きると思います。それも人の評価ではなく自分自身が死に
望んでどういう感慨を抱けるかだと思いました。

僕が死を宣告されたときは、「おう!上等だぜ!やりたいこと
はやってきたわい!あばよ!」と明るく逝きたいと思います。

道元は、正法眼蔵で「生も一時の位、死も一時の位」といっ
ています。生きるときは生ききる、死ぬときは死にきる、だ

から生きているときは、ぐじゃぐじゃ考えずに目の前にある
ことを一生懸命頑張れ、その先に死があるんだということを
言っているように僕には思えます。

今年は公私ともどもいろいろなことがありましたが、皆さまの
おかげで何とか乗り越えてきた1年ではないかと思います。

ありがとうございました。来年も引き続きよろしくお願いいた
します。良いお年をお迎えください。
人生はいろいろだぁ! (No. 47) 
投稿者: 大滝 2016/12/27 18:48:47
僕の姪っ子の子供が出産すると。それで急きょ籍を入れたと姪から
連絡があった。この間、義兄が亡くなり、死とは何かと改めて考え

ること多かったけれど、生まれるということもあるんだな。当たり
前だけど生まれたり死んだりを繰り返しながら、人の世は続いてき

たんだ。そう考えると人生はやっぱりバライエティに富んでいて興
味に満ち満ちていると思える。

僕の姉や姪が困惑していたのは、姪の子どもが出産・結婚という重
大事を深く考えないで決めたことにあるようだけど、深く考えたか

らといって幸せが保証されるわけでなし、どうなるかわからないの
が人生。僕はおめでたいことだと思って、とりあえずおめでとうと

答えたんだけど…無責任かなぁ?
仙高ウん (No. 46)  
投稿者: 大滝 2016/12/23 22:00:10  
最近、江戸時代の臨済宗のお坊さんである仙高ウん関係の本を読んで
いる。禅画も親しみやすく実際に生きておられたら大好きになっただ

ろうなと思わせる。僕は権威主義的でふんぞり返っている政治家や役
人が大嫌いだけど、宗教者であればまして、権威ではなく自由であっ

てほしいなと思う。仙高ウんは、「親に会えば親を殺せ!仏に会えば仏
を殺せ!」というような厳しい臨済宗のお坊さんだけど、親であっても

たとえ仏であっても「絶対視するな、固定化するな」という禅の本質に
忠実(これも固定化だけど)な人であったと思える。82歳で臨終の場面

で弟子が偉そうな臨終の言葉を求めたにもかかわらず、「死にとうない」
と答え、慌てた弟子が再度求めたところ「ホンにホンに死にとうない」と

答えた話は有名である。僕もいつ死んでも後悔はしないなとほざくことが
多いけど、仙高ウんから比べると自由という意味では当たり前だけど、仙

高ウんの足下にも及ばないということが今だったらよくわかる。僕も仙
さんと同じようにずっと自由を追及して行きたいと思っている。
大学ラグビー (No. 45) 
投稿者: 大滝 2016/12/19 10:10:19
大学ラグビー選手権、早稲田は同志社に完敗した。明治は京産大に競り負け、
慶応は天理大学に完敗した。早慶明といえば、かっては大学ラグビー界の

頂点を極めていて伝統もあり人気もあったけど、今はもうそんな時代では
なくなってしまったね。明治を破った京産大を東海は71対12で圧倒した

から、早稲田も明治も帝京や東海とは実力が天と地ほどかけ離れていてい
ることがこれではっきりした。

これから弱者が強者に立ち向かっていくという視点でみればいいのかぁ?負け
て当然、善戦したらそれでOKなんていう観方、なんだかだなぁ〜
義兄の死2 (No. 44)
投稿者: 大滝 2016/12/14 17:17:41
警察から戻ってきた義兄の遺体は、先日の日曜日に堀之内斎場で荼毘に付
した。特に通夜も告別式もなく、義兄の従兄が3人、義弟、妹(連れ合い)、

僕と僕の息子の7人が骨あげをした。その後斎場近くの料理屋で会食して
散会したけど。義兄と一番仲の良かった従弟が仕事で不参加だったことも

あり、会食中、義兄の話にはほとんどならなかった。それが寂しいとか悲
しいとかではなく、僕の中では「死」はこんなものかなと思えた。僕が死
んでもこんな感じであっさりしてくれたらいいなと思える。

納得がいかないことは、義兄の死因が衰弱死であったこと。結果的に部屋の
中には1000万円を超える現金があったのに何をやっていたのかと思う。

いずれにしても、どうもこうもない、人は死んだら終わりです。
義兄の死 (No. 43) 
投稿者: 大滝 2016/12/10 11:33:05
義兄が死んだ。68歳であった。独身で年金もなく、心配していた。
シルバー人材センターから(時々仕事をしていたらしい)義兄の

従弟に連絡が入り、徒弟と連れ合いが警察立ち合いの下で、マンシ
ョンのカギを開けたところ、死亡していたと。義兄は弟妹達と連絡

を絶ち、こういうことになるのではないかと懸念していた。今のと
ころ警察で行政解剖に付されているので死亡原因はわからないけど、

バックの中には現金で500万円ほど入っていたと。部屋の中はほ
ぼゴミ屋敷状態。遺体のまわりは哲学関係、ジャズ関係の本があっ
たと。こういう死に方は、義兄の望んだ通りではあったと思う。

僕もその死に方そのものは否定はしない。人間は本来孤独なものだ
と僕も認識しているから、それでも死ぬ間際には会って話をしたか

った。自分の人生を肯定して死ねたのかそれとも残念と思って死ん
だのか。

母親が臨終のときにも姿を現さず、葬儀のときに「俺は親から可愛が
られて育っていない」いいわけしたときに、「僕はあなたの両親と血は

つながっていないぞ、可愛がられた可愛いがられていない、そんな
問題か!」と抗議したものだった。

社会通念とか一般常識とは離れて生きてきたのであれば、それはそれで
納得がいくかな今は思っているけど…
君たちに明日はない 5 (No. 42) 
投稿者: 大滝 2016/12/05 16:06:01
垣根涼介「君たちに明日はない5 迷子の王様」を読んだ。シリーズ最
終巻だと。このシリーズが出てから11年になる。

主人公の仕事はアウトソーシング(首切りの説得)。首を切られる様々な男
女の人生の哀歓を描いていて、僕の好きなシリーズだった。

最後のシリーズは、主人公の勤めている会社(アウトソーシング会社)が消
滅する事態になった場合を描いている。

<会社を消滅させる理由>
「自分たちの仕事(リストラ提案)が、同業他社と奪い合いをしてまで、ク
ライアントから請け負うような業務内容なのか…自分の仕事を罰当たりな

職務だと思うが、その必要悪が社会に存在してもかろうじて許されるのは、
まず、その仕事が委託業務として、相手方からお願いされているからでは

ないのか。少なくても、その仕事を取り合うような業種ではない。また、
こちらから必死に営業するものでもないだろう。リストラに限らず、必要
悪の仕事は、社会から要求されて初めて成立するものだろう。」

<自立するための条件(社長の意見)主人公と社長の対話>
社長
「略 どんな仕事を始めるにしろ、お前はそちら(独立)の方がむいている
かもな。」
主人公
「何故でしょう?」
社長
「今、この現状が、それを示している。みんな、まずは自分の身の振り方
を考えた。だから一斉に部屋を出て行った。お前は残った。

こういう時に、自分のことではなく、まず他人のことが気にかかる人間で
なければ、逆に自立はできない。この社会で何かを始める人間としては、

適していない。どんな人間の人生も、他人の人生の断片からなる集合体で
成り立っている。一人で生きているつもりでも、生まれた時から常に誰か

の関わり合いの中で生きている。それが体感的にわかっているものでなけ
れば、実社会での自立はできないだろう。」

<主人公の結論>
「頑張りさえすれば、その手に入れた立場が死ぬまで続くと思えた能天気
な時代は、すでに過ぎ去った。個々の環境がすぐに変化し、流動していく

世の中では、その人間の社会的な立場も、それに伴う周囲の人間関係も、
あっけないほど変わっていく。
中略
それは、一見プライベートのように見える人間関係でも変わらない。結婚
のために結婚したような男女、同じ職場、同じ大学というだけで仲が良か
った友人関係…

そんなものは,外的な要因さへ崩れれば、あっという間に崩壊していく。
社会的な利害、あるいは立場だけで繋がった人間関係は、簡単に膝を突き、
崩れ落ちていく。

でも、その状況のなかで唯一変わらないものがあるとすれば、それは、おそ
らくは誰かを大事に思っているという、その気持ちだけだろう。その気持ち
を互いに持ち続けられる人間関係だけが、かろうじて生き残っていく。

この時代、仮に今の仕事がうまく行っていたとしても、それが死ぬまで
安泰とは限らない。ようは、そのリアルな事実を、どう受け入れて生き

るか。自分への折り合いというより、むしろ、その不確定な未来も含め
て今を楽しめるか、その気持ち。というか、覚悟の問題だと思う。」

概ね、僕も同感。
わかりやすいこと (No. 41) 
投稿者: 大滝 2016/11/30 17:36:26
「史上最強の哲学入門 東洋の哲人たち」2回目を読んだ。僕が2回目
以上読むときは、何とかこの本に書かれていることは、身に着けたいと
思うとき。

1回読んだらもういいやと思う本が多いなかで「史上〜」は最近の入門書
のなかでは出色のデキだと思う。単に僕の頭の程度に合っているだけなの
かもしれないけど…

もともと難しいことを一言で説明するのは、相当な実力がないとできない
こと。もっとも無知だからこそズバリと言うことができ、それがウケるこ

ともある。逆に知っているからこそ慎重に正確に伝えようとしてかえって
わかりにくくなるということもある。大概はわかっていないことが多いけど。
そこの見極めが難しいね。

アメリカ大統領選でトランプがクリントンに勝ったのは、人種差別主義
者であろうと人権の破壊者であろうと彼の言っていることがシンプルで

わかりやすかったからじゃないかと思う。アメリカの国民はアホが多い
んじゃないかぁ?

政治の世界では、単純でわかりやすいということには十分警戒しなけれ
ばならないんだけどね…
正法眼蔵読破!? (No. 40) 
投稿者: 大滝 2016/11/25 14:42:48
窪田慈雲の「正法眼蔵」を読み終えた。3か月かかった。これで正法眼
蔵の口語訳は全巻読み終えたことになる…が、当然全部理解したとは言

えない。正法眼蔵にああ、そういうことが書いてあったなという程度の
知識、それが何の意味もないことはわかるんだけど、訳わかんなくても、

何か一仕事やったようなキャリアを積んだような妙な感じがする。全巻
を通して読むと矛盾していたり、なんでこんなことにこだわるかなと思

う部分はある。正法眼蔵は本来出家僧の修行者を対象に書かれていて(道
元は在家では絶対悟ることはできないといっている。)、僕もいつか出家
したいと考えたことはあるんだけど…。

みんな、きっと云うな。「ムリ、ムリ、ムリ!!」と。「バーロー!本能の
ままに生きているように見えるかもしれないけど、これでも隠れたところ
で修行しているんだぞ!」。

云ってしまったら隠れたことにならないか?…お粗末!
白隠 (No. 39) 
投稿者: 大滝 2016/11/21 11:22:34
今、面白いと読んでいる本が「白隠禅師の不思議な世界」。白隠は江戸時代
の臨済宗のお坊さんで達磨などの禅画が有名で、「白隠禅師の不思議な世界」

は、白隠の禅画を解説したもの。「白隠禅師の不思議な世界」は5年ほど前
に一度は読んだんだけど、達磨さんを描いていある画に「これは達磨では

ないぞ」と書いてあったりして全く理解できなかった。久しぶりに又読んで
みると、これが理解できるようになったね。この数年間、正法眼蔵とか碧巌

録とか訳わからないものを読んでいるうちに少しずつ禅の理解が進んできた
んだな。わかるといっても白隠の書画を見てすぐピンとくるほど、わかると

いうことではなく解説を読んで あぁわかるかなという程度だからどっちみ
ち大したことではないんだけど…

芸術の世界では白隠とか若冲とか、僕は個性のかたまりみたいな人が好きだ
けど、現実の他者が存在している中で個性を生かして生きていくということ

他者とどう折り合いをつけるのか。食うか食われるかが経済社会の掟だとし
ても僕は現実の世界でもそれぞれの個性を生かしあい、認め合う社会が来れ
ばいいなと思っている。

いい年して甘いこと言ってるんじゃないよ ってか?
村下孝蔵 (No. 38) 
投稿者: 大滝 2016/11/17 09:07:55
ここ数か月、村下孝蔵に歌に凝っている。村下の歌は「初恋」とか
「ロマンスカー」とか「踊り子」とか青春時代の恋を歌っているこ
とが多い。

四捨五入すると70歳にもなろうとするじっちゃんが「初恋」はなか
ろうと客観的には思うんだけど、村下の歌を聴くと胸がキュンとす

るんだな。僕は酒が飲めないので昔から飲み屋にいったことがない
せいか、演歌のどろどろとした世界感にはなじめない(都はるみは
好きだけど)せいだろうか。精神構造が幼稚ということだろうか…


夏がだんだん終わってく   何か欲しくてあせってた
冬がだんだん近づいて  何か欲しくてあせってた
抱きしめあうたび何故か
僕らは過去へと逃げてった  (ロマンスカー)

「冬がだんだん近づいて(人生ももう終わりだぞ)」
「何か欲しくてあせってた(このままでいいのか)」

つい最近まで僕も「何か欲しくてあせってた」。その何かが未だに
つかめていないんだけど…
ラグビーシーズン到来2 (No. 37) 
投稿者: 大滝 2016/11/10 14:23:05 
先週の日曜日、スカパーで早稲田対帝京のラグビーの試合を見た。
3対75で圧倒的に力負けした。何から何までかなわない勝負を

見ていると、しばし絶望的になったね。こうすれば勝てる、こう
すれば何とかなるということが思い当たらないと、気持ちが萎え

ていく。選手たちはもう止めたとはいえないだろうけど、どうモチ
ベーションを維持していくのかな。なんでもそうだと思うけど、少
しでも可能性があるからこそ頑張れるんじゃないかな?

帝京の選手は、笑いながらプレーしていたけど、それを早稲田の選
手は屈辱的と感じないんだろうか?1年や2年で差が埋まるとも思え

ず、少なくても立て直すには5年はかかるのではないか?それまで
僕は生きていないかもしれないぞ!何とかしろ!バーロー!
雑感 (No. 36)  
投稿者: 大滝 2016/11/06 09:42:02
このところ、良い天気が続くけど、体調がもうひとつで出かける気
になれない。いつも休みは車で出ているので、Bさんに言わせると

僕には生活感が感じられないと。それは僕もうすうす感じていて
チョットしたコンプレックスになっているんだけど、もう少し家の

こと(例えば草取りとか)をやらなければならないと思うんだけどね。
僕は休みになると、仕事のことは全く忘れてしまう。何も考えていな

いんだな。でっ家の周りの掃除とか自分の部屋の掃除とかやればいい
と思うんだけど、これが億劫に感ずるんだ。老化の表れだね。

最近、読んでいる本でちょっと感動したのが、「史上最強の哲学入門、
東洋の哲人たち」(河出書房新社)。軽い言葉で書かれていて著者名も

「飲茶」とふざけているいるようだけど、「こいつは解っているな」
と思わせる。僕の興味が禅であるけれど、その元となる大乗仏教、
龍樹、釈迦、ヤージュニャヴァルキャなどの基本的な考え方がわか
りやすく説明してある。

宗教の入門書は沢山読んでいるけど、道徳的に当たり前のことが書
いてあるか、もしかして著者自身も分かっていないんじゃないかと

思わせる内容の本が多く、肝心のところ、そこが知りたいのだと思う
部分については、「座禅弁道=修行」しないとわからないとごまかし

ていることが多いな。そこを説明できないのだったら入門書と銘打っ
て「書くな」ということだと思うんだけど…。

道元の「正法眼蔵」では禅と老荘思想は違うと強く書いてあったけど
「史上最強の〜」なかの老子、荘子の思想と、禅の考え方は驚くほど
似ていたね。

今、読んでいる「正法眼蔵」(窪田慈雲)を読み終わったら「荘子」を
読んでみたいと思っているんだけどね。興味が違う方面に行くかもし
れない。また中途半端になるなぁ〜
W先生 (No. 35) 
投稿者: 大滝 2016/10/31 10:51:46
社労士で唯一尊敬していたW先生が逝去されたときき、同じ大学のM先
生に確認したところ事実だと。僕がライセンスを辞めて開業したとき、W

先生は千代田・中央の支部長をされており、独立するにあたって相談したと
ころ、「大滝君、武士は食わねど高楊枝だぞ、人が右といったら左へ行け!」
と叱咤・激励してくれたものだった。

W先生の生き方は偏屈(大変失礼ですが)であるにしても、組織の支部長な
ど、組織を束ねる能力もおありであり、僕などが偏屈なままでしか生きるこ

とができないことに比べ、大きさを持っていた人であったと思う。死去を誰
にも知らせず稲門会にも社労士会にも連絡せず、家族だけの密葬であったこ
とも先生らしいと思わせる。

どんな場でもおかしいときはおかしいと喧嘩ができる人だった。僕がライセ
ンスに入社したとき、ライセンスが依頼したOBの講演会の講師にその場

で「あんたのいっていることは間違っている」とその場でやり込め、立ち
往生させることなんぞは日常茶飯事であった。

講師としてはたまったものじゃないと思うけど、僕には「できるものはで
きる、できないものはできない」と、ある意味講師としての「覚悟」を教

えられたと思っている。男だけど、「抱きついてキスしたい」と思わせる好
きな人が僕には2人いた。一人は早稲田のラグビーの監督をしていた日比野

先生、もう一人はW先生。そのうちの一人を無くした。
削除サクジョされました (No.34)
人生は無常だぁ! (No. 33) 
投稿者: 大滝 2016/10/26 17:02:47  
先週土曜から月曜にかけて北海道に行ってきた。法事というのではないけ
ど、北海道の実家にいる姉や叔父も歳をとってきているので、たまには顔
を見せなければと2年に1回亡母の命日に北海道に行くことにしている。

でっ叔父の話、叔父は今年82歳だと。認知が入っていて今年の夏、僕の息
子が北海道を訪れたとき息子を認識できなかったといっていたから、今回

僕を認識できるかなと思っていたんだけど、まぁ大丈夫だった。叔父は僕に
とっては子供の頃から何かと相談相手であり、頼り(もっぱら小遣いだけど)

にもしてきた優しい人だった。でっ、この叔父、認知が進行しているにもか
かわらず、車の運転を止めないと。強制的に止めさせようとするとあの温厚

な叔父が烈火の如く怒るんだと。免許証を取り上げると余計認知が進むと脅
すともいっていたな。姪っ子の話だと、洞爺湖畔の道路を右によれ左によれ

ながら時速80キロ(高速道路ではない。曲がりくねっている一般道)で飛ば
すんだと。だから叔父が車で移動するときは誰かが先に走るようにしている

らしいんだけど、いつもついていくわけにはいかないだろうからそれも何だ
なぁ。

感心するのはその叔父の車に乗る義叔母の度胸だね。死ねば諸共と覚悟して
いるのであれば、よほど叔父は義叔母に愛されているんだな。事故を起こせ

ば他人の生命身体を害することでもあり止めさせたいと思うんだけど、普通
この状態で免許証を更新させるかな。更新させる警察署が問題じゃない?

叔父の今の姿は近い未来の僕の姿だと思った。免許証を取り上げられそうに
なったら、僕もボケてやると脅すと思う。

今回の旅行でその叔父とまとまった話ができたわけじゃない、白髪が増えた
なとか仕事はうまくいっているかとか、切れ切れの話の中にも叔父の優しさ

が伝わってきた。それで帰京するとき、叔父と手を握り合ったとき、もしか
してこれが最後かもしれないと思い不意に涙がこぼれそうになった。

あらためて人生の無常を感じた旅行だった。
削除サクジョされました (No.32)
フラストレーション (No. 31) 
投稿者: 大滝 2016/10/21 18:21:00
先週の土曜日、久しぶりにカラっと青空が見えたので、富士山を見たい
と思い9時過ぎに自宅を出た。出かける時刻が遅かったかもしれない。

県央道から中央高速に入るコースがめちゃ混んでおり、中央道自体も
八王子のインター付近から談合坂まで渋滞マークが出ていたので、

中央道入口をパスし、海老名から東名高速に入って御殿場で降り、山
中湖に向かった。いつもとは逆のコースで遠回りであったけど、比較

的すいており、ドライブは快適であったね。でっ、富士山。いつもだ
と山中湖から見える富士はくっきりしていて感動するんだけど、今回

は富士山全体がピンボケの写真を見ているようで、もうひとつだった
な。天気は良くても空気中の水蒸気が多かったでせいだろうか?それ

でも山中湖畔は、富士山をバックに写真を撮る人でいっぱいだった。
しばらく山中湖でぼっとした後、近くの紅富士の湯に入った。ここは

2階の湯舟から富士山が見えるので気に入っているところ。紅富士の
湯の温湯に2時間ぐらい浸かり、しばらく休憩した後夕方帰宅しよう

と思っていたんだけど、上りの中央道の渋滞が小仏峠を先頭にして
30キロの渋滞と出ていたので河口湖の近くの道の駅「なるさわ」で車中
泊することにした。

でっ、車中泊、昼間は暖かかったんだけど、夜中の寒さには閉口した。
3シーズン用の寝袋に夏用のかけ布団で十分だと思っていたんだけど

見通しが甘かったね。寒さで1時間ごとに目が覚めるんだ。朝方には、
プジョーの前の窓ガラスが凍っていた。ここは雪の降るところだった
のを忘れていた。

翌朝、すっきりしないので、高崎で行われる大学ラグビー早稲田対日体
大を観戦しようと中央道から圏央道、関越道を通って高崎の浜川競技場

に向かった。朝の10時には競技場に着いた。それでも明治と筑波の好
カードも組まれているところから観客が多くて、観客席の半分は埋まっ
ていたね。

でっ、早稲田対日体大、日体大は帝京に0対130で大敗しているので、
まっ、70対0くらいで楽勝するのかと思っていたら、とんでもない、

途中リードされる場面もあり、終わってみれば45対40の辛勝だった。
ゆったり文庫本でも見ながら観戦のはずが、ハラハラドキドキで

「ナニやってんのよ!バーロー!」と思わず口に出たね。明治と筑波の
試合も見たかったんだけど、夕方からプジョーの1か月点検があり、2時

には競技場を出た。それから関越道をひた走って所沢のディーラーに車を
入れたのが午後4時。2日間の行程を知ってプジョーの店長は呆れていたな。

富士見学もすっきりせず、ラグビー観戦もすっきりせず、フラストレーシ
ョンのたまる2日間だった。
正法眼蔵 阿羅漢 (No. 30) 
投稿者: 大滝 2016/10/17 11:40:28
正法眼蔵の「阿羅漢」で道元が説く阿羅漢とは、
「もろもろの煩悩が既に無く、心を悩ませるものも無く、己れを利する
ものをすべて得て、あらゆる束縛が無くなり、心が何時も自由自在にな

った人、つまりすべての人が持っている本来の自己に完全に帰りその本
来の自己のまんまに生死自在の生活できる具体的な人」のことをいうと。

僕の理想はこれです。僕が宗教とか哲学を勉強しているのも、究極的に
このような存在になりたいと思っているからだね。実際は煩悩のかたま

りみたいな存在だと思うけど、若いときと比較して様々なこだわりから
は少しは自由になれているような気がするんだけど。

単純でないのは、こだわりを否定しきることと活き活きと生きることが
矛盾することだね。

いつもいつも同じところをグルグル回っているような気がする。昨日考
えたことと今日考えることが矛盾していることが多いので、もしかして

俺は二重人格か?と思うことも多いね。別にそのことで悩んでいる訳で
はないけど…
珠玉の時 (No. 29)  
投稿者: 大滝 2016/10/12 14:25:28  

おまえは歌うな
おまえは赤ままの花やとんぼの羽根を歌うな
風のささやきや女の髪の毛の匂いを歌うな
すべてのひよわなもの
すべてのうそうそとしたもの
すべての物憂げなものを撥(はじ)き去れ
すべての風情を擯斥(ひんせき)せよ
もっぱら正直のところを
腹の足しになるところを
胸元を突き上げて来るぎりぎりのところを歌え
たたかれることによって弾(は)ねかえる歌を
恥辱の底から勇気をくみ来る歌を
それらの歌々を
咽喉をふくらまして厳しい韻律に歌い上げよ
それらの歌々を
行く行く人々の胸郭にたたきこめ

中野重治

学生の時によく読んでいた中野重治詩集を買ってきた。戦前の
思想弾圧に対して戦った共産主義者中野重治の熱い血が今でも
心を揺さぶられるような気がする。

あまりにも年月が過ぎて僕は老人となった。思想そのものが信
じられなくなったのはいつからであったろうか。何かを安易に

信じることの悲喜劇はこの数十年の学生運動や政治運動の結末
で散々経験してきたことではあるけれど、思想が素直に信じら
れた過ぎ去った日々が今となっては懐かしいと思う。当時悩ん

でいたことが今となっては珠玉の時であったような気がする。
そういう時を過ごしたことをむしろ幸せであったと考えるべき
かもしれない。
削除サクジョされました (No. 28)
削除サクジョされました (No. 27)
正法眼蔵 存在すること (No. 26)
投稿者: 大滝 2016/10/07 09:39:27
南直哉の正法眼蔵(存在するとはどういうことか?)3回目を読み終えた。

南は、例えば死んだ子供(存在していない)に人形を「お供え」することを
例に出して、「お供え」となった人形が指し示すのは、子供の存在それ自体

である。供える行為が、供えられる者を存在させるのだ。そして、この供え
る行為を強いるのが、まさに子供の不在なのである。不在こそが存在する
ことのリアリティを呼び起こす。

おそらく我々は、存在のリアリティを「存在しているまま」には決して受け
止められず、「存在していた」という形でしか自覚できないのだろう。

つまり、存在からずれ、存在を失いながらしか、存在を存在させることが
できない。不在が存在を強いるのである。
中略
自分がいるということも同じである。自己の存在はその不在が呼び起こし、
強いるのである。

死者に人形を供養するように、不在の自己に金を、名誉を、愛を、正義を、
神を、「生きがい」を、果ては「本当の自分を」を供養して、自己の存在を
強いるのだ。

何事であれ、強いられて行うことは苦役である。自己であることそれ自体、
課せられた苦しみなのだ。仏教は私にそれを教えた。

ほとんど、南の「正法眼蔵」論は理解できなかったけれど、上記の論述は
僕にもおぼろげながら理解できた。

正法眼蔵の「現成公安」の中に、「仏道を習うというは、自己を習う也。自
己を習うというは、自己をわするること也」とある。

「自己を忘れる」ということの根源的な意味がそこにあるように思えた。

「正法眼蔵」は、大宇宙の生命を全肯定する書なのだとする高名な老師に
に対して、南は正法眼蔵を「自己」の致命的な困難、不在を存在と錯覚す

ることの悲惨を啓示したものととらえる。全く異端であるけれど、南の
捉え方の方が僕には面白く感ずる。僕も異端なのだぁ!
ラグビーシーズン到来 (No. 25) 
投稿者: 大滝 2016/10/02 21:51:36
大学ラグビーが始まって、スカパーで録画しているのを見ている。ここ
7,8年帝京大が頭抜けているけど、今年はどこの大学が帝京を倒すか楽

しみだね。土日に試合が集中するので、関西の大学まで含めると、この
シーズンは自宅に帰ると、毎日2試合ずつ(つまらないのは早送りする

けど)見ることになるな。今年もやはり帝京は強い。選手の資質もある
と思うけど、やはり、環境とか指導者の力は大きいように思う。

何かをやろうとすると普通のことをやっていてはダメなんだと思う。今年、
早稲田は監督が代わって春は連戦、連敗だった。本当に今までの歴史にない

くらいの大敗続きで今年もダメかと思っていたんだけど。新監督は春は負
けてもいいから体つくりと守備練習しかしなかったとか。攻撃の練習は8
月に入ってからだと。

何かを変えるにはそのくらいやらなければダメだと僕も思う。結果が今年
から出るかどうかわからないけど、今までとは違うという意味では期待で
きるかもしれない。

普通にやっていたら普通に負ける。ラグビーで勝つ組織を作っていくとい
う意味では会社経営と似たところがあるのではないかな。

そういう目で見ると、ラグビーは面白いよ。
労働法研究会 研修旅行 (No. 24) 
投稿者: 大滝 2016/09/27 15:22:47
先週の土曜日、日曜日にかけて労働法勉強会の研修旅行に行ってきた。
富岡製紙場跡、榛名神社、赤城山大沼がメインのコースであったけど、

結構楽しかったね。旅館も良かったんじゃないの。富岡製紙場は依頼し
た案内人の説明がないと、ただ、古い建物というだけで世界遺産として
どこに価値があるのかわからなかったろうね。榛名神社は数ある神社の

中で僕が一番好きな神社で何回か行っているんだけどみんな気に入って
もらえたかな。

旅館岸権もTさんの紹介であったけど、食事もおいしく温泉の泉質も良
かったね。さすが五つ星だったんじゃないの。

みんなの親睦を兼ねた研修旅行だけどホントに楽しいので来年も実施した
と思っています。候補地の希望があれば、来年のことですけど、提案して

みてください。旅館にあった「5つ星の宿」がいいと言っている人もいま
したが…
引き続き正法眼蔵 (No. 23) 
投稿者: 大滝 2016/09/23 17:39:25
南直哉の『正法眼蔵を読む(存在するとはどういうことか)』の3回目を読ん
でいる。数ある解説書の中で、南の解説が一番難しい。言葉使いがいちいち
難しく、例えば、こうだ。

『眼蔵においては、言語機能による概念化によって実体視されてしまったも
のを、その基盤である縁起の次元まで解体する。それはすなわち、自己と世
界、あるいは認識主体と認識対象が、それぞれに存在根拠をもって独立し対
じしているとする考え方からの脱却を意味している。』。

主体と対象の対じは二元論につながるということはわかる。「言語機能による
概念化によって実体視されてしまったものを、その基盤である縁起の次元ま
で解体する」ということの意味がわからない。

こんなわからないことをやっていて何の意味があるんだと思われるかもしれ
ないけど、そこが分かれば、相当わかるということではないかと思いつつ、
今わからなくてもいつか分かればいいと思って読んでいる。

もう一つは、正法眼蔵の文章もそうだけど、南の文章もある種の切れを感じ
させる。同じ人間が考えたこと、僕にもわからないはずはないと思っている
んだけど、最近その自信もなくなっているな。

森進一の「襟裳岬」に
「理由(分け)のわからないことで悩んでいるうち、老いぼれてしまうから、
黙り通した歳月をひろい集めて暖めあおう」という歌詞があるけど、

僕の場合は、「訳のわからないことを考えているうちに老いぼれてしまう」と
いうことになるのかな。
山あれば (No. 22) 
投稿者: 大滝 2016/09/19 21:18:31
山あれば山を観る
雨の日は雨を聴く
春夏秋冬
あしたもよろし
ゆふべもよろし
      山頭火

このところずっと雨が続いている。最近、僕は、人間は本来一人で孤独な
ものだという自覚がなければダメだと思っているから、時々一人で遠出を
したいと思っているんだけどなかなか出かけられないでいるな。

山頭火の句は、「オレでも書けるんじゃないか」と思わせるくらい単純なんだ
けど、これがなかなか書けない。孤独に突き抜けるとああいう句が書ける

かもしれない。山頭火の孤独と僕の孤独は違うと思っているんだけど…

気合いだぁ! (No. 21) 
投稿者: 大滝 2016/09/14 16:04:18
あっという間に時間が過ぎる。平穏無事に日常が過ぎていって何も文句の
つけようはないと思うんだけど、これでいいのかと思うな。

たまには事件でもあってほしいと思っているんだけど、あればあったで夜
も眠れなくなると思うんだけど。人間は贅沢にできているんだね。

結局、人は生きている限りいろいろな障害を乗り越えていくものなのかと
思う。障害に遭っているその時は大変だと思っても後で振り返ると心地よ

い経験に変化していることが多いように思う。生きている限り乗り越えら
れない障害なんてないんだと思う(死さへも)。

ぬるま湯の中にいると精神がふやける。やはり気合いだぁ!と自分にスト
レスを与えて日々を過ごそうと思っている今日この頃です。
神経、繊細です。 (No. 20) 
投稿者: 大滝 2016/09/09 17:49:55
このところ、正法眼蔵関係の本を読んでいるけど、易しく(一般的には全
然易しくはないけど)解説したものから難しく解説したものがあり、1回や

2回読んでも全然わからないということが多いな。それでも少しわかること
があるとそれはそれで楽しいね。

この間セブンイレブンで瀬戸内寂聴さんの法話集を買って読んでみた。実
際の法話を文字にしたものだから、読み物として読むと少し物足りない感
じがしたな。実際に聴いてみたいと思ったね。

僕の興味は、このところ車とか禅に集中しており、休みは遊んでいること
が多いので仕事は仕方なくやっているように思われているかもしれないけ

ど、仕事も全力を集中してやっているので、その点、ゴカイがないように。
そのせいか、1日が終わるとホントにぐったりする。とくに派遣元講習など

で1日しゃべると、全身、肩こり状態のような感じで自宅に帰ってくると
ホントに何もしたくなくなるな。

僕はキホン、ストレスがないと思っているんだけど、それでも講習なんか
があると下痢をするので、ホントは神経が繊細にできているんじゃないか

と思うんだけど、いかがぁ?
労働法研究会 合宿の連絡 (No. 19) 
投稿者: 労働法研究会 2016/09/07 11:01:02
秋の合宿の集合場所等連絡します。

日  時: 平成28年9月24日(土曜日)〜25日(日曜日)
行  先: 富岡製紙工場〜春名神社〜その他
集合時間: 9月24日 AM10:00
集合場所: 高崎駅 西口駐車場
宿  泊: 伊香保温泉 岸権旅館
会  費: 28,000円

平成28年9月24日労働法勉強会研修旅行

9月24日
10時 高崎駅 西口駐車場集合
10時30分高崎駅出発⇒11時富岡製紙工場跡到着 
11時〜12時30分 工場跡見学
12時30分〜13時30分昼食
13時30分 工場跡出発
14時30分 榛名神社到着
14時30分〜16時 榛名神社見学
16時30分 榛名神社出発
17時30分 伊香保温泉岸権旅館到着
17時30分〜19時自由時間
19時〜20時 夕食
20時〜24時 研修

9月25日
7時半〜9時 朝食
9時 岸権出発
10時30分 赤城山山頂大沼到着
10時30分〜12時自由時間
12時〜13時 昼食
13時 赤城山大沼出発
14時30分 高崎駅到着
15時 高崎駅 出発
削除サクジョされました (No. 18)
正法眼蔵 莫妄想(まくもうぞう) (No. 17)
投稿者: 大滝 2016/09/06 00:06:00
正法眼蔵の「仏性」に出てくること。弟子が師に「ミミズが切れて二つ
になり、両頭がともに動いている。そこで疑問、仏性はどちらに頭にあ

るか」という質問したのに対して、師が答えた言葉が「莫妄想(まくも
うぞう)=妄想することなかれ」。弟子、「しかし、動いていますよ」。

師、「ただ是風化のいまだ散ぜざるなり=それは、生命活動を維持する風
や火の元素がまだ分散していないだけのことだ。」

現代文にしても何のこっちゃと思うけども、「莫妄想」と答えた師の感覚
は、なんとなくわかるような気がしてきた。一つ二つどちらにあるかと

考えること自体が二元論、分別的な考え方を前提にしている。仮に右の
頭に仏性ありと答えたところで左の頭に仏性ありもしくは両頭に仏性あ

りとかないとかと答えたところで、何も事態は変わっていない。弟子の
問自体が初めから間違っていたのだなということはわかる。

じゃどう質問したらいいのよ、仏性があるとかないとか考えること自体
妄想していることだとすれば、そんなことは考えるなということか?
従業員教育 (No. 16) 
投稿者: 大滝 2016/08/31 13:38:37
先日社労士試験がありましたが、受験生の皆さん、結果はいかがでしたか?
僕がライセンスの講師をやめてからこの9月で13年になる。13年もたつ
と受験の感覚が忘れてしまうな。

僕は、共生ということをテーマにしているけど、とても理想通りいっている
とはいえないな。顧問先の相談業務については何とか対応しているけど、派

遣協会の相談業務については、ブラックに近い派遣会社とか労働者の風上に
もおけないヒドイ労働者の相談で、思わず「アホか!バーロー!」と怒鳴っ

てしまいそうなことが多くて、気持ちの中では「共生」とは程遠い感じだなぁ。
反省はしていないけど…。

従業員教育もしなければならないと思いつつ先延ばししていたので、今後従業
員に社労士受験のための教育をしていこうかなと考えているところなんだけ

ど(そんな時間あるか?)…もう一度受験勉強し直してみるかなぁ〜。
成長しているぞ〜! (No. 15) 
投稿者: 大滝 2016/08/26 18:41:52
数年前、フランス映画「神々と男たち」という映画を見て震えるほど、
感動し、今でも思い出すだけで涙が出るほどだった。この間、Tさん

と話していて一生で一番感動した映画はと聴かれて、直ちに「神々と男
たち」を推奨した。推奨しただけで涙が出てきたね。

でっ、アマゾンでDVDを取り寄せ、昨日もう一度見たんだけど、前回ほ
どではなかった。前回あれほど感動したのはなぜだろう?前回はおそらく

理屈抜きに見ていた、主人公たちに素直に没頭できた。そして宗教の本
質、幸せとはどういうことか、この映画の意図が明確に理解できたとい
うことで素晴らしいと思ったんだろうな。

諸行は無常である。数年前と自分の置かれている状況も自分の感性も違っ
てきていることを感じている。

これを成長と見るか衰退と見るか?自分は成長と見たいけど…
次回労働法研究会は9月3日です。テーマ等を連絡します。 (No. 14) 
投稿者: 労働法研究会 2016/08/24 10:57:39
日:平成28年9月3日(土曜日)
 時間:午後1:00〜午後5:00
会費:1000円(1回)
資料:民法判例百選(U)債権[第7版](有斐閣)

 副読本として民法(U)債権法第三版(勁草書房)
       

テーマ:第7版84
    因果関係の立証

 副読本:民法2 第25章不法行為
  169   ;因果関係 p457〜460
 171(2);損害額の算定と因果関係 p463〜466
 177(7);医療過誤 p501〜506
     
場 所:九段上集会室 1F 洋室B      
所在地:東京都千代田区九段南2-9-6
                 
交 通:JR・東京メトロ有楽町線・南北線・
    都営新宿線市ヶ谷駅から徒歩15分 
    東京メトロ東西線・半蔵門線・都営新宿線
     九段下駅から徒歩13分
削除サクジョされました (No. 13)
フォード買い替え (No. 12) 
投稿者: 大滝 2016/08/22 15:44:13
フォードが撤退するということで9月には、鶴ヶ島のディーラーが
事業所を閉鎖すると。その後のフォローはどうなるか、まったく連

絡がこないので、鶴ヶ島の事業所に電話して聞いても要領を得ない
んだ。アウディとかプジョーの知っているセールスマンに情報を聞い

たところ、250万くらいするフォードの新車が100万円くらいでバ
ンバン投げ売りしていると。だからアウディのセールスマンは2年

乗った僕のフォードはどんなに頑張っても下取りで70万円以上はつ
けられないと。ガッカリだね。

乗れるんだったらズット乗っていることがベストだけど、ジープのエ
ンジンが壊れた時も正規のディーラーですらさへ、修理するのに2か

月かかったことを考えると、ディーラーがなくなるフォードはどうな
るんだろう。

それで不本意ながら、ホントに不本意ながらフォードを買い替えるこ
とした。それで昨日アウディとプジョーのディラーに行ってもし買い

替えるとしたらと物色していた車に試乗してきた。アウディは品質は
いいけど高い。日本の車だったら100万円台で買える車が300万

以上する。もろもろの費用を加えると四百数十万だと。これは、湘南
の風さんやTさんのようなブルジョア階級じゃないと無理だとあきら

めた。そこでプジョー。出たばっかりのディーゼル車。以前試乗しただ
けで実は気に入っていた車。

そこはオクビにも出さす、それでどうよ?と交渉したところ、下取りは
70万だと。下取りは仕方ない、値引きはどうよと迫ったところ、勘弁し

てと。出たばっかりで会社の方針で値引きはしないことになっているん
だと。店長でもその件に関しては決裁権がないといっていた。

長い付き合いだろう?お客も紹介したよね?ボルボは60万マケルといっ
ているぞと半ば脅したところ、本社と掛け合ってくれて値引きはできない

けど100万円でフォードを引き取るという回答だった。もう少しもったい
つけて時間をかけようかと思ったけど、即契約することにした。

ここのプジョーの店長とは10年来の付き合いだけど、実は1台もそこで買っ
たことはなかったんだ。それでいつかこの店長から買ってやろうと思ってい

た。ホントの本当はフォードを買い替えると決めた時点で初めからプジョー
を買うことにきめていたと思う。

初めから買うつもりでいることがわかると、絶対にマケナイのがディラーだ
からね。

それでこの店長、今まで1台も僕に売ることができなかったのは、自分の力
不足だと言っていた。こういう奴だから僕は気に入っているんだけどね。
削除サクジョされました (No. 11)
白糸の滝 (No. 10)
投稿者: 大滝 2016/08/17 09:41:00
先週の土曜日、シトロエンで朝霧高原、白糸の滝に行ってきた。富士を見
たいということで行ったんだけど、当日は曇っていて、富士山は全く見る

ことはできなかった。それでもお盆ということもあり道路は混んでいたね。
収穫だったのは白糸の滝、一度来たことはあったんだけど、こんどはじっ

くりと見ることができた。白糸の滝周辺は滝から時折降ってくる水煙りで涼
しく、かつ、滝全体に青く黄色く虹がかかっているようで幻想的な感じがし

た。その雰囲気を静かに味わいたかったんだけど観光客が多くて残念だった。
帰りに日帰り温泉の「ゆらり」に入ったんだけど、となりの国民休暇村で

ラグビーの合宿している子供たちが、大挙して入ってきたのでうるさくて
落ち着かないんだ。湯船で泳ぐ、潜る、騒ぐ、モウ知らんふりして蹴っ飛

ばしてやろうかと思ったね。ゆらりでホウトウでも食べて帰ろうかと思っ
たんだけど、食堂も混んでいて帰りの時間が迫っていたので残念ながら

パス。帰りの中央高速、13日だから渋滞は大したことないのでないかと
の目算は見事に外れ、ひどい渋滞だった。午後8時に帰る予定が11時近
くになった。お盆はどこも混む。疲れた〜!
正法眼蔵 (No. 9)
投稿者: 大滝 2016/08/11 18:57:33
正法眼蔵を全巻(もちろん現代訳にしたもの)を通して読もうと思って
今年の年明けから読んでいたんだけど、2割ほどしか進まず、かつ、

内容もほとんど理解できず、理解するためには何回も読むしかないこと
を考えると少なくても30年はかかると思い、悔しいけど全巻読破する
ことをあきらめた。クヤシイ〜!

今まで曹洞宗の僧侶や哲学者の正法眼蔵を解説したものを何冊も読んで
いたので、スラスラ読めると思っていたらこれが大きな間違いだった。

生の原文はとても理解不能で僕が読んで比較的理解したと思われるのは、
著者の理解したものを理解したに過ぎなかったんだな。

正法眼蔵の中の「現成公案」とか「仏性」とか正法眼蔵の根幹となる部分
について、書いている人によってみんな解釈が違うので、原文の漢文を和

訳し現代訳にしたうえで解説したものとして南直哉の「正法眼蔵を読む(存
在するとはどういうことか)」を今読んでいる。南直哉も自分の理解が一

般的なほかの解釈とは違うといっているけど、僧侶である南が哲学者である
ことから、比較的僕にとっては理解しやすいかと思えた。それでも難しいこ

とには変わりはないんだけど、哲学書として読めば、それはそれで面白いと
は思えた。

僕は、理解したことを誰かに説明したいんだけど、人に理解させるために
二元論で説明しなければならず、そもそも、仏教、禅の眼目は、南直哉の

「正法眼蔵〜」によると諸行は無常であり、実体とか本質とかはもとより
ない(これは二元論だから)ものであり、言語以前のものでもあり、

何であるとか何でないとか説明できないものであると(ナンノコッチャ?)。

そうすると、僕が仮に理解したとしても初めから説明することはそもそも
ありえないことなんだ。

巷で出回っている易しく解説してある正法眼蔵の本は、もともと二元論で
説明できないものを二元論で説明しているから、僕には理解できないし、
南に言わせると、「間違っている」ということになる。

僕が訳が分からなくても、道元の正法眼蔵に惹かれるのは、正法眼蔵の文
体の歯切れの良さ、一部でも解れば「ああ、わかった」というそれはそれ
で充実感を感じることができるせいかもしれない。
オリンピック柔道 (No. 8) 
投稿者: 大滝 2016/08/08 10:52:22
リオオリンピックが始まった。面白くてツイ夜更かししてみてしまうんだ
けど、日本の柔道がなかなか金がとれないね。

日本の負けた選手の「金じゃないと、金が取れなくて申し訳ない」いうよ
うなコメントが多いのが僕には気になる。

日本は柔道大国というけど、柔道人口は、例えばブラジルの2分の1だと。
フランスやイギリスよりうんと少ないらしい。その少ない柔道人口のなか

で銅メダルをとることだって大変なことじゃないのかな。実際の試合をみ
ると、メンタルが弱くて負けたというのではなく、外国人の方がはるかに
強く実力で負けている場合が多いように思う。

今までは根性と技術で勝てたかもしれないけど、情報社会で技術はあっと
いう間に世界にいきわたり、根性で何とかなるというレベルではなく素質
でどうしてもかなわない部分もあるんじゃないかな。

だから必要以上に「日本の柔道は金でなければ」なんていう認識は改めた
方がいいと思う。そういう認識が選手の「金じゃないと〜」というコメント

になる。表彰式の場面で日本の選手の態度が勝った外国の選手対してリスペ
クトに欠けて見苦しいのは、そうさせている我々の意識も問題じゃないかと
思うな。


それでも、勝ちは勝ち、負けは負け。日本選手が負けるとツイ「バーロー」
と叫んでしまって僕の意識もいつまでたっても大人になれないんだけど…
人間ドック2 (No. 7) 
投稿者: 大滝 2016/08/03 17:58:03
昨日の午前中、前立腺の精密検査結果を聞きに泌尿器科に行ってきた。
腫瘍マーカーは同じ数値で特にガンであるという兆候はないと。

4か月後に再検査ということになった。再検査もいいけど、じっちゃんの
先生から注射で又採血されるのは御免こうむりたいと思っているんだ。

この間採血されたとき、結構痛くて採血後、注射跡が3センチくらい黒ず
んでいるんだ。僕の想像だとおそらくじっちゃん先生、老眼でよく血管が

見えていないのではないかと思う。ガンよりもそっちの方が恐怖だね。
たまたま用事が入っていなかったので、そのあと人間ドックのMR検査で

耳鼻科で診断を受けることとあったので、午後から耳鼻科にも行ってきた。
今度は比較的若い女性の先生で、単純明快。軽い蓄膿症で薬を2週間くら

い飲むと治るということだった。薬は直ちに効き鼻水とか痰とかが出なく
なった。これだったらもっと早く耳鼻科に行っておくべきだったね。

あと懸念されるのは、脂肪肝と高い血糖値かな。これの対策として甘いも
のを控えなければならないことと運動だと。

運動は歩くの嫌いだし、走るのはこの年では危険すぎるしなぁ。甘いもの
も食べられないとすると、人生の楽しみの一つがなくなるということじゃ
ないの?つまらない老後だね〜。
死生学のススメ (No. 6) 
投稿者: 大滝 2016/08/01 13:20:01 
週刊ダイヤモンド「死生学のススメ」を読んでいる。高村光太郎の辞世の
句が面白い。「一生を棒に振りし男 此処に眠る。彼は無価値に生きたり」。

偉大な彫刻家であり詩人でもあった高村が、死に臨んで前段のように自
分を厳しく評価しているのはどうしてだろう?戦前に戦意高揚の詩を書

いたとかで左翼の論壇から厳しく弾劾されたからであろうか?戦意高揚
という意味では高村よりもっと罪が重いと思われ、同じように弾劾され

た小林秀雄が「誰が反省なんかするか」と開き直っているのとエライ違い
だね。

僕も40歳ぐらい前であれば高村と同じ自己評価したかもしれないと思う
けど、彼らの晩年と同じ年齢になった今、「一生を棒に振りし男…」と自

己評価するのは辛いところがある。今だったら「誰が反省するか!やれ
ることはやってきたわい!」と断然開き直るけど。

もっとも他人に説明するために生きているわけではないから評価なんて
どうでもいいことなんだけどね。
人間ドック (No. 5) 
投稿者: 大滝 2016/07/29 14:12:11
先月受けた人間ドックの結果が出た。D評価とかE評価(専門医の診療
を受ける必要あり)が多く、年をとったらこんなものだと思っていたん

だけど、放っておくわけにはいかないと思ったのは、腫瘍マーカー(PSA)
の異常だね。前立腺がんの疑いがあるということだと思うけど。それで

昨日早速事務所の近くの泌尿器科へいったんだけど、検査するにあたって
オシッコを目いっぱい我慢して、オシッコの出方で判断するんだ。

でっ、オシッコが出るまで、1時間余り水を沢山飲まされたんだけど、検
査のときは膀胱に十分たまらなかったみたいだ。歳とったじっちゃんの先

生が、まっいいかとそのまま超音波検査したんだけど、残尿の量も普通で、
前立腺の肥大もなく、特に異常は見られなかった。ガンかどうかは血液検

査等の結果をみないとわからないということだけど、ガンだったらイヤだ
ね(誰もイヤか)。Bさんにも夜も眠れなかったでしょうと言われたけど、

負け惜しみではなく眠れないほどのことでもないね。70歳以上では2人に
1人はガンになると聞いているから、仮になったとしても僕の中では想定内
だと思っているんだけどね。
削除サクジョされました (No. 4)
実存主義とは何か 2 (No. 3) 
投稿者: 大滝 2016/07/22 10:36:49
サルトルの「実存主義とは何か」2回目読んだ。相変わらず読んだという
だけで、完全に理解したというわけでない。感覚的ではあるけど、ハイデ

ガーと違って僕がなじめないのは、サルトルの実存主義には生の充実では
なく、生の不安をより強く感ずる。自由とは孤独の裏返しであるにしても。
サルトルが、処世訓や金言について、言っていることが面白い。

「処世訓や金言は、第一に、ある行動を天下り的に規定するものである。
サルトルに従えば、人間は自由であり、つねに自分自身の選択によって

行動すべきものである。したがって、処世訓を利用して行動するものは、
実存主義の立場からいうと、きわめて哀れむべき人間である。

第二に、これらの処世訓は、人間を伝統と諦めと事大主義のなかに閉じ
込めようとする。したがって処世訓の利用者は、人間は自分をつねに超

越しなければならないとする実存主義の立場からすれば最も軽蔑すべき
部類に属するわけである。」

まっ、別に実存主義の立場に立たなければならないわけではないから、
余計なお世話だと思うけど、処世訓とか金言に無批判に従って考えない、

思考を停止していることを批判しているのであれば、わからないわけでは
ないと思う。しかし、今回でサルトルはもういいなと思ったね。
下呂温泉 (No. 2) 
投稿者: 大滝 2016/07/19 07:43:58
暑い日が続く。先週末、シトロエンで下呂温泉に行ってきた。派遣協
会が終わってから金曜日の夜11時ころ自宅に出て12時過ぎに談合坂

で車中泊をした。談合坂は深夜であるにもかかわらず、ほぼ満杯状態
であった。シトロエンのベッドメーキングは、ジープの時よりはやは

り簡単で良かったんだけど、数台離れた所に駐車していたキャンピン
グカーが一晩中エンジンをつけていて(これはマナー違反である)眠

れなかった。談合坂の朝はすごい混みようだった。5時半くらいの段階
では入れない車もたくさんあり、休憩できない人もいたのではないかな。

諏訪湖SAまでは、ほとんど満車状態だったね。僕も体調がもう一つだ
ったので、SAごとに休みをとり、旅館には昼の2時過ぎに到着した。

自宅から下呂温泉までは340キロくらい離れており、高速だけだど大し
たことないんだけど、中津川のAS降りてから下呂温泉まで2時間ほど

一般道を走るのでエラク遠い感じがした。旅館は結構期待していたんだ
けど、評判程ではなかったな。お湯は高アルカリで良かったけどね。

翌日は雨。開田高原を回って帰る予定を変更し、下呂の合掌作り村を見
学した。その中に円空記念館があり見学できたのは収穫だった。円空は

岐阜の人だったんだ。円空の荒々しい仏像には強烈な意志を感じる。
ゆっくり公園を見ていたら遅くなり帰りの中央高速は大月から30キロの

渋滞で夕方帰宅予定がなんと午後の11時になってしまった。疲れたぁ
掲示板リニューアル! (No. 1)
投稿者: 管理人 2016/07/16 08:43:14
掲示板をリニューアルいたしました。
これからも「大滝・馬場人事労務研究所の掲示板」をよろしくお願いいたします。